「have the hots for」から「go slow」まで、恋愛の距離感を表す英語表現|『BONES』S02E14で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「have the hots for」から「go slow」まで、恋愛の距離感を表す英語表現|『BONES』S02E14で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、BONES シーズン2 第14話「The Man in the Mansion」に見られる、ブレナンとブースを取り巻く恋愛の駆け引きの英語表現です。ブレナンとサリーの関係が進展していく一方で、ブースは友人のサリーから恋愛相談という形でからかわれる立場に置かれます。

相手との距離をどう詰めるか、あるいはどう見守るか。会話の中で使われる言い回しを見ていきます。

目次

「damaged goods」と「hang in」――動くか、待つかの選択

サリーとの交際について煮え切らない態度のブレナンは、アンジェラのオフィスで恋愛相談を持ちかけます。アンジェラは、相手のタイプ次第で身を引くべきか関係を続けるべきかを、ある対比で示します。

Angela: Damaged goods, you run away; very respectful, you hang in.
(相手が damaged goods なら逃げればいいし、very respectful な相手なら hang in すればいいのよ。)

BONES Season2 Episode14 (The Man in the Mansion)

damaged goods はもともと「傷物の商品」という意味の名詞句で、人に対して使うと「訳ありの人」「過去に何かある人」というニュアンスになります。対する hang in は「そのまま関係を続ける」「踏みとどまる」という意味の句動詞で、逃げ出す(run away)のか留まる(hang in)のか、二択の形で恋愛の判断基準を示している点が印象的です。この会話の流れで、ブレナンは自分から動くという選択肢を口にします。

「have the hots for」と「go slow type」――からかいの中の本音

一方、ブースのオフィスでは、サリーがブースに恋愛相談を持ちかけています。話の流れで、サリーはブースの態度をこう指摘します。

Sully: That is why you need psychiatric treatment, because you have the hots for your partner!
(だから治療が必要なんだって、相棒に気があるからだよ!)

BONES Season2 Episode14 (The Man in the Mansion)

have the hots for は「〜に気がある」「〜に惚れている」という意味のくだけた口語表現で、からかい混じりの会話でよく使われます。ブースが素っ気なく否定した直後、サリーは今度はブレナンの側の距離感についてこう続けます。

Sully: I can tell that Brennan is the go slow type, but you gotta help me out on how slow, because too slow is worse than not slow enough.
(ブレナンは go slow type だってのは分かるんだけどさ、どれくらいゆっくりでいいのか教えてくれよ。ゆっくりすぎるのは、足りないより悪いんだから。)

BONES Season2 Episode14 (The Man in the Mansion)

go slow type は「ゆっくり進めるタイプ」を指す言い回しで、恋愛関係を急がずに時間をかけて進める人の傾向を表しています。同じ「距離感」を扱う表現でも、have the hots for が感情の強さを表すのに対し、go slow type は関係の進め方のペースを表しており、視点の違いが読み取れます。

「make the first move」――自分から動いたことを示す一言

翌朝、ブレナンとサリーが親密な様子でラボに現れると、アンジェラはその変化にすぐ気づきます。

Angela: Oh, you look really happy. You made the first move.
(あら、すごく幸せそうね。あなたから動いたのね。)

Brennan: Well you told me I should!
(だってあなたがそうすべきだって言ったんじゃない!)

BONES Season2 Episode14 (The Man in the Mansion)

make the first move は「(恋愛関係などで)自分から最初の行動を起こす」という意味の言い回しで、待つのではなく能動的に動いたことを端的に伝える表現です。冒頭のアンジェラとの会話で出てきた「自分から動くべきか」という迷いが、この一言で決着を迎える構成になっています。

表現 ニュアンス
damaged goods 訳ありの相手、過去に何かある相手
hang in そのまま関係を続ける、踏みとどまる
have the hots for 〜に気がある、〜に惚れている
go slow type ゆっくり関係を進めるタイプ
make the first move 自分から最初の行動を起こす

まとめ|距離の詰め方を表す英語表現

damaged goods・hang in・have the hots for・go slow type・make the first move は、恋愛関係の中で「動くか、待つか」という判断を描き分ける表現です。からかい混じりの会話から、実際に行動に移す場面まで、ブレナンとブースそれぞれの視点で言葉の選び方が変わっていく様子が見どころです。

同じエピソードの他のコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、場面全体の英語がより立体的に見えてきます。


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