『ビッグバン★セオリー』S06E13 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『The Big Bang Theory』シーズン6 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
The Big Bang Theory
Season 6 Episode 13

『ビッグバン★セオリー』シーズン6第13話「The Bakersfield Expedition」を、英語学習の視点から整理します。コミコンへ向かう男性陣の車が盗まれるというアクシデントと、留守番中の女性陣がアメコミを読み解こうとするやりとりが並行して描かれ、トラブル対応と趣味の会話それぞれで使われる英語表現を確認できます。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

レナード、シェルドン、ハワード、ラージの4人は、コミコン会場へ向かう道中に立ち寄った撮影スポットで、車を盗まれるというアクシデントに見舞われます。徒歩で助けを求めながら、コスプレ衣装のまま道のりを乗り切ろうとする男性陣の姿が描かれます。一方、ペニー、バーナデット、エイミーは、彼氏たちが夢中になっているアメコミを実際に読んでみることにし、内容をめぐって独自の解釈で盛り上がります。トラブルへの対応と趣味への理解、それぞれの場面で使われる英語表現を確認できる回です。同じ「困った状況」でも、男性陣と女性陣とで受け止め方や言葉選びが大きく異なる点にも注目できます。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. be in the mood

意味:〜する気分である、その気がある(否定形 not in the mood で「そんな気分じゃない」)。

Leonard: Please, Sheldon, I am so not in the mood.

(訳:頼むよ、シェルドン、今は本当にそんな気分じゃないんだ。)

車を盗まれ、灼熱の砂漠を歩かされて疲れ切ったレナードが、シェルドンの精神論に付き合いきれずに漏らす一言です。普段は聞き役に回るレナードが、珍しく苛立ちを隠さない場面で使われています。この直後にシェルドンが長々とスタートレック風の演説を始めるだけに、レナードの疲労とのギャップも際立っています。

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2. come home to roost

意味:(過去の悪事や無責任な言動が)巡り巡って自分に返ってくる。

Sheldon: Looks like that rumpled chicken’s come home to roost.

(訳:どうやら、その皺くちゃになったニワトリが、ねぐらに戻ってきたようだね。)

以前スチーマーを買うのを渋ったレナードに、シェルドンが皮肉たっぷりに切り返す場面です。過去の言動が巡り巡って返ってくる状況を、独特の比喩で言い当てています。ニワトリという突飛なたとえを持ち出すところにも、この人物らしい理屈っぽさが表れています。

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3. in broad daylight

意味:白昼堂々と、人目もはばからず真っ昼間に。

Leonard: What kind of a person steals another person’s car in broad daylight?

(訳:白昼堂々と他人の車を盗むなんて、一体どんな人間なんだ?)

車を盗まれた直後、呆然とするレナードがつぶやく一言です。信じられない出来事への率直な驚きが、この言い方に表れています。すぐあとにシェルドンから鍵を車に残していたことを指摘され、被害者のはずが責任を問われてしまう流れにもつながっています。

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4. pick on

意味:(特定の人を)いじめる、繰り返しからかう、目の敵にする。

Penny: Now I feel bad for picking on all those kids.

(訳:今になって、あの子たちをいじめてたのが申し訳なく思えてきたわ。)

子ども時代にオタクの子たちをからかっていたことを、大人になったペニーが振り返る場面です。当時は当然と思っていた行動を、大人になって初めて反省する率直な言い方です。この直後にも当時のいじめを正当化するような言い訳を口にしてしまうところに、素直さと開き直りが同居するペニーらしさが表れています。

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5. street smarts

意味:実地で身につけた世渡りの知恵、世間知、現場での機転。

Penny: Yeah, well, I have street smarts.

(訳:まあ、私には世渡りの知恵があるからね。)

漫画を読み終えるスピードの速さを自慢するペニーの一言です。知識ではなく経験に基づく機転を誇る、ペニーらしい自信の表れです。この後の場面でも同じ言葉が繰り返し使われ、専門知識で押すエイミーたちとの対比を際立たせる決め台詞になっています。

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6. as long as

意味:〜する限り。

Sheldon: As long as we have those things, nothing can stop…

(訳:僕たちにそれらさえあれば、何も止められない……)

車を盗まれ、砂漠の真ん中に取り残された仲間たちを鼓舞しようとするシェルドンの決め台詞です。かっこよく言い切ろうとした直後に、通りすがりの車から罵声を浴びせられて台無しになる、この回らしい落差のある場面で使われています。文の途中で遮られたまま終わるところにも、格好つけたセリフがそのまま台無しになる皮肉が込められています。

7. come back

意味:戻って来る。

Leonard: Come back here!

(訳:戻ってこい!)

目の前で自分の車を盗まれたレナードが、とっさに叫ぶ一言です。焦りと怒りがそのまま言葉になった、反射的な短い命令文として使われています。叫んだところで犯人が止まるはずもなく、その後の展開の頼りなさともつながる場面です。

8. give it a try

意味:試してみる。

Penny: No, we were just wondering why the guys like this stuff so much, so we thought we’d give it a try.

(訳:ううん、彼らがどうしてこんなに漫画を好きなのか気になって、私たちも試しに読んでみようと思ったの。)

漫画専門店に足を踏み入れた理由を、店員のスチュアートに説明するペニーの一言です。彼氏たちの趣味を理解しようとする女性陣の姿勢がうかがえる場面です。冷やかしではなく本気で理解したいという前置きが、この後のアメコミ談義への流れを作っています。この一言をきっかけに、店員のスチュアートも真剣におすすめの一冊を選び始めます。

9. look like

意味:〜のように見える。

Raj: And about three hundred dollars worth of makeup, so this thief could look like anyone right now.

(訳:しかも300ドル分のメイク道具まで盗まれたから、犯人は今ごろ誰にでもなりすませる状態だよ。)

車を盗まれた顛末を警察官に説明するラージの一言です。深刻なはずの被害届の場でも、コスプレ用メイク道具の心配をしてしまうところに、ラージらしいズレたユーモアが表れています。財布や携帯電話よりもメイク道具を先に案じてしまう優先順位にも、この人物らしい視点が表れています。

10. i don’t mind

意味:構わない。

Bernadette: I don’t mind it.

(訳:私は別に気にしないわ。)

大人になってもオタク趣味を続ける夫について尋ねられたバーナデットが答える一言です。呆れながらも受け入れている、この夫婦らしい距離感が表れています。このあとに続く軽口まじりの説明からも、否定はせずに受け止めるバーナデットの度量が伝わってきます。夫の趣味を面白がる余裕のある言い方も、この人物らしい魅力です。

このエピソードの英語学習ポイント

このエピソードは、砂漠に取り残された男性陣がトラブルを乗り切ろうとする展開と、部屋で盛り上がる女性陣の展開が並行して描かれます。in broad daylightやcome back、come home to roostのように、突発的なトラブルへの反応を表す表現が、前半のコミコン道中に集中しています。

一方、street smartsやgive it a try、pick onのように、女性陣の会話には過去の経験や新しい挑戦を語る表現が多く登場します。ペニーが得意げに使うstreet smartsのような言い回しは、専門知識で語るシェルドンの言葉とは対照的な、実感に基づいた表現の典型です。

as long asやi don’t mindのように、短い接続表現や相槌も、この回では場面の空気を大きく左右しています。かっこよく決めようとした一言が状況によって台無しになる場面もあり、表現そのものだけでなく、タイミングや結果まで含めて覚えると記憶に残りやすくなります。

砂漠での男性陣のやりとりと、部屋での女性陣のやりとりを聞き比べると、同じ「トラブルに向き合う」場面でも、深刻さを装う言い方と、あっけらかんとした言い方の両方があることに気づきます。状況に応じてどちらの言い方が選ばれているかを意識すると、フレーズの使い分けがより具体的にイメージできるようになります。

キャラクター別|英語の特徴

レナード|疲れ果てても律儀に付き合う

Leonard: Look at us, Sheldon. We’re the crazy people.

(訳:僕たちを見てみろよ、シェルドン。僕たちの方がおかしいんだ。)

見知らぬ運転手に助けを求めても誰も止まってくれない状況で、レナードが自嘲気味に漏らす一言です。理屈っぽいシェルドンに対して、状況を冷静に見て皮肉る言い方に、レナードらしい現実感覚が表れています。コスプレ姿のまま道端に立つ自分たちの滑稽さを自覚しているところも、この人物の冷静さを物語っています。

ペニー|他人事のように分析する視点

Penny: I don’t know how Leonard can get so caught up in this.

(訳:レナードがどうしてこんなに夢中になれるのか、私にはわからないわ。)

アメコミを読みながら、彼氏の趣味を半ば呆れつつ観察するペニーの一言です。理解できないものを頭ごなしに否定せず、素直に疑問として口にする話し方が表れています。この直後には自分たちも同じアメコミの世界観にすっかり夢中になっていくところも、この回らしい皮肉です。

シェルドン|的外れな精神論で場を仕切る

Sheldon: I hate this planet.

(訳:この星が嫌いだ。)

通りすがりの車から罵声を浴びせられた直後、シェルドンが漏らす一言です。壮大な言い回しで仲間を鼓舞した直後だけに、この短い一言との落差がシェルドンらしいユーモアになっています。宇宙規模の理屈を持ち出していたはずが、最後は子どもじみた一言に落ち着くところも印象的です。

エイミー|心理学者らしい分析視点

Amy: It’s probably because they were bullied growing up.

(訳:たぶん、子どもの頃にいじめられていたからでしょうね。)

男性陣がなぜアメコミに夢中になるのかを、心理学者らしい視点で分析するエイミーの一言です。感情論ではなく背景を推測する話し方に、エイミーらしい冷静さが表れています。理解できないものを切り捨てず、理由を考えようとするところにも、この人物らしい姿勢が見えます。専門用語を使わず平易な言葉でまとめているところも、聞き手を意識した話し方だとわかります。

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