ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S3E2に学ぶ「ask for special treatment」の意味と使い方

ask for special treatment

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』S3E2から、職場や人間関係で自分のスタンスを相手にしっかりと伝えるのに役立つフレーズをご紹介します。

日々の英会話の引き出しを増やしていきましょうね。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

爆発事件の現場に到着したブースとブレナン。車内で焼け焦げた遺体を前に、ブースはブレナンが父親との特別面会を渋っていることについて、引き続き説得を試みています。

Booth: Yeah, behind 2 inch glass. Now you’ll be able to give your old man a hug.
(ああ、2インチのガラス越しのな。これで親父さんをハグできるじゃないか。)
Brennan: I didn’t ask for special treatment, Booth.
(特別扱いなんて頼んでないわ、ブース。)
Booth: That’s because you don’t have to because you are special. And you are gonna tell me – whoa – what happened to whatever the hell is melted to that steering wheel and everything else.
(それはお前が頼む必要がないからだ、お前は特別だからな。それでお前は俺に教えてくれるはずだ…うわっ…あのハンドルやそこら中に溶け付いている一体全体なんだか分からないものに何が起きたのかをな。)
Brennan: Female. Mid 40’s to late 50’s.
(女性よ。40代半ばから50代後半。)
BONES Season3 Episode2 (Soccer Mom in the Mini Van)

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シーン解説と心理考察

検事の計らいによる父親との面会という「特例」に対して、ブレナンは頑なに「ルール通りでいい、そんなことは頼んでいない」と拒絶します。

彼女の徹底した客観性と、身内だからといって優遇されることを嫌う生真面目さが表れていますね。

それに対してブースが「お前は特別だから頼まなくてもいいんだ」と甘く切り返しつつ、目の前の凄惨な事件現場へと強引に話題を戻す、二人のテンポの良い掛け合いが魅力的なシーンです。

フレーズの意味とニュアンス

ask for special treatment
意味:特別扱いを求める、特例を要求する

ask forは「〜を求める、要求する」、special treatmentは「特別扱い、優遇」を意味します。

これらを組み合わせることで、ルールや一般的な対応とは異なる、自分にとって有利な措置を相手に要求する行為を指します。

【ここがポイント!】

英語圏、特にアメリカでは「フェアネス(公平性)」や自立心が非常に重んじられます。

そのため、このフレーズは単に「お願いする」というより、「ズルをして自分だけ得をしようとする」という少しネガティブな響きを持ちます。

だからこそ、ブレナンのように I didn’t ask for…(頼んでいない)と否定形で使うことで、「私は誰の力も借りず、公平なルールの中でやっている」という強いプライドと誠実さをアピールすることができるのです。

実際に使ってみよう!

I know the owner, but I’m not going to ask for special treatment. I’ll wait in line like everyone else.
(オーナーのことは知っているけど、特別扱いを求めるつもりはないよ。みんなと同じように並んで待つさ。)
コネや立場を利用せず、あえて公平な態度を貫きたい時に使える、非常にスマートでかっこいい表現です。

Why does he always get the best shifts? He shouldn’t be asking for special treatment.
(なんでいつも彼がいいシフトをもらえるの?特別扱いを求めるべきじゃないわ。)
職場で特定の人が優遇されていることへの不満を漏らす、海外ドラマのオフィスシーンなどでもよく耳にするリアルな言い回しです。

Please treat me like any other new employee. I don’t want to ask for special treatment.
(他の新入社員と同じように扱ってください。特別扱いは望んでいません。)
新しい環境に入った際などに、周りからの余計な気遣いを断り、対等な関係を築きたいと伝える丁寧なフレーズです。

BONES流・覚え方のコツ

爆発した車の凄惨な現場で、顔色一つ変えずに「I didn’t ask for special treatment.」と言い放つブレナンの毅然とした表情を思い浮かべてみてください。

権力や人情に流されず、事実とルールだけを信じる彼女のキャラクターと結びつけることで、「フェアであることを誇りに思う」というこのフレーズの芯の強さが、すっと記憶に定着するはずですよ。

似た表現・関連表現

expect preferential treatment
(優遇されることを期待する)
preferentialは「優先的な」という少し硬い単語です。ask(自ら要求する)よりも、expect(内心で当然のように期待している)という態度の傲慢さを指摘したい場面で効果的です。

pull strings
(裏で手を回す、コネを使う)
直訳は「糸を引く」で、操り人形を動かすように、権力や人脈を使ってこっそりと物事を自分に有利に進める行為を指す、よく使われるイディオムです。

make an exception
(例外とする、特例を認める)
こちらは要求する側ではなく、ルールを適用する側が「今回だけは特別に許す」と譲歩する際に使われる表現です。

深掘り知識:「VIP treatment」と「Red carpet treatment」

special treatmentは少しネガティブなニュアンスを含むこともありますが、純粋に「素晴らしいおもてなし」を表現したい時はどうすればいいでしょうか?

そんな時は VIP treatment(VIP待遇)や red carpet treatment(レッドカーペットでの待遇、大歓迎)といった表現がよく使われます。

例えば、素晴らしいホテルに泊まった後に “They gave us the red carpet treatment!“(彼らは私たちを大歓迎してくれたの!)と言えば、相手への感謝と感動を伝えることができます。

文脈によってtreatmentの冠につく言葉を変えて、表現の幅を広げてみてくださいね。

まとめ|自立心と公平性を伝える表現をマスターしよう

今回は、人間関係の距離感やルールの適用について、自分の姿勢を相手へしっかりと伝える表現について紐解きました。

特別扱いを求めないという態度は、相手へのリスペクトと自分への自信の表れでもあります。

ドラマの登場人物たちのように、自分の信念や誠実さを言葉にして伝えたい時に、ぜひこの表現を役立ててくださいね。

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