ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S03E05に学ぶ「flesh wound」の意味と使い方

flesh wound

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』S03E05から、海外ドラマや映画でよく耳にする「flesh wound」をご紹介します。

少しユニークな表現なので、一緒に楽しく英会話の引き出しを増やしていきましょうね。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

まずは、今回のフレーズが登場するシーンを見てみましょう。

事件解決後、ワンダーウーマンの衣装を着たブレナンと、オタク風のメガネをかけたブースが並んで語り合うシーンです。

今日の過酷な任務を「最悪のデート」に例えながら、捜査中のトラブルを軽口で言い合うユーモアたっぷりのやり取りです。

Booth: Clark Kent.
(クラーク・ケントだ。)
Brennan: Yes. We could be Wonder Woman and Clark Kent after a really, really bad date.
(ええ。本当に、本当に最悪なデートの後のワンダーウーマンとクラーク・ケントね。)
Booth: Yeah, bad date because you shot me.
(ああ、君が俺を撃ったから最悪なデートだ。)
Brennan: It was only a flesh wound. And you dropped me on my head.
(ただのかすり傷だったじゃない。それに、あなたは私を頭から落としたわ。)
Booth: After you shot me. Okay, I think I got you on this one. Okay, Wonder Woman?
(君が俺を撃った後にな。よし、この件は俺の勝ちだな。だろ、ワンダーウーマン?)
BONES Season3 Episode5 (Mummy in the Maze)

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シーン解説と心理考察

相棒を誤射してしまうという大惨事すら「ただのかすり傷」と一蹴してしまうブレナンの強気な態度と、それに呆れつつも全く怒っていないブースの懐の深さが際立ちますね。

普通なら大喧嘩になるシチュエーションを、「最悪のデート」という冗談で包み込み、お互いのミスをからかい合える関係性は、二人の間に築かれた強固な信頼の証拠です。

フレーズの意味とニュアンス

flesh wound
意味:かすり傷、浅手、命に別状のない傷

fleshは「(人間や動物の)肉、筋肉」、woundは「(刃物や銃砲による)怪我、負傷」を意味します。

直訳すると「肉の傷」となりますが、これは骨や内臓といった致命的な部分には達しておらず、表面の肉の部分だけで済んだ「浅い傷」であることを表しています。

医療現場はもちろんのこと、映画やアクションドラマで頻繁に登場するお決まりの表現です。

【ここがポイント!】

ネイティブは物理的な怪我に対してだけでなく、日常の「ちょっとした失敗」や「心のダメージ」に対する比喩としてもこの言葉を好んで使います。

「致命傷じゃないから全然平気!」という、少しの強がりやユーモアを含んだポジティブでタフな響きを持つのが最大の特徴です。

実際に使ってみよう!

それでは、日常会話での使い方を例文で確認していきましょう。

Oh no, I spilled coffee on my new shirt! Well, it’s just a flesh wound.
(あーあ、新しいシャツにコーヒーこぼしちゃった!まあ、ただのかすり傷みたいなものよ。)
ちょっとした不運に見舞われた時、落ち込まずに「これくらい平気!」と自分を励ましたり、周りを笑わせたりするのにとても便利な言い回しです。

The project got delayed by a day, but it’s only a flesh wound. We can easily catch up.
(プロジェクトが1日遅れちゃったけど、かすり傷に過ぎないわ。簡単に取り戻せるわよ。)
仕事で小さなトラブルが起きた際、チームの空気を明るく保ちたい時にぴったりです。余裕のある大人の対応としてサラッと使えると格好いいですね。

Don’t worry about the typo in the email. It’s merely a flesh wound.
(メールの打ち間違いなんて気にしないで。ほんのかすり傷よ。)
小さなミスをして落ち込んでいる同僚や友人を、「致命的な問題じゃないから大丈夫よ」と優しく、かつユーモアを交えて慰める時に活躍するフレーズです。

BONES流・覚え方のコツ

ブレナンが銃で撃ったという重大な事実を「骨(Bones)には達してない肉の傷(flesh)だからセーフ!」と理屈っぽく主張する様子を想像してみてください。

深刻な状況をあえて軽く見せる「強がり」のスパイスとして「flesh wound」をイメージすると、ネイティブらしい感覚がスッと身につきますよ。

似た表現・関連表現

「flesh wound」と似たニュアンスを持つ表現も一緒に覚えてしまいましょう。

scratch
(ひっかき傷、かすり傷)
flesh woundが大げさな響きを持つのに対し、こちらは文字通り「引っかいた程度の日常的な小さな傷」を表します。紙で指を切った時などにはこちらを使います。

minor injury
(軽傷)
ニュース報道や病院などで使われる、客観的でフォーマルな表現です。flesh woundのような「平気だよ!」という感情的なニュアンスは含まれません。

fatal wound
(致命傷)
flesh woundの完全な対義語です。fatal(命に関わる)という単語がつくことで、取り返しのつかない深刻なダメージであることを示します。

深掘り知識:名作映画から生まれたネットミーム

It’s just a flesh wound.(ただのかすり傷だ。)」というフレーズを聞いて、イギリスの伝説的コメディ映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』を思い浮かべるネイティブは少なくありません。

劇中、両腕を切り落とされた騎士が強がってこのセリフを放つシュールなシーンが大ウケし、現在でも「明らかに大ダメージなのに強がっている状況」を表すネットミームとして定着しています。

セリフが文化として根付いている背景を知ると、英語学習がさらに楽しくなりますね。

まとめ|ユーモアでピンチを乗り切る表現

今回は、海外ドラマらしさ満点のフレーズ「flesh wound」をご紹介しました。

物理的な傷だけでなく、日常のちょっとした失敗やトラブルも「かすり傷だ!」と笑い飛ばせるようになれば、英語でのコミュニケーションがもっと豊かで楽しいものになります。

ぜひ、少し大げさなトーンで使ってみてくださいね。

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