「off and on」と「get a feel for」で学ぶ、住み始めの期間を伝える英語|『メンタリスト』S02E05で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「off and on」と「get a feel for」で学ぶ、住み始めの期間を伝える英語|『メンタリスト』S02E05で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン2第5話は、幽霊屋敷とも噂される洋館で命を落とした男性をめぐる事件を追う回です。今回は、亡くなった夫の妻への聴取シーンに登場する「off and on」と「get a feel for」という表現から、新しい家に住み始めるときの過ごし方を伝える言い回しを読み解きます。

淡々とした事実確認のやり取りの中に表れる、住まいへの向き合い方に目を向けていきます。

目次

「off and on」-断続的に、を伝える表現

CBIのオフィスでは、亡くなった夫の妻への聴取が進められています。捜査を主導する側からは、夫がベックワース邸にどのくらいの間滞在していたのかが尋ねられます。

How long had your husband been staying at Beckworth mansion, Mrs. Foster?
(夫はベックワース邸に、どのくらいの間滞在されていたのですか、フォスターさん。)

The Mentalist Season2 Episode5 (Red Scare)

この問いを向けているのは、聴取を主導する捜査官です。誰が話しているかを断定できるだけの根拠はありませんが、事実関係を淡々と積み上げていく口調は、この場面を通じて一貫しています。これに対して、未亡人は次のように答えます。

Off and on for about three weeks, since we closed on it.
(家を買ってから3週間ほど、断続的にです。)

The Mentalist Season2 Episode5 (Red Scare)

off and on は「断続的に」「途切れ途切れに」という意味の表現です。onとoffという正反対の状態を並べることで、ある行動が続いたり止まったりを繰り返す様子を簡潔に表せます。ここでは、家を購入してからの3週間、夫が毎日ではなく時々その家に滞在していたことを、この一言で説明しています。forで期間を、sinceで起点を添えれば、いつからその状態が続いているかも合わせて伝えられます。語順を入れ替えたon and offという形も同じ意味で使われ、どちらも会話ではよく耳にする並びです。It’s been raining off and on all day.(一日中、雨が降ったりやんだりしている)のように、天候の変化や作業の中断・再開など、幅広い場面に応用できる言い回しです。

「get a feel for」-空気をつかむための時間

なぜそのような断続的な滞在の仕方をしていたのかを尋ねられると、未亡人はさらに説明を続けます。

To get a feel for the house before he worked on it.
He said you should spend a month in a house before you thought about changing it.
(家に手を入れる前に、その家の空気をつかむためです。家を変えようと考える前に、1か月はその家で過ごすべきだと、夫は言っていました。)

The Mentalist Season2 Episode5 (Red Scare)

get a feel for 〜 は「〜の感触をつかむ」「〜の勝手を覚える」という意味の表現です。数値や言葉では説明しきれない、場所や物事の雰囲気・調子をじかに体験して理解する、というニュアンスを持っています。新しい職場のget a feel for the job(仕事の勝手をつかむ)や、新しい街のget a feel for the neighborhood(街の雰囲気をつかむ)のように、幅広い場面で応用できる表現です。手を加える前にまずその場に身を置いて感触を確かめる、という考え方が、この一言に集約されています。

似たような場面で使われる表現には、なじみ方の度合いに応じたいくつかの違いがあります。

表現 ニュアンス
get a feel for 〜 感触・勝手をじかにつかむ、体験を通じた理解
get used to 〜 慣れる、繰り返しの中で違和感がなくなる
settle into 〜 落ち着いて根を下ろす、生活の一部になる

この場面での夫の考え方は、いきなり慣れよう(get used to)としたり、すぐに根を下ろそう(settle into)としたりするのではなく、まずは感触をつかむ(get a feel for)段階を大切にする姿勢だったことが読み取れます。

まとめ|住まいに向き合う時間を表す英語

off and onは断続的な行動の繰り返しを、get a feel forは物事の感触をじかにつかむ過程を表す表現です。新しい住まいに馴染むまでの時間の過ごし方にも、こうした英語の言い回しが自然に使われています。

次回も『メンタリスト』の会話から、日常のニュアンスが伝わる英語表現を見ていきましょう。

このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次