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『メンタリスト』シーズン2エピソード14は、チョウの旧友をめぐる事件の回ですが、冒頭にはチョウの友人エリスがチームの面々に紹介される、初対面ならではの場面もあります。今回は、名前を言い当てて挨拶を交わすやり取りから、「It’s a pleasure」と「embarrassing questions」という言い回しに注目し、初対面の場を和ませる英語を読み解きます。
自己紹介の掛け合いから軽口へと移っていく、テンポのよいやり取りを見ていきます。
「It’s a pleasure」-名前を言い当てて交わす挨拶
チョウを訪ねてきた友人エリス・チェイが、居合わせたリズボンとリグスビーに初めて紹介されます。まずエリスが自分から名乗ります。
Elise: I’m a friend of his. Elise Chay.
(「彼の友人です。エリス・チェイといいます。」)Lisbon: Elise, yes. Yeah, I’m Theresa Lisbon. Cho’s talked about you.
(「エリスね、そう。私はテレサ・リズボン。チョウから話は聞いてるわ。」)Elise: It’s nice to meet you. You must be Rigsby.
(「はじめまして。あなたがリグスビーね。」)Rigsby: Oh, hey. Wayne. It’s a pleasure.
(「ああ、どうも。ウェインです。よろしく。」)The Mentalist Season2 Episode14 (Blood In, Blood Out)
It’s a pleasure は「よろしく」「お会いできて光栄です」に近い、初対面の挨拶として使われる定番表現です。It’s nice to meet youよりもややあらたまった響きがあり、フルネームを名乗り合ったあとの一言としてもよく使われます。単独でIt’s a pleasure.と言い切る形のほか、It’s a pleasure to meet you.のように動詞を添えてより丁寧にすることもできます。エリスが「あなたがリグスビーね」と先に名前を言い当てたのに対し、リグスビーが下の名前「ウェイン」を添えて答えているところに、初対面ながらも打ち解けた空気が表れています。
「embarrassing questions」-軽口とさりげない締めくくり
しばらく歓談が続いたあと、リグスビーとみられる人物が軽口を挟みます。
Yeah, we were just getting to the embarrassing questions.
(ちょうど恥ずかしい質問に差し掛かるところだったんだ。)The Mentalist Season2 Episode14 (Blood In, Blood Out)
get to the embarrassing questions は「立ち入った質問に差し掛かる」という意味で、初対面の相手に根掘り葉掘り尋ねるような場面をからかい混じりに表す言い方です。深刻な響きはなく、その場を和ませる軽口として機能しています。続けてチョウが食事の約束を理由に場をまとめ、エリスが丁寧に会話を締めくくります。
Cho: And that’s why we’re leaving. Our reservation’s at 8:00.
(「だからもう行くところだ。予約は8時なんでね。」)Elise: Well, it was nice meeting you all. Have a good night.
(「それじゃ、皆さんに会えてよかったです。おやすみなさい。」)The Mentalist Season2 Episode14 (Blood In, Blood Out)
that’s why we’re leaving は「だからもう行く」と、理由を添えてその場を切り上げる言い方です。it was nice meeting you all は複数人に向けた別れの挨拶で、It’s nice to meet youの過去形にallを添えることで、その場にいた全員への挨拶になっています。名乗り、軽口、締めくくりという短いやり取りの中に、初対面の場を自然に和ませる英語の型が詰まっている場面です。
まとめ|初対面の場を和ませる挨拶と軽口の英語
It’s a pleasureは名乗り合ったあとの丁寧な挨拶で、embarrassing questionsは立ち入った質問をからかう軽口です。これらの表現からは、初対面の緊張をほぐしながら会話を運ぶ言葉の選び方が見えてきます。
『メンタリスト』のこうした何気ないやり取りにも、これからも目を向けていきます。
このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。


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