ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S3E15に学ぶ「wave in A’s face」の意味と使い方

wave in A's face

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は大人気法医学ドラマ『BONES』から、日常会話でちょっとした嫌味やからかいを含めて使えるユニークな表現をご紹介しますね。
楽しく英語のニュアンスを掴んでいきましょう!

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

研究所のメンバーたちが、去っていったザックの残した私物を整理している切ないシーンです。
箱の中から出てきた数々の思い出の品は、実はすべて仲間たちが過去に彼へ贈ったプレゼントでした。

ホッジンズがかつて自分が贈った本を見つけ、当時のザックの様子を少し呆れながら振り返ります。

Cam: Oh, I got him that.
(ああ、それ私が彼にあげたの。)

Hodgins: Yeah, thanks. He waved that in my face every day. Pocket Kama Sutra. I gave him this so he’d stop asking Booth sex questions.
(ああ、ありがとう。あいつ、毎日僕の目の前でそいつをちらつかせてたよ。ポケット版カーマ・スートラだ。ブースに性の質問をするのをやめさせるためにあげたんだ。)

Booth: Got Zack this before he went to Iraq.
(イラクに行く前のザックにこれをあげたんだ。)
BONES Season3 Episode15 (The Pain in the Heart)

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シーン解説と心理考察

突然の別れとなり、いなくなってしまったザックの私物を整理するという悲しい場面ですが、彼が仲間からの贈り物をどれほど大切にしていたかが伝わってきて胸が締め付けられます。

ホッジンズは、自分が冗談半分で贈った本をザックが真顔で毎日見せびらかすように「ちらつかせていた」日々を思い出し、憎まれ口を叩きながらも寂しさを滲ませていますね。

フレーズの意味とニュアンス

wave in A’s face
意味:Aの目の前で(物を)ちらつかせる、見せびらかす、自慢する

直訳すると「Aの顔の前で振る」となります。物理的に物を目の前でヒラヒラと振る動作を表すのはもちろんですが、そこから派生してよく使われる意味があります。
「これ見よがしに見せつける」「自慢する」「嫌味を言う」といった心理的なニュアンスを含んで使われることが多い表現です。

【ここがポイント!】

ネイティブがこのフレーズを使う時、単に物を見せているだけでなく「相手の反応を楽しんでいる」または「相手を少し挑発している」というコアイメージがあります。

ポジティブな自慢話というよりは、相手をからかったり、イラッとさせるような勢いを持つことが多いのが特徴です。

実際に使ってみよう!

I got a promotion, but I don’t want to wave it in his face.
(昇進したけれど、彼の前でそれを自慢するようなことはしたくないな。)
[解説]昇進という事実を、これ見よがしにアピールしないでおこうという配慮を表す例文です。形のない「事実」に対しても使えるのがポイントです。

She waved the concert tickets in my face.
(彼女はコンサートのチケットを私の目の前でちらつかせた。)
[解説]物理的にチケットを振って「いいでしょ〜」と自慢している情景が目に浮かぶ例文ですね。日常のちょっとした自慢によく使われます。

Don’t wave your success in my face!
(成功したからって、私に見せびらかさないでよ!)
[解説]相手の自慢げな態度に対して、少し不満や怒りを感じている時に使えるリアルな表現です。感情的な勢いがよく表れています。

BONES流・覚え方のコツ

ホッジンズの顔のすぐ近くで、ザックが無表情のまま本をヒラヒラと振っている光景を想像してみてください。

少し鬱陶しいけれど憎めない、そんな「ドヤ顔」のイメージとセットにすると、このフレーズが持つ「からかい・見せびらかし」のニュアンスが記憶に定着しやすくなりますよ。

似た表現・関連表現

flaunt
(意味:見せびらかす、誇示する)
wave in A’s faceが動作を伴うことが多いのに対し、flauntは財産や能力などを「これ見よがしに誇示する」という態度そのものを指すフォーマルな単語です。

show off
(意味:見せびらかす、いいところを見せる)
日常会話で最もよく使われるカジュアルな表現です。物だけでなく、自分のスキルや才能をアピールする時にも幅広く使えます。

rub it in
(意味:痛いところを突く、嫌味を言う)
相手が失敗したことや気にしていることを、わざと何度も蒸し返して「塩を塗る」ようなニュアンスを持つ表現です。

深掘り知識:パーソナルスペースと英語の距離感

英語圏の文化では、相手の「face(顔周辺の空間)」は非常にパーソナルな領域(パーソナルスペース)として認識されています。

そのため、in someone’s face という表現には、「対立的」「攻撃的」あるいは「遠慮がない」というニュアンスが含まれます。
今回の wave in A’s face も、あえて相手のパーソナルスペースに踏み込んで物を振るという「図々しさ」が、関係性の近さや、ちょっとした嫌味っぽさを表す鍵になっています。

文化的な距離感を意識すると、英語のニュアンスがより深く理解できますね。

まとめ|相手との距離感が伝わる生きた英語

今回は、物をちらつかせたり自慢したりする時に使える「wave in A’s face」をご紹介しました。

単語帳だけではなかなか出会えない、ドラマならではのリアルな温度感を持ったフレーズですね。
ぜひ情景を思い浮かべながら、声に出して練習してみてくださいね。

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