「meet up」の意味と使い方|『ビッグバン★セオリー』S12E04で学ぶ英会話

「meet up」の意味と使い方を解説

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

しばらく疎遠になっていた相手から、思いがけずメールで連絡が来て、少し身構えてしまった経験はありませんか。

そんな場面にぴったりの「meet up」を、『ビッグバン★セオリー』シーズン12第4話の前半、旧友タムからのメールをエイミーがシェルドンに伝える場面から、一緒に見ていきましょう。

目次

「meet up」の意味とニュアンス

meet up
意味:(約束して)会って落ち合う

meet upは、単に「会う」を意味するmeetに、副詞のupが加わった口語表現です。日常会話で頻繁に耳にするフレーズのひとつです。upには「完了・到達」のイメージがあり、連絡を取り合った末に実際に顔を合わせるという達成感を表しています。この小さな一語が、意味の重心を大きく動かしています。単なるmeetが偶然の遭遇にも予定された面会にも使えるのに対し、meet upは事前に約束や連絡があった上で、特定の場所や時間に落ち合うという文脈で使われることが多い表現です。

友人と久しぶりに再会する約束をする場面や、出張・旅行のついでに誰かと落ち合う場面、SNSやメールで軽く「今度会おうよ」と誘う場面など、日常のさまざまな場面で耳にする表現です。堅苦しさのない口語的な言い回しなので、フォーマルな会議の設定にはあまり使われません。似た響きの表現に比べても、meet upは待ち合わせという行為そのものにまっすぐ焦点を当てているため、誘いの言葉として口にしたときの座りがよいという特徴があります。誰かを誘う側にとっても誘われる側にとっても、身構えずに使える気軽さが、この表現の使い勝手の良さを支えています。

【ここがポイント!】

  • 「meet up」の核は、連絡を取り合った末に実際に落ち合うという達成のイメージ
  • meetだけでは表せない「約束して顔を合わせる」ニュアンスをupが加えている
  • 友人同士の軽い誘いによく使われ、フォーマルな場では別の言い方を選ぶのがコツ

『ビッグバン★セオリー』S12E04のシーンで見てみよう

意味を押さえたところで、実際のドラマシーンを見ていきましょう。

エイミーのもとに、シェルドンの旧友タムからメールが届きます。名前を聞いた瞬間のシェルドンの反応に、二人の間に何かあったことがうかがえる中、エイミーがメールの内容を読み上げていきます。

Amy: Oh, you got an email from someone named Tam.
(あら、タムって人からメールが来てるわよ。)

Sheldon: Tam? What does he want?
(タム? 彼は何の用だ?)

Amy: Uh… Looks like he’s coming to give his son a tour of Caltech. He’s hoping you guys could meet up.
(えっと…息子さんにカリフォルニア工科大学を案内しに来るみたい。あなたたちに会えたらと思ってるって。)

Sheldon: He would like that, wouldn’t he?
(彼はさぞかしそう望むだろうね。)

Amy: Well, that is the gist of the email.
(まあ、それがメールの要点ね。)

The Big Bang Theory Season12 Episode4 (The Tam Turbulence)

Amazon Prime Videoで見る ※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)

シーン解説と心理考察

「タムって人からメールが来てるわよ」というエイミーの一言に、シェルドンは「タム? 彼は何の用だ?」と硬い声で聞き返します。名前を耳にしただけで警戒を強めるような反応から、二人の間に浅くない事情があることが伝わってきます。

エイミーが「息子さんの案内で会えたらと思っている」というメールの趣旨を伝えると、シェルドンは「彼はさぞかしそう望むだろうね」と皮肉めいた調子で返します。素直に懐かしさを示すのではなく、あえて距離を置いた言い方を選ぶところに、旧友との間に消化しきれていない感情が残っていることが表れています。淡々とメールの内容だけを読み上げるエイミーの受け答えからは、シェルドンの様子を静かに見守っている印象も伝わります。深く踏み込んで問いただすのではなく、メールの文面をそのまま伝えるだけにとどめるエイミーの姿勢そのものが、夫の複雑な感情に配慮している証といえます。

『ビッグバン★セオリー』流・覚え方のコツ

meet(会う)にup(上向き・到達)が加わることで、離れた場所にいた二人が矢印のように近づいて、ぴたりと落ち合う瞬間を思い浮かべてみましょう。ただの「会う」よりも、約束を経て実際に顔を合わせる瞬間の重みが強調されます。

タムからの申し出を伝えられたシェルドンが浮かない反応を見せていたように、meet upという言葉自体は前向きな響きを持ちながらも、誰と会うかによって受け取り方は大きく変わります。矢印が近づいていくイメージを、会いたい相手にも気が重い相手にも当てはめて考えてみると、この表現の幅広さが感じ取れます。同じ一言でも、心待ちにする再会と、気の進まない再会の両方にそのまま使える柔軟さこそが、meet upという表現の懐の深さだといえます。

例文で覚える「meet up」

友人との再会や待ち合わせの場面で活躍するmeet upを、3つの例文で確認していきましょう。

Let’s meet up for coffee sometime next week.
(来週あたり、コーヒーでも飲みながら会おうよ。)
友人を気軽に誘う日常会話です。sometimeを添えることで、日程を厳密に決めない柔らかい誘い方になります。

We used to meet up every Friday after work.
(以前は毎週金曜、仕事終わりに集まっていたものだ。)
過去の習慣を振り返る場面です。usedを使うことで、今は続いていない習慣であることが伝わります。

A: Are you free this weekend? B: Yeah, let’s meet up somewhere downtown.
(A:今週末、時間ある? B:うん、街中のどこかで会おうよ。)
週末の予定を相談する会話です。具体的な場所を決めずにsomewhereと言うところに、気軽な誘いのニュアンスが出ています。

あわせて覚えたい関連表現

catch up
(近況を語り合う)
meet upが会うという行為そのものに焦点があるのに対し、catch upは会った後に近況を報告し合う内容に焦点があります。

get together
(集まる)
meet upが2人程度の待ち合わせにも使いやすいのに対し、get togetherは複数人が集まるカジュアルな集まりを指すことが多い表現です。

run into someone
((人に)偶然出会う)
meet upが事前に約束して落ち合うのに対し、run into someoneは予定していない偶然の遭遇を指します。

Note|meet up と meet の違いに見る、upが加わる意味

meet upとmeetは、どちらも「会う」と訳されがちですが、実際にはニュアンスに違いがあります。

meetは単独でも「会う」という意味を十分に果たせる動詞です。初対面の挨拶にも、会議への出席にも、偶然の遭遇にも使える懐の広い単語です。一方でmeet upは、事前に連絡を取り合い、約束をした上で特定の場所に落ち合うというプロセスを含んでいる点が特徴です。単に「meet at the office」と言えば会議室で顔を合わせることを指しますが、「meet up after work」と言うと、仕事終わりに約束して落ち合うという、より私的で自発的なニュアンスが加わります。upという小さな一語が、事務的な面会とカジュアルな待ち合わせを分ける境界線になっているといえます。

今回のシーンでも、タムがシェルドンたちに求めていたのは単なるmeetではなく、あらためて連絡を取り合った上での再会、つまりmeet upでした。名前を聞いただけで身構えたシェルドンの反応からも、このmeet upが単なる事務的な面会ではなく、個人的な意味合いを持つ申し出だったことが伝わってきます。長らく疎遠だった相手からのmeet upの申し出は、単なるスケジュール調整以上に、過去の関係と向き合うきっかけそのものになり得るという点も見逃せません。

小さな一語が、会うことの重みを変えることもあります。

まとめ|約束して落ち合う、その一言

meet upは、連絡を取り合った末に実際に顔を合わせる、そんな場面で使われる口語表現です。

友人との再会や待ち合わせを提案する場面で、meetだけでは伝えきれない「約束して落ち合う」というニュアンスを添えられる表現です。

旧友タムからの申し出を淡々と伝えるエイミーと、皮肉交じりに応じるシェルドンのやり取りには、名前ひとつで揺れ動く旧友との距離感がにじんでいました。過去の関係にどんな事情があっても、meet upの一言は再びその糸を結び直すきっかけになり得ます。誰かと会う約束をするときに、表現の引き出しに加えてみてください。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



おすすめ記事
日常英会話を学びたい方におすすめの海外ドラマはこちら
「meet up」のような、日常で使いやすい英語表現をもっと学びたい方におすすめです。
日常英会話が学べる海外ドラマを見る

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次