「どういう知り合い?」と聞かれたら、英語で何と返す?|『フレンズ』S02E21で学ぶ英会話

『FRIENDS』コラム: 「どういう知り合い?」と聞かれたら、英語で何と返す?|『フレンズ』S02E21で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『フレンズ』シーズン2第21話では、フィービーが実の父親に会おうと、その家を訪ねます。父親は家におらず、フィービーは家にいた女性と、父親と同じ名前の若者から、父親とどういう関係なのかを尋ねられます。

会ったばかりの人に関係を聞かれると、どこまで話すか迷うものです。関係を尋ねる問い、言い切らずに答える返し方、また話す約束の言葉を、3つの場面から見ていきます。

目次

「How do you know ~?」で関係を尋ねる

フィービーは父親の家に、預かっていた犬を返しに来ます。犬を受け取った女性に、フィービーは父親のことを聞きます。

Phoebe: Sure. Um, is-is Frank home?
(どういたしまして。えっと、フ、フランクはいますか?)
Mrs. Buffay: How do you know Frank?
(フランクとはどういう知り合い?)
Phoebe: Just from a-from a long time ago. Is he here?
(ただ、その、昔からの。いますか?)
Mrs. Buffay: Frank?
(フランク?)
Phoebe: Oh, okay. Um, I mean Frank senior.
(あ、なるほど。えっと、フランク・シニアのほうです。)
Friends Season2 Episode21(The One with the Bullies)

How do you know ~? は、直訳すると「どうやって〜を知っているの?」ですが、ここでは「〜とはどういう知り合い?」と関係を尋ねる問いです。知らない人が家族の名前を口にしたときなど、相手と知り合いになった経緯を聞くときに使われます。答えには、From work.(仕事で)や We went to school together.(学校が一緒だった)のように、出会った場面を言うことが多いとされます。

フィービーの Just from a long time ago. は、「ただ昔からの」と、経緯をぼかした答え方です。just を前に置くと、「特に詳しく話すほどのことではない」という響きになります。

女性が名前を呼ぶと、出てきたのは若者でした。フィービーは I mean ~ を使って、探しているのはフランク・シニア、つまり父親のほうだと言い直します。I mean は「つまり」「いや、そうじゃなくて」と、言葉を訂正するときにも使われる言い方です。父親はこのとき家にいませんでした。

「Just genetically.」言い切らずに関係を伝える

フィービーが帰ろうとすると、若者が追いかけてきて、同じ問いを口にします。若者は父親と同じ名前のフランク・ジュニアです。

Frank: Hey, lady. Hey, wait up.
(ねえ、そこの人。ちょっと待って。)
Frank: How do you know my dad?
(うちの親父とはどういう知り合い?)
Phoebe: Um, well, I don’t really. Just genetically.
(えっと、まあ、知り合いってわけじゃないの。遺伝的にってだけ。)
Phoebe: He’s…kind of my dad too.
(彼は……私のパパでもある、みたいな。)
Frank: Heavy.
(重いな。)
Phoebe: Yeah.
(うん。)
Friends Season2 Episode21(The One with the Bullies)

フィービーの I don’t really. は、How do you know ~? の know を受けて「実は知っているわけではない」と返す形です。そのあと Just genetically. と、「血のつながりがあるだけ」という一語で関係を伝えています。kind of ~ は「〜みたいなもの」と言い切りを和らげる言い方で、ここでは大事な事実を少しずつ明かす働きをしています。

フランク・ジュニアの Heavy. は、「(話が)重いな」という反応です。くだけた場面で、受け止めるのに時間がかかる話を聞いたときの一言として使われます。

このあと、フランク・ジュニアは父親の思い出を少し話し、二人はこう言葉を交わします。

Phoebe: I don’t know what to do with that.
(その話、どう受け止めたらいいのか分からない。)
Frank: Me neither.
(俺も。)
Frank: So, you’re, like, my big sister?
(じゃあ、あんたは俺の姉さんってこと?)
Phoebe: Yeah.
(うん。)
Friends Season2 Episode21(The One with the Bullies)

I don’t know what to do with that. は、聞いた話にどう反応すればいいか分からないときの言い方です。否定文への同意は Me neither.(私も)で返します。Me too. ではなく neither を使う点が、否定に同意するときの決まりです。

「I’m in the book.」また話す約束をする

別れ際、フランク・ジュニアのほうから、また連絡を取る話を持ち出します。

Frank: Cool. Alright.
(いいね。よし。)
Frank: So…maybe, you-you know I-I could give you a call sometime.
(じゃあ……たぶん、ほら、そのうち電話してもいいかな。)
Frank: We could talk or something, you know.
(話したりとかさ。)
Phoebe: Yeah. That’d be okay.
(うん。それならいいよ。)
Frank: Alright.
(よし。)
Phoebe: Okay. I’m in the book.
(オーケー。電話帳に載ってるから。)
Friends Season2 Episode21(The One with the Bullies)

give you a call sometime は「そのうち電話する」という意味で、I could ~ と組むと、「〜してもいいかな」と控えめに持ちかける形になります。or something は「〜とか」とぼかす言い方で、誘いの重さを軽くしています。英文では maybe と you know が続き、I-I と言葉を重ねながら話を持ちかけています。

フィービーの That’d be okay. は That would be okay. の短縮形で、「それならいいよ」と控えめに受け入れる返事です。That’d be great. と言うより落ち着いた響きになります。

最後の I’m in the book. の the book は電話帳を指し、「電話帳に載っているから、そこで番号を調べて」という意味になります。放送当時は、電話帳に名前と番号が載っていることが多かったと言われます。いまの会話なら、番号やアカウントを直接伝える形に置き換えられます。関係を尋ねる場面から始まった会話が、連絡の約束で締めくくられています。

まとめ|関係を聞く・答える英語

How do you know ~? で関係を尋ね、Just from a long time ago. や kind of ~ で言い切らずに答える。Me neither. の同意や I’m in the book. の連絡の伝え方まで、会ったばかりの相手との会話の流れが見えてきます。

フィービーと若者のやりとりを思い出しながら、次回も『フレンズ』と一緒に英語を学んでいきましょう。

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