面接の感想を聞かれて、気が進まない仕事を引き受けるか迷うときの英語|『フレンズ』S02E21で学ぶ英会話

『FRIENDS』コラム: 面接の感想を聞かれて、気が進まない仕事を引き受けるか迷うときの英語|『フレンズ』S02E21で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『フレンズ』シーズン2第21話では、仕事を探しているモニカが、50年代風のレストランの面接を受けます。料理をするだけでなく、衣装を着てカウンターで踊る仕事だと知り、モニカは引き受けるかどうか迷います。

仕事の話を切り出すとき、面接の感想を伝えるとき、断れない事情を話すときには、それぞれに合った言い方があります。3つの場面から、その英語を順に見ていきます。

目次

「speaking of which」で仕事の話へつなぐ

話の始まりは、仲間が集まったモニカとレイチェルの部屋です。経済チャンネルを見続けているモニカに、レイチェルとロスが声をかけます。

Rachel: Hmm. Okay, honey, you really need a job.
(うーん。ねえ、あなた本当に仕事が必要よ。)
Ross: Mon, speaking of which, Dad says he knows someone you can call for an interview.
(モン、そういえばさ、父さんが、面接のことで電話できる知り合いがいるって言ってたぞ。)
Friends Season2 Episode21(The One with the Bullies)

レイチェルの you really need a job は、「本当に仕事が必要よ」とはっきり言う一言です。直前に honey と呼びかけているので、責める口調というより、親しい相手に向けた言い方になっています。

ロスの speaking of which は「そういえば」「その話で思い出したけど」という意味で、直前に出た話題を受けて、関連する話へつなぐときに使われます。ここではレイチェルの「仕事」という言葉を受けて、仕事の紹介の話を持ち出しています。speaking of ~(〜と言えば)の ~ の部分を which にして、前の発言全体を指す形です。

続く someone you can call for an interview は、「面接のことで電話をかけられる人」という意味です。someone のあとに you can call が続き、どんな人なのかを後ろから説明しています。知り合いを紹介するとき、「〜できる人がいる」と伝える形として、そのまま応用できます。

面接の首尾を聞かれて「It bit.」とひと言で返す

後の場面で、モニカが部屋に戻ってくると、レイチェルが面接の結果を尋ねます。

Rachel: Hey, how did the interview go?
(ねえ、面接どうだった?)
Friends Season2 Episode21(The One with the Bullies)

How did ~ go? は「〜はどうだった?」と、出来事の首尾を聞く言い方です。interview のほか、the meeting や your first day などを入れて、面接・会議・初日の様子を聞くときにも使えます。go はここでは「事が運ぶ」という意味です。

Monica: It bit.
(最悪。)
Monica: It was a ’50s theme restaurant. I’d have to cook in a costume and dance on the counter.
(50年代風のレストランなの。衣装を着て料理して、カウンターの上で踊ることになるのよ。)
Friends Season2 Episode21(The One with the Bullies)

モニカの It bit. は bite の過去形で、くだけた俗語で「最悪だった」「ひどかった」という意味になります。ひと言で感想を言い切ったあと、理由を続けるという順番です。親しい間柄で使われることの多い言い方なので、改まった場では It didn’t go well. のように言う方が無難です。

I’d have to ~ は I would have to ~ の短縮形で、「(その仕事に就いたら)〜しなければならなくなる」と、条件つきの見通しを表しています。まだ引き受けていない仕事について話しているので、would が入っているのがポイントです。モニカはこのあと、料理人としてこんな仕事を引き受けられるのか、という疑問も口にします。感想を一言で伝え、理由を足し、最後に気持ちを添えるという流れは、英語で感想を話すときの組み立てとしても使えます。

「How can I not do it?」で断れない事情を伝える

レイチェルが短く助言すると、モニカは事情を説明して返します。

Rachel: So don’t do it.
(じゃあ、やめればいいじゃない。)
Monica: How can I not do it?
(やらないわけにいかないでしょ?)
Monica: I have $127 in the bank!
(口座の残高、127ドルなのよ!)
Friends Season2 Episode21(The One with the Bullies)

So don’t do it. の so は「それなら」で、相手の話を受けて結論を返すときに置かれます。これに対する How can I not do it? は、「どうしたらやらずにいられるの?」という形の問いで、実際には「やらないわけにはいかない」と言っています。not を do の前に置くことで、「やらないこと」がどうしてできるのか、と問い返す形になっています。

その後、モニカは手元のお金を株につぎ込み、全部失ったとレイチェルに打ち明けます。お金を借りようとしたものの、レイチェルにも余裕がありません。

Monica: Yeah, yeah, yeah, where are we on the hundred bucks?
(はいはい、それで、100ドルの件はどうなってるの?)
Rachel: I-I don’t have it.
(わ、私、持ってないの。)
Monica: But I need it!
(でも必要なのよ!)
Monica: Otherwise, I’m gonna have to take that horrible diner job.
(じゃないと、あのひどいダイナーの仕事を受けるしかなくなるの。)
Monica: You know, with the dancing and the…and the costumes.
(ほら、踊ったり……衣装を着たりするやつ。)
Friends Season2 Episode21(The One with the Bullies)

where are we on ~? は「〜の件はどうなってる?」と、話の進み具合を確かめるときに使われます。otherwise は「そうでないと」で、I’m gonna have to take ~ と組むと、「受けるしかなくなる」という気の進まない見通しになります。最後の場面では、モニカがその店で調理を担当しています。

まとめ|仕事の話を切り出す・返す英語

speaking of which で話題をつなぎ、How did ~ go? で首尾を聞き、It bit. で感想を言い切る。さらに How can I not do it? や I’m gonna have to ~ を使うと、断れない事情も伝えられます。仕事をめぐる会話の流れが見えてきます。

モニカの迷いと仲間の声かけを思い出しながら、次回も『フレンズ』と一緒に英語を学んでいきましょう。

同じ回のほかのコラムやフレーズ記事では、このエピソードの別の場面の英語を取り上げています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次