「go out with the guys」と「hang out with」はどう違う?恋人が自分の友達と出かけてばかりのときの英語|『フレンズ』S02E20で学ぶ英会話

『FRIENDS』コラム: 「go out with the guys」と「hang out with」はどう違う?恋人が自分の友達と出かけてばかりのときの英語|『フレンズ』S02E20で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『フレンズ』シーズン2第20話では、モニカの恋人リチャードが、チャンドラーやジョーイと何度も出かけるようになります。その一方で、モニカは気になる気持ちを友達に打ち明けます。

「出かける」「一緒に過ごす」「時間を取る」は、日本語では似た言葉でも、英語では言い方がはっきり分かれます。go out with と hang out with の違いを中心に、仲間付き合いをめぐる英語を見ていきます。

目次

「he was going out with the guys」誰と出かけるのか

モニカに勧められて、チャンドラーとジョーイはリチャードを試合に誘います。その後もリチャードは二人と出かけるようになり、ある日モニカとレイチェルの部屋で、こんな会話が交わされます。

Chandler: Hey, listen, we got to go. I promised Richard we’d meet him downstairs.
(なあ、もう行かなきゃ。下でリチャードと会う約束なんだ。)
Monica: You’re meeting Richard?
(リチャードと会うの?)
Joey: Yeah, we’re going to a Ranger game.
(ああ、レンジャーズの試合に行くんだ。)
Chandler: Yeah, didn’t he tell you?
(ああ、聞いてないのか?)
Monica: Oh, he told me he was going out with the guys. I just didn’t know that you were the guys.
(ああ、「仲間と出かける」とは聞いてた。その仲間があなたたちだとは知らなかっただけ。)
Chandler: You hear that?
(聞いたか?)
Chandler: We’re “The guys.”
(俺たちが「仲間」だってさ。)
Joey: We’re “The guys.”
(俺たちが「仲間」だ。)
Friends Season2 Episode20(The One Where Old Yeller Dies)

go out with ~ には二つの使い方があります。一つは、ここでのように「〜と出かける」という意味です。もう一つは go out with + 恋人 の形で「〜と付き合う(交際する)」という意味で、文脈によってはこちらに受け取られることもあります。モニカの台詞は前者で、the guys は「仲のいい男友達の仲間」を指します。

モニカの I just didn’t know that you were the guys. は、「その仲間があなたたちだとは知らなかった」と、相手が思いがけない顔ぶれだったことを伝える一文です。その前のチャンドラーの didn’t he tell you? は「聞いてないのか?」と、相手が知らされていなかったと気づいたときの聞き方です。チャンドラーとジョーイは、その the guys という呼ばれ方をくり返しています。

「I like hanging out with those guys」一緒に過ごすことを伝える

後の場面で、チャンドラーがまたリチャードを呼びに来ます。モニカは出かける前のリチャードにこう言います。

Monica: Listen, um, honey, I appreciate this but you don’t have to keep hanging out with them for me. I mean…they have each other.
(ねえ、ハニー、ありがたいけど、私のために彼らと付き合い続けなくていいのよ。だって……あの二人にはお互いがいるし。)
Richard: Oh, no, honey, I mean…don’t worry. I like hanging out with those guys. It’s fun for me.
(いや、ハニー、その……心配いらないよ。あの連中とつるむのが好きなんだ。楽しいんだよ。)
Friends Season2 Episode20(The One Where Old Yeller Dies)

hang out with ~ は「〜と一緒に過ごす」「〜とつるむ」という意味で、特に目的がなくても一緒にいる時間を指せる言い方です。go out with が「出かける」動きに焦点があるのに対し、hang out with は場所を問わず「一緒にいること」そのものを表します。モニカの you don’t have to keep ~ing for me は「私のために〜し続けなくていい」と、相手の気づかいをほどく言い方で、I appreciate this but で先にお礼を言っています。

リチャードが出かけたあと、モニカはフィービーに胸の内を話します。

Monica: Oh, why does this bother me so much?
(ああ、なんでこんなに気になるんだろう?)
Monica: I mean, I-I don’t wanna be one of those people who tells their boyfriend they want to spend 24 hours a day with them.
(だって、彼氏に「一日24時間一緒にいたい」って言うような人にはなりたくないの。)
Monica: It’s just that he doesn’t have that much free time. You know, and I don’t know.
(ただ、彼ってそんなに自由な時間がないのよ。それで、なんていうか。)
Monica: What do I do?
(どうしたらいい?)
Friends Season2 Episode20(The One Where Old Yeller Dies)

Why does this bother me so much? は「どうしてこんなに気になるんだろう」と、自分のもやもやを言葉にする一文です。bother は「(人を)悩ませる、気にさせる」という動詞で、主語に気になっている事柄を置きます。I don’t wanna be one of those people who ~ は「〜するような人にはなりたくない」と、自分の言い分が行き過ぎないよう線を引く前置きとして使われます。

「I’m sorry we’ve been hogging so much of his time」時間を取りすぎたと謝る

帰ってきたレイチェルに、モニカはこう切り出します。

Monica: Rachel, I got a question. Richard made plans again with the guys.
(レイチェル、聞きたいことがあるの。リチャードがまたあの仲間と予定を入れたのよ。)
Rachel: Yeah, well, Ross just made plans for the whole century.
(そう、こっちはロスが今世紀まるごとの予定を立てたところよ。)
Friends Season2 Episode20(The One Where Old Yeller Dies)

make plans with ~ は「〜と予定を入れる」という意味です。前に again が付くことで、「また」予定が入ったことを強調しています。レイチェルは同じ make plans を使い、for the whole century(今世紀まるごとの)と大げさに言い換えて、ロスとの件を一言で返しています。

その後、チャンドラーとジョーイの部屋で三人がテーブルサッカーをしているところへ、モニカが夕食の支度ができたと呼びに来ます。モニカがリチャードの代わりに点を入れて試合を終わらせると、チャンドラーとジョーイはモニカにこう言います。

Chandler: Oh, hey, listen. Don’t be mad at him. It’s our fault, I’m sorry we’ve been hogging so much of his time.
(あ、なあ、聞いてくれ。彼を怒らないでやってくれ。俺たちのせいなんだ。彼の時間をこんなに独り占めしちゃってごめん。)
Joey: Yeah, he-he’s just really great to hang out with.
(そうそう、一緒にいるとすごく楽しいんだよ。)
Friends Season2 Episode20(The One Where Old Yeller Dies)

チャンドラーの Don’t be mad at him. は「彼を怒らないで」と、責められそうな相手をかばう一言で、It’s our fault と自分たちの非を認めてから謝っています。hog は「独り占めする」という意味の動詞で、hog someone’s time で「〜の時間を独り占めする」になります。現在完了進行形の we’ve been hogging を使うことで、しばらく続いてきたことへの謝罪になっています。ジョーイの great to hang out with は「一緒にいて楽しい相手」という、人をほめるときの形です。

まとめ|仲間付き合いをめぐる英語

go out with the guys の「出かける」、hang out with の「一緒に過ごす」、make plans with の「予定を入れる」、hog someone’s time の「時間を独り占めする」を見てきました。動詞ごとの焦点の違いが、言い分けの手がかりになります。

モニカたちのやり取りを思い浮かべながら、これからも『フレンズ』の英語を一緒に味わっていきましょう。

このエピソードのほかの場面の英語は、同じ回のほかのコラムやフレーズ記事でも扱っています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次