事実を確かめる問いと、理由を聞き返す一言の英語|『メンタリスト』S03E22で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 事実を確かめる問いと、理由を聞き返す一言の英語|『メンタリスト』S03E22で学ぶ英会話

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『メンタリスト』シーズン3第22話には、人づてに聞いた話が本当かと確かめる問いに、答えではなく理由を聞き返す一言が返る場面があります。そのあとに、事実をそのまま認める短い答えや、自分たちの件ではないと線を引く一言も出てきます。理由を聞き返す一言が、会話の流れの中でどう働くのかに注目します。

問われたときの聞き返し方、認める言い方、関わらないと確かめ合う言い方を、台詞に沿って3つの場面から順に見ていきます。

目次

「Why do you wanna know?」事実を問われて、理由を聞き返す

終盤近くの場面に、人づてに聞いた事実を確かめるやりとりがあります。問いに対する最初の返事は、答えではなく、理由を尋ねる問いです。

— I’m told you visited Rome in jail. Is that true?
(拘置所にいるロームを訪ねたと聞いた。本当か?)
— Why do you wanna know? Why…
(なぜ知りたい? なぜ……)
The Mentalist Season3 Episode22 (Rhapsody in Red)

I’m told ~ は、「〜と聞いている」と、伝え聞きであることを前置きする形です。自分で見たわけではない情報を、そのまま事実として言わずに、確かめるための言い出しになっています。続く Is that true? は、「それは本当か」と事実を確かめる短い問いです。

これに対する Why do you wanna know? は、答えの代わりに理由を聞き返す問いです。wanna は want to のくだけた短縮形で、ここでは話し言葉の調子が出ています。相手が何のために知りたいのかを確かめる働きがあります。

最後の Why… は、言いかけて途中で終わっています。ピリオドや疑問符で文が閉じられておらず、聞き返しの勢いが残ったまま途切れている形です。同じように理由を聞き返す言い方として、Why do you ask? もあります。こちらは「なぜそんなことを聞くのか」という、もう少し穏やかな問い返しとして使われることが多い形です。

「That’s why I need to know」理由を述べて答えを求め、事実を認める

理由を聞き返された側は、答えを求める理由を述べていきます。その結論にあたる部分が次のやりとりです。

— That’s why I need to know, Agent Cho.
(だから知る必要があるんだ、チョウ捜査官。)
— Answer him.
(答えて。)
— Yes, I did that.
(ああ、やった。)
The Mentalist Season3 Episode22 (Rhapsody in Red)

That’s why ~ は、「そういうわけで〜」「だから〜」と、それまで述べた理由を受けて結論につなげる形です。理由を長く説明したあとの締めとして置かれています。呼びかけの Agent は肩書きで、そのあとに名字を続けた形です。相手を職名つきで呼ぶと、やりとりが改まった調子になることがあります。

Answer him. は、答えるよう促す短い命令です。主語のない命令形なので、短く、はっきりと促す響きがあります。

Yes, I did that. は、Yes に過去形の did と that を続けた、事実を認める簡潔な答えです。that は、それまでのやりとりで話題になっていた行為を指しています。このやりとりでは、この一言で事実を認める答えが出ます。聞き返しから認めるまでの流れが、数語の短い台詞でつながっている点に注目できます。

「We should not get involved」関わらないと線を引き、合意を確かめる

同じやりとりの少しあとには、自分たちの件ではないと線を引き、関わらないことを確かめ合う場面があります。

— Hey, this is not our case. Rome’s attorney or the D.A.’s office can look for Jayden Stephens. We should not get involved.
(おい、これはうちの件じゃない。ロームの弁護士か地方検事局が、ジェイデン・スティーブンスを探せばいい。うちは関わるべきじゃない。)
— Good.
(よし。)
— Then we’re in agreement.
(それなら、意見は一致ですね。)
— We shouldn’t get involved. Got it.
(関わるべきじゃない。分かった。)
The Mentalist Season3 Episode22 (Rhapsody in Red)

this is not our case は、「これはこちらの案件ではない」と持ち分を分ける言い方です。our を使うことで、自分と相手を含めた「こちら側」の範囲を示しています。get involved は「関わる」、should not ~ は「〜すべきではない」という意味で、関わらないほうがよいと勧める形です。

Good. は短い了承で、Then we’re in agreement. は「それなら意見は一致している」と合意を確かめる一言です。then が付くと、前の発言を受けたうえでの確認になります。in agreement は「合意している」という意味です。

最後の We shouldn’t get involved. Got it. では、前の言葉をほぼそのまま繰り返してから、Got it.(分かった)と了解を示しています。should not が shouldn’t に縮まっているだけで、内容は同じです。相手の言葉を繰り返して受ける形は、了解したことをはっきり伝えるときに使われます。Got it. は I(‘ve) got it. の主語が省かれた形とされ、「分かった」と手短に受け止める返事です。

まとめ|聞き返し、認め、線を引く言い方

Is that true? には Why do you wanna know? という聞き返しが返り、理由が述べられたあとに Yes, I did that. という答えが出る。We should not get involved. で線を引き、Then we’re in agreement. で確かめる。短い形がつながっています。

『メンタリスト』を観ながら、問いに対して答えの前に何が挟まるかに注目すると、会話の運びが見えてきます。

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