ドラマで学ぶ英会話|『BONES』シーズン7エピソード4に学ぶ「be the judge of」の意味と使い方

be the judge of

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今回は『BONES』シーズン7の第4話から、他人の意見に流されず「自分の目で確かめたい」時にピシャリと使える「be the judge of」を取り上げます。「これ、お手頃だよ」と言われて、本当にそうかな?と思ったことはありませんか?

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

新居の候補物件を見つけてきたブレナンとブースの会話シーンです。ベストセラー作家として大富豪のブレナンと、公務員であるFBI捜査官ブースの「金銭感覚のズレ」がユーモラスに描かれています。

Brennan: This house would be perfect for us.
(この家、私たちに完璧よ!)

Booth: Is it $30 million? Because, you know, I’m not a best-selling author.
(3000万ドルとかするのか?ほら、俺はベストセラー作家じゃないからな。)

Brennan: No, it’s very reasonable.
(ううん、すごくお手頃よ。)

Booth: I’ll be the judge of that.
(それは俺が判断するよ。)

BONES Season7 Episode4(The Male in the Mail)

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シーン解説と心理考察

ブレナンが「この家、私たちに完璧よ!」と見せてきた物件情報に対し、ブースは警戒心全開です。
なぜなら彼女は莫大な印税を稼ぐ大富豪だからです。
ブレナンが自分の金銭感覚で「とてもお手頃(reasonable)よ」と悪気なく言ったのに対し、ブースは「君の”お手頃”は俺の”お手頃”と桁が違うから、自分の目で確かめる」とさらっと返しています。
二人の立場の違いとキャラクターが短いセリフに見事に凝縮されていて、思わずクスッと笑ってしまうやり取りですね。

「be the judge of」の意味とニュアンス

be the judge of
意味:(他人の意見ではなく)自分で判断する、自分で決める、〜の審判を下す

「judge」は名詞で「裁判官、審査員」、動詞で「判断する、裁く」という意味を持つ単語です。
このフレーズのポイントは「a judge」ではなく、定冠詞の「the judge」が使われている点にあります。
英語における「the」は「それしかない、唯一の」という特定を表します。
つまり「I’ll be the judge of that.」は「(誰でもないこの私が)その件における唯一の裁判官になる」という意味になり、「他人の評価に左右されず、自分自身で良し悪しや真実を判定する」という強い意志を表す表現です。
相手が主観的な意見を言ってきた時に、会話の主導権を自分に引き戻せる便利な決まり文句です。

【ここがポイント!】

このフレーズのコアイメージは「法廷で木槌を叩く、威厳ある裁判官」です。
相手がどれだけ意見を並べ立てても、「最終的な判決を下すのはこの私だ!」という確固たる自信を感じさせます。
少し偉そうな響きに聞こえるかもしれませんが、親しい間柄では相手の意見に対する軽い反発やユーモアを交えたツッコミとして大活躍します。
声に出す時は眉を少し上げてにやっとするイメージで言うと、「君はそう言うけど、どうかな?」という遊び心のあるニュアンスが自然に出てきますよ。

実際に使ってみよう!

A: This restaurant’s spicy curry is too hot to eat! / B: I love spicy food. I’ll be the judge of that.
(A: このレストランのスパイシーカレー、辛すぎて食べられないよ! / B: 私は辛いもの大好きだからね。それは自分で食べて判断するよ。)
相手のネガティブな評価に対して、「自分の舌で確かめる」と宣言する王道のシチュエーションです。食の好みは人それぞれなので、日常会話でとても自然に使えます。

A: I baked some cookies, but they might not taste very good. / B: Let me try one. I’ll be the judge of that!
(A: クッキーを焼いたんだけど、あんまり美味しくないかも。 / B: 一つ食べさせて。それは私がジャッジするよ!)
謙遜している相手に対して「美味しいかどうかは私が決めるから!」とポジティブに励ます際にも使える、温かいコミュニケーションの例です。

He didn’t take her word for it — he decided to watch the movie himself and be the judge of that.
(彼は彼女の言葉をうのみにせず、自分で映画を観て判断することにした。)
第三者の行動として描写することで、このフレーズが「自分の目で確かめる」という選択そのものを表すことも伝わります。口語・文章どちらでも使いやすい形です。

『BONES』流・覚え方のコツ

大富豪のブレナンが「お手頃価格よ♪」と無邪気に微笑んでいる横で、庶民派のブースが法廷の裁判官のようなしかめっ面で「異議あり!その『お手頃』という発言が事実かどうか、俺がジャッジ(judge)する!」と木槌を叩いているシーンを想像してみてください。
金銭感覚のズレに対するブースのツッコミと、「I’ll be the judge of that.」という言葉の響きがピタッと結びついて、記憶に残りやすくなりますよ。

似た表現・関連表現

see for oneself
(自分の目で確かめる)
他人の噂や言葉を信じるのではなく、直接経験して確認するという意味です。「I’ll be the judge of that」よりも反発心が少なく、純粋な好奇心や確認のニュアンスが強くなります。

make up one’s own mind
(自分で決心する、自分で判断を下す)
他人に決断を委ねず、自分の頭で考えて結論を出すこと。人生の選択や重要な決定を下す際など、より真剣な場面でよく使われる表現です。

take someone’s word for it
(人の言葉をそのまま信じる、真に受ける)
「I’ll take your word for it.(君がそう言うなら信じるよ)」のように使われます。否定形にすると「うのみにはしない(=自分で判断する)」という意味になり、今回の表現と対になる関係です。

深掘り知識:他人の目を気にしない「自立した英語」のかっこよさ

「judge(判断する、裁く)」という単語は、ネイティブの日常会話において「他人による一方的な評価・批判」というネガティブな文脈でよく登場します。
「Don’t judge me.(勝手に決めつけないで)」というフレーズを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

私たちはつい、口コミや他人の意見といった「他者のジャッジ」に影響されがちです。
しかし英語圏では「個人の主体性」が非常に重んじられます。

「I’ll be the judge of that.(他人がどう言おうと、私がジャッジする)」と言えることは、会話の主導権を握るだけでなく、「他人の価値観に流されない」という自立したマインドセットを示すことにも繋がります。
たった一言ですが、これをさらっと言えるようになると、精神的にも少し強くなれたような気がする、そんなパワフルな表現です。

まとめ|自分の基準を大切にする自立したフレーズ

今回は『BONES』のユーモラスなやり取りから、他人の意見に流されない「be the judge of」をご紹介しました。
「I’ll be the judge of that.」は、相手との会話のテンポを良くし、自分のスタンスを明確にするのにとても役立つ表現です。
ブレナンの「お手頃よ」に対して眉を上げながらサラッと返すブースのあのシーンを思い出して、次に誰かの評価をうのみにしそうになった時にぜひ使ってみてください。

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