ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S8E11に学ぶ「have to do with」の意味と使い方

have to do with

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』シーズン8第11話から、物事のつながりや関連性をスパッと問いただす表現「have to do with」をご紹介します。日常会話でもビジネスでも頻繁に登場するのに、使いこなすのが意外と難しいこのフレーズを一緒に学んでいきましょう。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

自宅でクリスティーンの「いないいないばあ」の習得を心配するブレナン博士。ブースと一緒にあれこれ試していたところへスウィーツが来て、余計な一言を放ちます。そのタイミングでブースの携帯が鳴るシーンです。

Brennan: I agree. It’s no hide-and-seek.
(同感ね。かくれんぼとは違うわ。)

Sweets: The Kazurinsky child loves peek-a-boo and she’s one month younger than Christine.
(カズリンスキーの子供は「いないいないばあ」が大好きですよ。クリスティーンより1ヶ月年下なのに。)

Booth: Kazurinsky? What does that have to do with anything? Booth.
(カズリンスキー? それが何の関係があるんだ? ……ブースだ。)

Booth: Right, right. Okay. On our way.
(わかった、わかった。今行く。)

Bones Season 8 Episode 11(The Archaeologist in the Cocoon)

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シーン解説と心理考察

ブレナン博士はクリスティーンが「いないいないばあ」をまだ理解できないことを真剣に心配していました。そこへスウィーツが、他の家の子供を比較対象として持ち出します。

ブースにしてみれば、まったく関係ない他所の家の子供を引き合いに出して議論が余計にこじれるだけ——というわけで、「それが何の関係があるんだ?」とバッサリ切り返しました。

直後にタイミングよく電話が鳴り、そのまま現場へ向かうことになるのが、いかにもブースらしい終わり方です。余計な議論を瞬時にシャットアウトし、本筋に戻す。ブースの実践的で合理的な性格がよく表れているセリフです。

「have to do with」の意味とニュアンス

have to do with
意味:〜と関係がある、〜に関連している

直訳すると「〜と一緒に(with)するべきこと(to do)を持っている(have)」となり、そこから「〜と関係がある」という意味で広く使われるイディオムです。

単に客観的なつながりを示すだけでなく、「そこに何らかの関わりや影響がある」という具体的な結びつきを表すのがポイントです。

肯定文でも使われますが、ブースのセリフのように疑問形にして相手の意図を問いただしたり、否定形で「関係ない」と突き返したりする場面で特によく使われます。

【ここがポイント!】

ネイティブがこのフレーズを使うとき、頭の中には「AとBを繋ぐ目に見えない線」のイメージがあります。

疑問形で使う場合、「なぜその線を無理やり引こうとしているの?」という、ちょっとした苛立ちや純粋な疑問が含まれます。

「関係ない話を持ち出さないでほしい」という気持ちを、論理的な問いかけの形にして伝えられるのがこのフレーズの特徴です。

実際に使ってみよう!

What does this have to do with our project?
(これが私たちのプロジェクトと何の関係があるんですか?)
会議などで話題が脱線したとき、軌道修正を図るための定番フレーズです。語気を強めると批判的に聞こえるため、冷静なトーンを意識して使うのがポイントです。

I have nothing to do with that problem.
(私はその問題とは一切関係ありません。)
自分がその件に全く関与していないことを強く主張したい場面で使います。「nothing」を強調することで、関係性がゼロであることがしっかりと伝わります。

Her success has a lot to do with her hard work.
(彼女の成功は、彼女の努力と大いに関係している。)
「a lot」を挟むことで、両者の間に強い因果関係があることを示します。ポジティブな評価や原因の分析をする際に役立つ、覚えておきたい形です。

『BONES』流・覚え方のコツ

ブースが「Kazurinsky? What does that have to do with anything?」と言った直後、スパッと電話に出て「On our way.(今行く)」と話を切り上げた流れをイメージしてみましょう。

「have to do with」という「つながり」の存在を、ブースが一刀両断して「そんなつながりはない」と断ち切った瞬間です。このシーン全体の流れ——「余計な話→バッサリ否定→電話で場面転換」を頭に焼きつけると、フレーズが体感として記憶に残りやすくなります。

似た表現・関連表現

be related to
(〜に関連している)
have to do with が日常的で動的な関わりを表すのに対し、こちらは血縁や学術データなど、客観的で静的なつながりを示す、やや改まった表現です。

be connected with
(〜とつながりがある)
配線やネットワークのような物理的な接続、あるいは事件の背後関係などを表す際によく使われます。システムや組織のつながりを感じさせる言葉です。

be associated with
(〜と結びついている、連想される)
「Aを見るとBを思い出す」というような心理的な結びつきや、特定のブランドイメージとの関連性を語る際に使われます。心理的・イメージ的なつながりに焦点が当たっています。

深掘り知識:「have」と「to do」の間で関係度を調整する

このフレーズの面白いところは、「have」と「to do」の間に単語を挟むことで、物事の「関係度合い」を細かく調整できる点です。

「have nothing to do with(全く関係ない)」や「have a lot to do with(大いに関係がある)」の他にも、「have something to do with(何らかの関係がある)」「have little to do with(ほとんど関係がない)」など、間に入れる単語ひとつでニュアンスをパーセンテージのように変えられます。

ネイティブはこのブロック構造を使いこなし、遠回しに責任を回避したり、強い関連性をほのめかしたりと、会話の主導権を握るツールとして活用しています。この「間に挟む」感覚を掴むと、表現の幅が大きく広がります。

まとめ|点と点を繋ぐ、スマートな会話の一言

今回は物事の関連性を表現する「have to do with」を解説しました。

疑問形の「What does that have to do with…?」でつながりを問いただし、否定形の「have nothing to do with」で関係のなさをスパッと伝える。この二つを覚えておくだけで、会話の流れをコントロールする力がグッと上がります。

話の筋道を整理したいとき、ぜひこのフレーズを使って論理的に言葉を紡いでみてください。

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