ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S8E14に学ぶ「bucket list」の意味と使い方

bucket list

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回は『BONES』シーズン8第14話のセリフから、人生の目標や夢を語る時に欠かせない「bucket list」の意味と使い方をご紹介します。
「死ぬまでにやりたいことリスト」という概念は日本でも広まっていますが、英語でどう使いこなすかを一緒に見ていきましょう。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ジェファーソニアンのラボで、ホッジンズがもうすぐ29歳の誕生日を迎えるウェンデルに話しかけるシーンです。
30歳という大きな節目を前に、若いうちにやっておくべきことがあるとホッジンズが熱く語ります。

Hodgins: Hey, have you made your pre-30 bucket list yet?
(なあ、30歳になる前の「死ぬまでにやりたいことリスト」はもう作ったか?)

Wendell: I didn’t know that was a thing. Yeah.
(そんなものがあるなんて知らなかったよ。ああ。)

Hodgins: Everybody knows there are things you cannot do after 30 without being a real loser.
(30歳を過ぎてからやったら、ただのイタい奴になっちまうようなことがあるってのは、みんな知ってるだろ。)

BONES Season8 Episode14(The Doll in the Derby)

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シーン解説と心理考察

「29歳の誕生日は大ごとだ」と熱く語るホッジンズに対し、ウェンデルは “It’s no big deal.”(大したことじゃない)とさらっと返します。
この温度差が、二人の性格をよく表しています。
ホッジンズはクレイジーな経験こそが人生を豊かにすると信じているタイプ。
そのため「30歳を過ぎてバカなことをやったら、ただのイタい大人だぞ」と発破をかけているのです。
この後ホッジンズは実際にバケツリストの中身を語り始め、「クレイジーな彼女とつきあう」「顔に皮肉なヒゲを生やす」などのアイデアを列挙します。
若いうちにしかできないことを全力で楽しんでほしいという、ホッジンズなりの不器用で温かいエールが込められた微笑ましいやり取りです。

「bucket list」の意味とニュアンス

bucket list
意味:死ぬまでにやりたいことリスト、生きているうちに達成したい目標のリスト

“bucket” は「バケツ」を意味しますが、このフレーズは「死ぬ」を意味する英語のイディオム “kick the bucket” が語源となっています。
そこから派生して、「死ぬまでに(kick the bucket する前に)やっておきたいことのリスト」という意味で使われるようになりました。

【ここがポイント!】

このフレーズのコアイメージは「人生のタイムリミットを意識して、本当にやりたいことに向き合う」ことです。
語源には「死」という言葉が含まれていますが、実際の会話では非常にポジティブで前向きなエネルギーに満ちています。
壮大な夢だけでなく、「あのレストランに行きたい」といった身近な願いまで幅広く使えるのは、日常会話の中でカジュアルに「やりたいこと」として使うのが自然なフレーズだからです。
ホッジンズのように「顔に皮肉なヒゲを生やす」なんていうユーモアあふれる目標も、立派な “bucket list” の一項目として成り立ちます。

実際に使ってみよう!

Seeing the Northern Lights is at the top of my bucket list.
(オーロラを見ることが、私の死ぬまでにやりたいことリストのトップです。)
“at the top of my bucket list”(リストの最優先事項)は、最も叶えたい夢を語る時の定番フレーズです。

Starting my own business has always been on my bucket list.
(自分の会社を立ち上げることは、ずっと私のやりたいことリストに入っていました。)
旅行などのアクティビティだけでなく、キャリアや自己実現の目標を語る時にも “on my bucket list” が使えます。

I finally crossed running a marathon off my bucket list!
(ついに、やりたいことリストからフルマラソン完走を消したよ!)
目標を達成した時は “cross ~ off”(線を引いて消す)という動詞と組み合わせて表現するのがネイティブらしい使い方です。

『BONES』流・覚え方のコツ

「29歳の誕生日は大ごとだ」と熱弁するホッジンズと、「そんなものがあるなんて知らなかった」とポカンとしているウェンデルの温度差をイメージしてみてください。
そしてホッジンズが自分のバケツリストを語り始め、「クレイジーな彼女とつきあう」「皮肉なヒゲを生やす」……と真剣に続けていく滑稽な姿も。
「人生には期限があるからこそ、やりたいことをリストアップして全力で楽しむべきだ」というポジティブな情熱が、このシーンとともに記憶に残るはずです。

似た表現・関連表現

wish list
(欲しいものリスト、やりたいことリスト)
“bucket list” よりもさらに日常的で気軽な表現です。ネットショッピングで欲しいものを登録しておくリストも “wish list” と呼ばれます。

to-do list
(やるべきことリスト、タスクリスト)
仕事や家事など、日常の義務として「やらなければならないこと」を管理するためのリストです。”bucket list” のような人生の夢というニュアンスは含みません。

kick the bucket
(死ぬ、亡くなる)
“bucket list” の語源となったイディオムです。やや俗語的な響きがあり、日本語の「ぽっくり逝く」に近いニュアンスを持つため、使う場面には注意が必要です。

深掘り知識:映画から世界へ広まった「バケツ」と「リスト」の関係

“bucket list” という言葉が一躍有名になったのは、2007年に公開されたジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演の映画『The Bucket List(邦題:最高の人生の見つけ方)』がきっかけだと言われています。
余命宣告を受けた対照的な二人の男性が、「死ぬまでにやりたいことリスト」を作り、それを叶えるために冒険に出るという感動的なストーリーです。
この映画の大ヒットにより、英語圏だけでなく世界中で “bucket list” という言葉が広まりました。
語源である “kick the bucket”(首を吊る際に足元のバケツを蹴飛ばすことに由来するという説が有力です)という少し暗いイディオムが、映画を通じて「人生を最大限に楽しむための希望の言葉」へと生まれ変わったのは、言葉の面白い歴史ですね。

まとめ|自分のための「bucket list」を作ってみよう!

今回は『BONES』のセリフから、人生の目標や夢を語る時にぴったりのフレーズ「bucket list」をご紹介しました。
日常会話でも非常によく登場する表現なので、誰かの夢を聞いたり自分の目標をシェアしたりする時に自然と口から出てくると、会話の流れがぐっと英語らしくなります。
“What’s on your bucket list?” という一言が、話しかけた相手の目を輝かせることもあるかもしれません。
ホッジンズが「30歳までにやること」を嬉しそうに語っていたあのシーンを、ぜひ思い出してみてください。

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