ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S8E24に学ぶ「under pressure」の意味と使い方

under pressure

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回は大人気法医学サスペンス『BONES』シーズン8エピソード24から、日常にもビジネスにも使える「under pressure」というフレーズを取り上げます。
「プレッシャー」という言葉は日本語にもなっていますが、英語ではどんなニュアンスで使われているのでしょうか?

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ペラントの脅迫電話を受けたブースが、ブレナンにプロポーズを撤回しようとするシーンの続きです。
「やめるべきだ」と告げるブースに、ブレナンは「愛してる、結婚したい」と自分の気持ちを伝えます。

Brennan:But I do now. I love you. Um, I want to marry you.
(今は望んでるわ。あなたを愛してる。結婚したいの。)

Booth:Because we’ve been under so much pressure. I mean, that’s… really what’s going on here.
(俺たちがひどいプレッシャーにさらされていたからさ。つまり……それが今の本当の状況だろ。)

Booth:I mean, like you said, it’s just a piece of paper. What we have already is enough.
(君が言っていたように、ただの紙切れだよ。俺たちには今のままで十分だ。)

Brennan:You’re right. You’re right. And it’s been a stressful time.
(あなたの言う通りね。そうよ。ストレスの多い時期だったわ。)

Bones Season 8 Episode 24(The Secret in the Siege)

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シーン解説と心理考察

連続殺人鬼ペラントから「ブレナンと結婚するなら無実の5人を殺す」と脅迫されたブースは、本当の理由をブレナンに話せないまま、「最近のプレッシャーで一時的に感情が高ぶっていただけだ」と苦しい嘘をつきます。
ブレナンは「あなたの言う通りね」とあっさり納得してしまいます——それがかえってブースの孤独をより深くします。
皮肉なことに、今のブース自身こそが「5人の命」という誰よりも重く、誰にも話せないプレッシャーの下で押しつぶされそうになっています。
表向きのストレスを装いながら、本物の重圧に黙って耐えるブースの姿が胸に刺さる場面です。

「under pressure」の意味とニュアンス

under pressure
意味:プレッシャーを受けて、重圧の下で、ストレスを抱えて

「under(〜の下に)」と「pressure(圧力、重圧)」を組み合わせたシンプルなフレーズです。
もともとは物理的な重さや圧力が上からのしかかっている状態を指しますが、そこから転じて、精神的な負担や社会的な重圧、時間的な切迫感を抱えている状況を表すのに幅広く使われます。

【ここがポイント!】

ネイティブがこのフレーズを使う時、「目に見えない巨大な力が、ズシリと肩にのしかかっている」というコアイメージがあります。
単に「忙しい」というだけでなく、失敗が許されない状況や、上司・周囲からの強い期待、差し迫った締め切りなど、逃れられない外的な要因によって精神的な負荷が強くかかっている時に使われます。
「under so much pressure」のように「so much」をつけると、その重圧の大きさを強調することができます。
日常会話でもビジネスシーンでも、自分やチームの状況を客観的に説明する際によく登場する表現です。

実際に使ってみよう!

He always performs well under pressure.
(彼はプレッシャーのかかる状況でも、いつも結果を出します。)
ビジネスシーンやスポーツで、その人の強み(本番に強い、重圧に負けない)をアピールする時の定番表現です。

I’ve been under a lot of pressure at work lately.
(最近、仕事でかなりのプレッシャーを感じているんだ。)
友人や家族に、自分の抱えているストレスや苦労を打ち明ける時に使いやすい表現です。「a lot of」をつけることで重圧の度合いを強調できます。

She cracked under pressure and made a huge mistake.
(彼女はプレッシャーに押しつぶされて、大きなミスをしてしまった。)
「crack under pressure(プレッシャーに負ける)」という形も頻出します。「crack(ヒビが入る)」という動詞によって、重圧に耐えきれず心が折れてしまうニュアンスが伝わります。

『BONES』流・覚え方のコツ

ブースがブレナンに必死に嘘をついているこのシーンを思い浮かべてみてください。
目には見えませんが、ブースの両肩にはペラントから突きつけられた「5人の命」という途方もない重り(pressure)が上からズシリとのしかかり、その下(under)で身動きが取れません。
この「上から見えない力でギューッと押しつぶされている感覚」とセットで覚えると、「under pressure」のニュアンスがしっかりと心に刻まれるはずです。

似た表現・関連表現

stressed out
(ストレスで疲れ切っている)
「under pressure」が重圧そのものがかかっている状況を指すのに対し、こちらはその重圧によって「精神的・肉体的に限界を迎えている状態」にフォーカスした表現です。よりカジュアルに日常会話で使われます。

feel the heat
(プレッシャーを感じる、危機感を持つ)
「熱を感じる」から転じて、状況が緊迫してきて焦りやプレッシャーを感じ始める様子を表します。火の粉が迫ってきて肌がジリジリと熱くなるような、臨場感のあるイディオムです。

overwhelmed
(いっぱいいっぱいで、圧倒されて)
処理しきれないほどの仕事量や、強すぎる感情の波に飲み込まれそうな状態を表します。「under pressure」よりもさらに余裕がなく、完全に手一杯になっているニュアンスが含まれます。

深掘り知識:前置詞「under」が描く「支配と重圧」の感覚

英語の前置詞「under」には、物理的な位置関係だけでなく、「何か大きなものの影響下・支配下に置かれている」という心理的な状態を表す力があります。

「under control(コントロール下にある)」「under construction(建設中)」「under investigation(調査中)」——これらはすべて、自分たちの意志だけではどうにもならない、より大きなプロセスや力の下に組み込まれていることを示しています。

今回の「under pressure」も同様に、自分でコントロールしきれない外部からの重圧に支配されている状態を、たった2語で表現しています。前置詞のコアイメージを意識するようになると、丸暗記に頼らずにさまざまな表現を感覚的に理解できるようになりますよ。

まとめ|重圧を言葉にする「under pressure」

今回は『BONES』の緊迫したシーンから「under pressure」というフレーズをご紹介しました。
誰にも言えない重圧を一人で抱えていたブースのように、プレッシャーを感じる場面は誰にでも訪れます。
そんな時に「I’ve been under a lot of pressure」とひと言言えるだけで、自分の状況を客観的に整理する力になります。
言葉が増えることは、感情を扱う力が増えることでもあります。

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