ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S9E9に学ぶ「you got that right」の意味と使い方

you got that right

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

「そうそう、まさにその通り!」と強く同意したい時、英語でどう表現しますか?
今回は『BONES』シーズン9エピソード9から、相手の発言に熱量たっぷりで賛同できる「you got that right」をご紹介します。
シンプルな “Yes” や “I agree” とは一味違う、感情のこもった表現です。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ブレナンが陪審員を務める裁判のニュースを、研究所の仲間たちがテレビで見ている場面です。
ふんぞり返る被告人の態度に憤るデイジーが、ブレナンへの絶大な信頼を口にします。

Daisy: Look at how smug he is.
(彼のあの偉そうな顔を見てよ。)

Daisy: Not for long. Brennan will put him away.
(それも今のうちよ。ブレナンが彼を刑務所送りにするわ。)

Hodgins: You got that right.
(全くその通りだ。)

BONES Season9 Episode9(The Fury in the Jury)

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シーン解説と心理考察

著名な元プロサッカー選手である被告人ピーター・キッドマンが、無罪を確信しているかのような傲慢な態度を見せるニュース映像に、デイジーは不快感を隠せません。
しかし彼女には、心から尊敬するブレナンが陪審員として必ず真実を見抜くという、揺るぎない確信がありました。
そのデイジーの力強い言葉に対し、ホッジンズが深く頷くように返したのがこのセリフです。
単なる論理的な賛同ではなく、「よくぞ言ってくれた」「絶対にその通りになるはずだ」という強い共感と、仲間ブレナンへの信頼が一言に凝縮されています。
デイジーが言葉にしてくれたことで、その場にいる全員の気持ちがひとつにまとまる——そんな連帯の瞬間を象徴するシーンです。

「you got that right」の意味とニュアンス

you got that right
意味:全くその通りだ、あなたの言う通りだ、大正解だ

「get」には「手に入れる」という意味のほかに、「(意味などを)正確に捉える、理解する」というニュアンスがあります。
「right」は「正しく」という意味なので、直訳すると「あなたはそれを正しく捉えた」となります。
そこから転じて「あなたの言っていることはまさに正論だ」「完全に的を射ている」と、相手の発言を全面的に肯定する意味として定着しました。
誰かの意見や感想に「私も全く同じ気持ちだよ!」「よくぞ言ってくれた!」と力強く賛同したい時に、ネイティブが高い頻度で口にする定番のリアクションフレーズです。

【ここがポイント!】

学習者が混同しやすい表現に「You got it right.」がありますが、「that」を使う場合と明確な違いがあります。
「it」の場合は「クイズの答えが合っている」「事実関係が正しい」という客観的な正確さへの「正解です」というニュアンスです。
一方、「that」を使うと、相手が今まさに発した個人的な意見や主張を指し示し、「あなたのその気持ち、完全に同じだよ!」という感情的な共鳴が加わります。
このフレーズの最大の特徴は、「考えてから言う」のではなく、相手の言葉に心が動いた瞬間に思わず口から出てくる相槌であるという点です。
だからこそ会話に勢いと温かみが生まれ、単なる「I agree.」とは全く異なる一体感を演出することができます。

実際に使ってみよう!

You got that right; the ending of that movie was completely disappointing and ruined the whole series.
(全くその通り。あの映画の結末は完全に期待外れで、シリーズ全体を台無しにしてしまったわ。)
映画や作品への強い不満に対して「まさに自分が言いたかったことだ」と深く同調する際に使います。主観的な意見がぶつかる場面ほど、このフレーズの共感力が生きてきます。

John is always complaining about the workload but never does any of the actual work. — You got that right.
(ジョンはいつも仕事量に文句を言うけれど、自分では一切何もしない。— 本当にあなたの言う通りだわ。)
誰かの行動に対する評価や少しネガティブな人物評に同意する例です。相手のズバッとした指摘に「よくぞ言ってくれた」と承認を与える響きがあります。

A: We seriously need a long vacation once this project is finally over.
B: You got that right! Let’s book a trip to Hawaii right away.
(A: このプロジェクトがようやく終わったら、マジで長期休暇が必要だね。)
(B: 大賛成!すぐにハワイ旅行の予約をしようよ。)
相手の切実な思いに対してテンション高く賛成する会話例です。「そうだそうだ!」と背中を押すような、明るい響きを演出できます。

『BONES』流・覚え方のコツ

テレビ画面に向かって憤るデイジーと、それに力強く同調するホッジンズ。
二人がブレナンの能力を少しも疑わず、「彼女なら必ずやってくれる」と確信に満ちた表情で頷き合う姿を思い浮かべてみてください。
このシーンのポイントは、ホッジンズが長々と賛同の理由を説明するのではなく、「You got that right.」の一言だけで、デイジーの言葉への完全な同意と、ブレナンへの信頼のすべてを伝えきっているところです。
このフレーズは、まさに「言葉が少ないほど、共感の深さが伝わる」という感覚を体現しています。
誰かの発言に「まさにそれ!」と心が動いた瞬間、説明より先にこの一言を出す——そのタイミングを意識するだけで、会話の質がぐっと変わります。

似た表現・関連表現

You can say that again
(全くその通り、もう一度言ってもいいくらいだ)
相手の言葉があまりにも正論なので「もう一度大声で言ってほしいくらいだ」というユーモアを交えた強い同意表現です。「you got that right」とほぼ同じ感覚と熱量で使えます。

Tell me about it
(本当にそうだよね、言われなくても分かってる)
直訳は「それについて私に話して」ですが、実際は「痛いほどよく分かっているよ」という深い共感を示します。少し呆れたようなニュアンスを含み、ネガティブな話題や愚痴への相槌としてよく使われます。

I’ll say
(全くだ、本当にそう思う)
「まったくもってその通りだ」と強く同意する短いフレーズです。カジュアルな会話でさっと相槌を打つ時に便利で、会話のテンポを崩しません。

深掘り知識:「get」のコアイメージが生む共感の力

「You got that right.」がなぜこれほどまでに強い共感を生むのか。
その鍵は、基本動詞「get」の持つコアイメージにあります。
英語の「get」は、単に物が手に入る状態を表すだけでなく、「動いていって自らの手でガシッと掴み取る」というダイナミックな動作のイメージを持っています。
そこから発展して、相手の「意図」や「真意」を頭の中でしっかり掴み取る、つまり「理解する」という意味でも頻繁に使われます。「I got it.(分かったよ)」などがその代表例です。
このイメージを踏まえると、「You got that right.」は傍観者として「あなたは正しい」と評価しているわけではありません。
「あなたが今ガシッと掴み取ったその意見は、まさに真実そのものだ!」と、相手の思考プロセスそのものを称える響きがあるのです。
だからこそ血の通った温かさが生まれ、言われた相手も「深く理解してもらえた」という喜びを感じることができます。

まとめ|共感の言葉でコミュニケーションを深めよう

今回は、相手の意見への強い共感と同意を伝える「you got that right」を解説しました。
「Yes」や「I agree」と返すだけでなく、こうした感情豊かなフレーズを会話に挟むことで、自然な温かみと一体感が生まれます。
ホッジンズのように、相手の言葉に心が動いた瞬間に間をおかずひと言で応える——そのタイミングこそが、このフレーズを生き生きとさせる秘訣です。
「まさにその通り!」という気持ちが高まった瞬間に、ぜひ口から出してみてください。

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