ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S9E16に学ぶ「in custody」の意味と使い方

in custody

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回は『BONES』シーズン9第16話から、警察・事件ニュースで必ず耳にする「in custody」の意味と使い方をご紹介します。
海外ドラマを見ていると必ずと言っていいほど登場するこの表現、きちんと説明できますか?

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

容疑者ヨハネッセンの逮捕を終え、ブースがブレナンにスコッチを手渡した直後の場面です。
「妻へではなく、時々キスをするパートナーへ」というブースの言葉を受けて、ブレナンが真っ先に確認したのは事件の決着でした。

Booth: This is not for my wife. This is for my partner, who I occasionally kiss.
(これは妻へじゃない。時々キスをする、俺のパートナーへだよ。)

Brennan: Johannessen is in custody?
(ヨハネッセンは拘束されたの?)

Booth: Yep. Largely because of my partner.
(ああ。俺のパートナーの多大なる貢献のおかげでね。)

Bones Season9 Episode16(The Source in the Sludge)

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シーン解説と心理考察

難事件を二人で追い続け、ようやくヨハネッセンを逮捕した直後のシーンです。
「妻へではなく、キスをするパートナーへ」というブースのロマンチックな言葉に対し、ブレナンはすぐに事件の決着を確認します。
照れてしまったのか、純粋に事実確認を優先したのか——どちらにしてもブレナンらしい絶妙な間ですね。
“in custody?” という短い問いの中には、二人が力を合わせて解決に導いたという達成感の確認も込められているように感じます。
「パートナーのおかげ」と誇らしげに答えるブースの表情からも、最高のバディとしての深い信頼関係が伝わってきます。

「in custody」の意味とニュアンス

in custody
意味:身柄を拘束されて、留置されて、保管されて

“custody” は本来「保護・管理・保管」を意味する名詞です。
そこから派生して、警察が容疑者の「身柄を確保・拘束している」状態を指す法律用語として広く使われています。

逮捕(arrest)と似た文脈で使われますが、正式な逮捕状が出る前の「とりあえず身柄を確保した」段階や、取り調べのために留置所にいる状態も含めて表現できるのが特徴です。
また、人だけでなく、証拠品や重要書類などが「厳重に保管されている」状態を表す際にも使われる、応用範囲の広い表現です。

【ここがポイント!】

このフレーズの核心は、「公的な権力や責任者の安全な管理下に置かれている」というニュアンスです。
ニュースで “The suspect is in custody.” と流れるとき、そこには「もう逃げられない、安全が確保された」という強い安心感が込められています。
「逮捕した」よりも広い意味を持つこの表現は、ドラマでもニュースでも非常に高い頻度で登場します。

実際に使ってみよう!

The suspect of the bank robbery is currently in custody.
(その銀行強盗の容疑者は、現在身柄を拘束されています。)
ニュースや警察の公式発表で最もよく耳にする定番の形です。”currently”(現在)と組み合わせることで、最新の状況を正確に伝えられます。

He was taken into custody for questioning.
(彼は事情聴取のために身柄を拘束されました。)
“take someone into custody”(〜を拘束する)という形も非常に一般的です。セットで覚えておきましょう。

The crucial evidence is now in the custody of the FBI.
(その決定的な証拠は現在、FBIの管理下にあります。)
人ではなく「モノ」に対して使った例です。重要なデータや書類が「安全に保管・管理されている」ことを示す際にも活躍します。

『BONES』流・覚え方のコツ

“custody” の根っこには「保護・管理下」というイメージがあります。
危険な人物がようやく「国家の管理下(custody)に収まった」——その瞬間のブースの安堵した表情と一緒に、このイメージを記憶に刻んでみてください。
次に海外ドラマや英語ニュースで “in custody” を見かけたとき、「あのシーンのブース」が自然と浮かぶようになれば、完璧です。

似た表現・関連表現

under arrest
(逮捕されて)
法的に正式な手続きを経て「逮捕された」状態を指します。”in custody” よりも明確な法的手続きを伴うニュアンスが強くなります。

behind bars
(獄中にいる、投獄されて)
鉄格子(bars)の向こう側、つまり刑務所に入っている状態を指すカジュアルな表現です。すでに有罪判決を受けて服役している場合によく使われます。

at large
(逃走中で、捕まっていない)
“in custody” の真逆の状態を表す重要表現です。犯人がまだ捕まっておらず、社会に紛れ込んでいる危険な状態を指します。

深掘り知識:「ミランダ警告」のスイッチとなる言葉

海外の警察ドラマでよく耳にする「あなたには黙秘権がある(You have the right to remain silent…)」というセリフ、通称「ミランダ警告」。
実はこの警告、法的に「読み上げなければならない明確なタイミング」が決まっています。

それがまさに、容疑者が「in custody(身柄を拘束された状態)」に置かれ、かつ「尋問(interrogation)」を受けるときです。
これを法律用語で「Custodial Interrogation(拘束下での尋問)」と呼びます。
容疑者が自由に帰れる状態であれば、ミランダ警告なしで質問しても構いません。
しかし相手を “in custody” にした瞬間、警察は容疑者の権利を保護する厳格なルールに縛られます。

ドラマの中で捜査官たちが「あいつは今、in custody なのか?」と細かく確認し合うのには、アメリカの司法制度における明確な線引きが背景にあるんですね。

まとめ|ニュースとドラマの解像度が上がる必須表現

今回は警察ドラマの超頻出表現「in custody」を解説しました。
「逮捕」よりも広い意味を持ち、人にもモノにも使えるこの表現は、英語ニュースやドラマへの理解をぐっと深めてくれます。
「管理下に置く」という言葉の背景にある法的な意味を知っておくだけで、同じセリフがまるで違う重みで聞こえてきます。
ぜひ今日から、事件解決のシーンで積極的に探してみてください。

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