ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S10E3に学ぶ「screw up」の意味と使い方

screw up

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』シーズン10エピソード3のラストシーンから、ネイティブが日常的によく口にする「screw up」の意味と使い方を見ていきましょう。「やらかしてしまった!」という瞬間、英語ではどう表現するのか一緒に確認しましょう。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

エピソードの幕切れ、新しいチームメンバーのオーブリー捜査官がブースの家にワインを持って訪ねてくるシーンです。ブースが「入って何か飲もうよ」と誘いますが、オーブリーは珍しく慎重な様子を見せます。

Booth:Come on in, huh? I’ll make you a drink. Come on.
(入りなよ。何か作るからさ。ほら。)

Aubrey:I’m good. I’m good. Yeah, I can be obnoxious when I drink, you know. Don’t want to screw up a good thing here, so, just gonna take it slow.
(いえ、結構です。飲むと酒癖が悪くなることがあるんで。せっかくのいい状況をぶち壊したくないですから。だから、焦らずゆっくりいきますよ。)

Booth:Yeah. See you tomorrow.
(そうか。また明日な。)

Aubrey:Yeah. Tomorrow.
(ええ。また明日。)

BONES Season10 Episode03(The Purging of the Pundit)

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シーン解説と心理考察

普段は飄々となんでも軽やかにこなすオーブリーが、このシーンでは珍しく慎重な姿勢を見せます。
「a good thing here」が指すのはブースとの関係だけでなく、チームの一員としてようやく確立しつつある自分の居場所全体のことです。
それを自分の酒癖で「台無しにしてしまう(screw up)」ことを本気で恐れているからこそ、この一歩引いた行動につながっています。
まだ「部下」として接され「相棒」とは認められていないことを自覚したうえで、それでも着実に距離を縮めようとするオーブリーの誠実さが伝わってくる温かいシーンです。

「screw up」の意味とニュアンス

screw up
意味:〜を台無しにする、しくじる、失敗する

ネジ(screw)を力任せに締めすぎてネジ穴が潰れてしまう様子が主な語源のイメージです。紙をくしゃくしゃに丸める動作から来るという説もあります。
いずれにせよ「取り返しのつかない状態にしてしまう」という感覚が核にあり、そこから「状況や物事をめちゃくちゃにする」「大切なものを台無しにする」という意味に発展しました。
悪意はないのに、自分の不注意や不器用さが原因で失敗してしまった、という自責の念が自然にこもる言葉です。

【ここがポイント!】

このフレーズの核にあるのは「自分のミスが引き起こした混乱と後悔」です。
単なる小さな間違いというよりは、「せっかく上手くいっていたものを自分の手でぶち壊した」という感覚が強く出ます。
ネイティブの日常会話では「やらかした!」という感情を乗せて使われることが多い、非常に生きた表現です。

実際に使ってみよう!

I totally screwed up the recipe and added salt instead of sugar.
(レシピを完全にやらかして、砂糖の代わりに塩を入れちゃったよ。)
料理の失敗など、日常のちょっとした「やらかし」を表現するのにぴったりです。

He screwed up big time by sending that email to the wrong person.
(彼は間違った相手にあのメールを送ってしまい、大失敗をやらかした。)
「screw up big time」(大失敗をする)は非常によく使われる組み合わせです。ビジネスの場でも自然に使えます。

Please don’t screw this up; it’s a surprise party for her!
(絶対に台無しにしないでね、彼女のためのサプライズパーティーなんだから!)
「失敗しないで」「空気を読んでね」と念押しするシチュエーションでも活躍する表現です。

『BONES』流・覚え方のコツ

オーブリーがブースの家の前で「これ以上踏み込んで飲んでしまったら、せっかく築きつつある居場所のネジ穴を自分の不注意で潰してしまうかもしれない」とグッと自制している姿をイメージしてみてください。
普段はおちゃらけている彼が、大切なものを壊さないように真剣に踏みとどまっている——その表情とセットで覚えると、このフレーズのニュアンスがよりリアルに感じられます。

似た表現・関連表現

mess up
(ミスをする、散らかす)
screw up とほぼ同じ意味ですが、響きが少し軽く、日常のちょっとした手違いにも幅広く使える表現です。

ruin
(〜を破壊する、台無しにする)
物理的な破壊や、計画・気分などを「完全にダメにする」という客観的な事実を述べる単語です。不注意による失敗というよりも、結果としての崩壊に焦点が当たります。

blow it
(チャンスをふいにする、しくじる)
特に「絶好の機会」や「一度きりのチャンス」を自分のせいで逃してしまった時に特化して使われる、ややカジュアルな表現です。

深掘り知識:受動態「be screwed up」が持つもう一つの顔

「screw up」は自分が失敗したという能動態でよく使われますが、受動態の「be screwed up」になると少し違う意味を持ちます。
物や状況に使えば「めちゃくちゃになっている、壊れている」ですが、人に対して使うと「(精神的に)ひどく参っている、混乱している」という意味になります。
たとえば誰かがトラウマや強いショックを抱えている時に「He is really screwed up right now.(彼は今、精神的にかなり追い詰められている)」と表現します。
刑事ドラマや医療ドラマで登場人物の不安定な心理状態を描写する際によく出てくる表現なので、合わせて覚えておくと聞き取れる場面がぐっと増えますよ。

まとめ|少しずつ積み重ねることが、一番の近道

今回は『BONES』シーズン10エピソード3から「screw up」をご紹介しました。
オーブリーはこのエピソードで一歩引くことを選び、その慎重さがブースとの信頼関係を少しずつ育てていきます。
英語学習もそれと同じで、大切なのは一度の失敗を恐れることよりも、諦めずに続けることです。
「screw up」という言葉を自分の口から自然に出せるその日まで、焦らずゆっくり——オーブリー流で行きましょう。

このエピソードを見るには

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※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

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