ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S10E21に学ぶ「go through」の意味と使い方

go through

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回は『BONES』シーズン10エピソード21から、日常やビジネスの調べ物で大活躍する「go through」の意味を解説します。
アンジェラの頼もしいIT捜査のシーンから、一緒に見ていきましょう。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

アンジェラとオーブリーが被害者の残したタブレット端末のデータを解析しているシーンです。
消えたはずの写真の痕跡を追うアンジェラの専門的な調査が、事件の新たな糸口を引き寄せます。

Angela: So, I was going through the victim’s tablet. He was using a site called “Peek-a-Pic.”
(被害者のタブレットを調べていたの。”Peek-a-Pic”ってサイトを使ってたわ。)

Aubrey: But if they’ve disappeared–
(でも、もし写真が消えてしまったなら…)

Angela: No, they don’t actually disappear. The metadata is stored deep within the file system, but if you know how to get in there–
(完全には消えないわ。メタデータがファイルシステムの奥深くに残っているの。やり方さえ分かれば…)

Aubrey: All of these pictures are of the same woman.
(この写真、全部同じ女性のものだ。)

BONES Season10 Episode21(The Life in the Light)

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シーン解説と心理考察

被害者が誰と連絡を取り合っていたのか、事件解決の糸口を探るためにアンジェラがデジタル機器のデータ解析を行っている場面です。
「Peek-a-Pic」は、閲覧後に写真が自動的に消えるタイプのアプリ。
一見すると証拠隠滅されたかのように見えますが、天才的なITスキルを持つアンジェラの手にかかれば、隠されたメタデータがたちまち姿を現します。
オーブリーの素朴な疑問に即座に答え、次の手がかりへと会話を展開させていく——このシーンのアンジェラは本当に頼もしいですね。
ここでの「going through」は「調べている最中」という進行中の行為を自然に表しており、このフレーズが持つ「端から端まで目を通す」というニュアンスをそのまま体現しています。

「go through」の意味とニュアンス

go through
意味:(書類やデータなど)をくまなく調べる、目を通す

「go」は「行く、進む」、「through」は「〜を通り抜けて、最初から最後まで」という意味を持つ単語です。
これらを組み合わせた「go through」は、データや書類の山、あるいは持ち物などを「端から端まで通り抜けるように調べる」という意味になります。
単にチラッと見るのではなく、何か特定の情報を探すために「一つ一つ丁寧に確認していく」というニュアンスが含まれているのが特徴です。
ビジネスシーンでの資料確認から、日常の探し物まで、非常に汎用性の高い熟語です。

【ここがポイント!】

「I’ll go through it.(目を通しておきます)」と伝えるだけで、「一件一件確認する」という責任感と誠実さが相手に伝わります。
単に「読む(read)」や「見る(look at)」よりも、最初から最後まで見落としなく確認するという根気強さが言葉の中に含まれているからです。
ビジネスの場で使えると、印象が大きく変わる一言です。

実際に使ってみよう!

I will go through these documents and let you know if I find any errors.
(これらの書類に目を通して、もし間違いを見つけたらお知らせしますね。)
ビジネスシーンで最も定番の使い方です。提出されたレポートや契約書などを、最初から最後までしっかりと確認するという責任感が伝わります。

She went through her bag twice, but couldn’t find her car keys.
(彼女はバッグの中を2回も調べたが、車の鍵を見つけることができなかった。)
日常生活での探し物を表す際にもよく使われます。バッグの底まで手を突っ込んで、隅々まで探している様子が目に浮かぶような表現です。

Let’s go through the schedule for tomorrow’s event one more time.
(明日のイベントのスケジュールを、もう一度最初から確認しましょう。)
会議の締めくくりなどで、手順や計画を順を追っておさらいする際に役立ちます。チーム全体で認識を合わせるためのスマートな一言です。

『BONES』流・覚え方のコツ

アンジェラがスクリーンを操作しながら、タブレットのデータを端から端まで丁寧に解析していく姿をイメージしてください。
データの海というトンネルに飛び込んで「通り抜ける(go through)」ように調べていく——この視覚的なイメージを持つことで、フレーズのニュアンスが直感的に理解できるようになります。
「ちょっと見る」ではなく「全部見る」という根気強さが、このフレーズの核心です。

似た表現・関連表現

look over
(〜にざっと目を通す、軽く調べる)
「go through」が隅々までしっかり調べるのに対し、こちらは全体像を把握するために「サッと見る」「一通り目を通す」という軽いニュアンスになります。

search for
(〜を探し求める)
「go through」が調べる対象(書類やカバンなど)に焦点が当たるのに対し、こちらは見つけ出したい目的の物(鍵や情報など)に直接焦点が当たる表現です。

check out
(〜を調べる、確認する)
「go through」よりもカジュアルで、「ちょっと見てみる」「面白そうだから確認する」といったニュアンスで日常的に広く使われます。

深掘り知識:もう一つの意味——「辛い経験をする」

今回解説した「go through」には「くまなく調べる」という意味の他に、もう一つ絶対に覚えておきたい重要な意味があります。
それは「困難や辛い時期を経験する」という意味です。

例えば、誰かが辛い出来事の真っ只中にいるとき、「I know what you are going through.(あなたの辛い気持ち、分かるよ)」と声をかけます。
「暗いトンネルの中を通り抜けている最中」というイメージから来た表現で、こちらも「通り抜ける(through)」という感覚は同じです。

アンジェラがデータを「go through(調べる)」このエピソードで、主人公のブースは別居とギャンブル依存症という人生の試練を「go through(経験している)」最中です。
一つのフレーズが「ラボでの捜査」と「心の苦悩」という全く異なる文脈を静かに橋渡ししている——そう気づくと、このエピソードの世界がより奥深く感じられますね。

まとめ|「通り抜ける」が生む二つの意味

今回は『BONES』シーズン10エピソード21から、日常からビジネスまで幅広く使える「go through」の意味と使い方をご紹介しました。

「調べる」という実務的な意味と、「辛い経験をする」という感情的な意味——どちらも「最初から最後まで通り抜ける」というイメージから生まれた言葉です。
この共通の感覚を一度つかんでしまえば、どんな文脈で出てきても迷わなくなります。
アンジェラがデータを丁寧に一件一件確認するシーンを思い浮かべながら、ぜひ日常の「確認作業」の場面でこのフレーズを使ってみてください。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

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