ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S01E21に学ぶ「be cut out for」の意味と使い方

be cut out for

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

何かに行き詰まり、「私には向いてないかも」と悩むことはありませんか?

今回は、自分の適性や持って生まれた素質を語る時の重要フレーズをご紹介します。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ブースが戦友の死や、過去の過酷な任務の記憶をブレナンに打ち明けるシーンです。

彼は普段の自信を失い、心の奥底にある弱音を静かに吐露します。

Booth: It’s never just the one person who dies, Bones. … Makes you realize maybe you’re not cut out for it.
(死ぬのは一人だけじゃないんだ、ボーンズ。…自分はそれに向いていないんじゃないかって、気づかされるんだ。)
Brennan: Cut out for what?
(何に向いていないの?)
Booth: Life. You know, happiness.
(人生さ。そう、幸せとかね。)
BONES Season1 Episode21 (The Soldier on the Grave)

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ブースは元スナイパーとして、過去の任務が正義だったと信じて自分を保ってきました。
しかし、犠牲になった家族の姿がその信念を揺るがせます。

人を殺める非日常の世界に染まりすぎた自分は、もう普通の幸せな人生を送る資格も素質もないのではないか

そんなブースの深い絶望と孤独感が、この一言に凝縮されていますね。

フレーズの意味とニュアンス

be cut out for
意味:〜に向いている、〜の素質がある

語源は「型紙通りに切り抜く」という裁縫の用語から来ています。

ある特定の目的や役割のために、あらかじめ布が形作られている、つまり「生まれつきその役割に適している」というニュアンスを持つ表現です。

【ここがポイント!】

肯定文でも使えますが、ブースのように否定形(not cut out for)で使われることが圧倒的に多いのが特徴です。

単なる努力不足ではなく、そもそも自分の性分に合わない、柄じゃないという本質的な不適合感を伝える際に使われます。

実際に使ってみよう!

日常会話やビジネスシーンで、適性を話題にする際の例を見てみましょう。

I realized I’m not cut out for a desk job.
(私はデスクワークには向いていないと気づきました。)
自分の性格や働き方の好みを説明する定番フレーズです。能力がないというより、性格に合わないという響きになります。

She is definitely cut out for being a leader.
(彼女は間違いなくリーダーの素質があります。)
他人の才能を評価する時は、肯定形で使うと最高の褒め言葉になります。リーダーになるために生まれてきたような人だ、と伝えられますよ。

Maybe we just weren’t cut out for each other.
(たぶん私たち、相性が良くなかったんだよ。)
別れ話や恋愛の場面でよく使われます。誰が悪いわけでもなく、縁がなかったと表現することで角を立てずに関係を終わらせることができます。

BONES流・覚え方のコツ

「クッキーの型抜き」をイメージしてみてください!

星型の型で抜けば星型のクッキーになるように、人間も何かの役割のために型抜きされていると想像してみましょう。

ブースは自分がスナイパーの型で抜かれたため、幸せな家庭人の型にはハマらないと感じているわけです。「自分は何の型かな?」と考えると、すっと頭に入りますよ。

似た表現・関連表現

be suited for
(〜に適している)
よりフォーマルで客観的な表現で、面接など公式な場で好まれます。今回の表現が「生まれ持った素質」なら、こちらは「条件や経歴の合致」に近いニュアンスです。

have a knack for
(〜のコツを心得ている)
持って生まれた器というより、感覚的にうまくできる「スキル」寄りの表現です。料理や機械いじりなどの特技によく使われます。

fit in
(なじむ、適合する)
個人の能力や適性というよりも、そのグループや環境にうまく溶け込めるかという、協調性に焦点を当てた表現です。

深掘り知識:「型紙」から外れた兵士の悲哀

この表現の面白いところは、服を作るための布の裁断から来ている点です。

もし布が型紙(pattern)通りに切られていなければ、その服はうまく仕上がりません。そこから転じて、その役割のためにあつらえられていない=向いていない、という意味になりました。

ブレナンが「何に向いてないの?」と聞き返したのは、彼女にとってブースが「相棒として完璧にフィットする存在」だからこそ、彼が自分を否定することが理解できなかったのかもしれませんね。

まとめ|自分の「型」は自分で決める

向いていないと知ることは、決して悪いことではありません。
それは、自分が本当に輝ける別の型を探すための第一歩だからです。

ブースもブレナンという相棒に出会い、少しずつ過去とは違う新しい居場所を見つけていきます。あなたも、英語学習という新しい型をぜひ楽しんでみてくださいね。

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