ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S02E04に学ぶ「finder’s keepers」の意味と使い方

finder's keepers

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は、ネイティブの子どもから大人まで幅広く使われる、遊び心に溢れたカジュアルな日常表現をご紹介しますね。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

森の奥深くで遺体が発見され、現場に駆けつけたブレナンとブース。
しかし、規制線が張られた現場には奇妙な緊張感が漂っていました。

なんと、現場に迷い込んだ一般人の犬が、重要な証拠品である「被害者の腕の骨」をくわえてマウンドに陣取り、取り囲む警官たちに向けて激しく唸り声を上げていたのです。

飼い主が必死になだめても決して骨を離そうとしない犬に対し、証拠保全を最優先するブレナンは「撃って」と冷徹に言い放ちます。
そんな彼女をたしなめつつ、ブースが犬の行動をユーモアたっぷりに代弁するシーンです。

Brennan: In some cultures, dogs can guard corpses… so … shoot it.
(ある文化圏では、犬は餓死するまで死体を守ることがあるわ…だから…撃ってちょうだい。)

Booth: I’m – I’m not shooting him for just doing what comes naturally.
(犬の自然な習性に従っているだけなのに、撃つわけにはいかないよ。)

Booth: As far as he’s concerned, you know, finder’s keepers.
(彼(犬)にしてみれば、見つけた者の勝ちってことさ。)
BONES Season2 Episode4 (The Blonde in the Game)

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シーン解説と心理考察

ブレナンは証拠保全のために犬を撃つよう要求しますが、ブースは犬の習性を「doing what comes naturally(自然の摂理)」と捉え、優しく接しようとします。

骨を見つけて離さない犬の行動を、人間の子どもが使う「finder’s keepers」というフレーズで代弁することで、ブースの温厚でユーモアのある性格と、ブレナンの極端な合理主義の対比が見事に浮き彫りになっていますね。

緊迫した殺人現場の空気をふっと和ませる、ドラマならではの秀逸なセリフ回しです。

フレーズの意味とニュアンス

finder’s keepers
意味:見つけた人のもの、早い者勝ち

直訳すると「発見者は保持者」となります。

もともとは「Finders keepers, losers weepers(見つけた人はもらい泣き、失くした人は泣きっ面)」という英語圏の子どもたちがよく使う決まり文句の前半部分です。
道端でコインを見つけた時や、持ち主のわからないものを自分のものだと主張する際に使われます。

【ここがポイント!】

ネイティブがこの言葉を使うとき、根底には「ラッキー!先に手に入れたもん勝ちだよね」という無邪気なコアイメージがあります。

ビジネスなどの公的な場面で深刻に権利を主張するというよりは、日常会話でのちょっとした冗談や、カジュアルに「これは私のもの!」と宣言するような勢いとポジティブなニュアンスが含まれていますよ。

実際に使ってみよう!

A: Is this anyone’s pen? I need one. / B: I don’t think so. Finder’s keepers!
(A: このペン誰かの?一本必要なんだよね。 / B: 誰のでもないと思うよ。早い者勝ち!)
持ち主がわからないものを自分が使おうとする際の、定番のカジュアルなやり取りです。

I found this amazing vintage jacket at the thrift store. Finder’s keepers!
(古着屋でこんなに素敵なヴィンテージジャケットを見つけたの。見つけたもん勝ち!)
掘り出し物を見つけて得をしたときの喜びを表現するのにもぴったりですね。

He left the last slice of pizza on the table. Finder’s keepers!
(彼、テーブルにピザの最後の一切れを置きっぱなしにしてる。もらった!)
食べ物の奪い合いなど、親しい間柄での冗談めいたシチュエーションでよく使われます。

BONES流・覚え方のコツ

「証拠品の骨をくわえて絶対に離そうとしない、ドヤ顔の犬」を頭に思い浮かべてみましょう。

「俺が見つけたんだから、俺の骨だ!」と犬が主張している姿と、「finder’s keepers」のリズミカルな音をセットにすると、イメージがぐっと定着しやすくなりますよ。

似た表現・関連表現

first come, first served
(意味:先着順、早い者勝ち)
「finder’s keepers」が「見つけた者勝ち」であるのに対し、こちらは順番として「先に来た人が優先される」という正式なルールを説明する際によく使われます。

losers weepers
(意味:失くした人は泣きっ面)
「finder’s keepers」と対になる表現です。単独で使われることは少ないですが、セットで覚えておくとネイティブらしさがぐっと増しますよ。

early bird gets the worm
(意味:早起きは三文の徳)
朝早く行動した人が良い結果を得るという意味のことわざです。競争において「早い方が得をする」という根底のニュアンスは共通していますね。

深掘り知識:韻(ライム)が作る英語のリズム感

今回のフレーズの完全版である「Finders keepers, losers weepers」は、英語特有の「韻(ライム)」を踏んでいるのが大きな特徴です。

「keepers(キーパーズ)」と「weepers(ウィーパーズ)」で語尾の音を揃えることで、口に出したときのリズム感が心地よく、記憶に残りやすくなっています。

英語のことわざや子どもの遊び歌には、こうしたライムが多用されています。
上級者の方は、単語の意味だけでなく「音の響きの面白さ」に着目してみると、ネイティブがなぜそのフレーズを好んで使うのか、という言語的な感覚まで深く理解できるようになりますよ。

まとめ|「見つけた者勝ち!」で会話にユーモアを添えて

いかがでしたか?
今回は『BONES』の緊迫した現場から、ブースの温かな人柄が滲み出るフレーズ「finder’s keepers(見つけた人のもの、早い者勝ち)」を深掘りしました。

単なる「自分のものだ」という自己主張ではなく、子どものような無邪気さや「ラッキー!」というポジティブな感情が含まれているのが、この言葉の面白いところです。

ブレナンのような研ぎ澄まされた論理的思考も魅力的ですが、時にはブースのように、ちょっとした遊び心を交えてその場の空気をふっと和ませるような英語を使えるとおしゃれですよね。

日常のささいな出来事の中で「あ、これ使えるかも!」という場面があったら、ぜひ「Finder’s keepers!」とお茶目に宣言して、ネイティブらしいリズム感を味わってみてくださいね。

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