ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S01E04に学ぶ「put A on B’s tab」の意味と使い方

Put A on B's tab

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

友人や同僚と食事に行った際、お会計の場面で「ここは私が」「いやいや私が」となること、ありますよね。

今回は、そんな支払いのシーンで使える、ブースならではの「チャーミングな図々しさ」が光る英語表現をご紹介します。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

事件捜査の合間、ブースはブレナンに「仕事のパートナーとして、お互いのプライベートには干渉しない」というルールを提案します。

真面目な顔で線を引いたかと思いきや、その数秒後にブースはとんでもない提案をします。

Booth: We’re partners. We should just keep it at that. Work.
(俺たちは相棒だ。そこだけにしておこう。仕事だけの関係な。)

Brennan: Fine.
(いいわよ。)

Booth: You know what? I’ll tell you what … you can take me out to dinner. Put me on your tab.
(いいか?こうしよう…君が俺をディナーに連れて行くんだ。君のツケでな。)

Brennan: Why should I do that?
(なんで私が?)

BONES Season1 Episode4 (The Man in the Bear)

Amazon Prime Videoで見る ※配信状況は変更される場合があります(2026年1月時点)

シーン解説と心理考察

このシーンの面白さは、「言ってることとやってることが真逆」な点です。

「仕事だけの関係だ(Work only)」とクールに決めた直後に、デートのようなディナーをねだるブース。

しかも「おごってくれ」とストレートに言うのではなく、Put me on your tab(俺を君のツケに乗せてくれ)という、あたかも「自分=ブレナンが支払うべき経費の一部」であるかのような言い回しで、冗談めかして甘えています。

この「憎めない距離の詰め方」こそが、ブースの最大の武器かもしれません。

フレーズの意味とニュアンス

put [someone/something] on [someone’s] tab

意味: (勘定を)〜のツケにする、〜におごらせる

tab は「つけ、勘定書き」のこと。
バーやレストランで、注文のたびに支払うのではなく、最後にまとめて払うシステム(Run a tab)を指します。

【ここがポイント!】

通常は、自分が支払う時に Put it on my tab (私のツケにして=私が払うよ)と言います。

しかし今回のブースは、Put ME on YOUR tab と言っています。

「注文した料理(it)」ではなく「俺(me)」を、「俺のツケ(my tab)」ではなく「君のツケ(your tab)」に乗せる。

この代名詞の入れ替えによって、「俺の面倒は君が見てくれよ」という親密さと図々しさを同時に表現する、高度なジョークになっています。

実際に使ってみよう!

基本形は「私が払うよ」というスマートな申し出の表現です。まずは王道の使い方を覚えましょう。

Don’t worry, put it on my tab.
(心配しないで、私のツケにしておいて(=おごるよ)。)

解説:
行きつけのお店や、後でまとめて払える状況で、友人の分も自分が負担する時に言います。It’s on me より少し玄人感が出ます。

Can I put these drinks on his tab?
(この飲み物代、彼のツケに回してもいい?)

解説:
パーティーなどで、主催者や上司が支払うことになっている時に、店員さんに確認する表現です。

Just put it on the company tab.
(会社の経費(ツケ)にしておいて。)

解説:
接待や出張先での支払いを、会社への請求に回す際によく使われます。「経費で落ちるから気にしないで」というニュアンスです。

『BONES』流・覚え方のコツ

「ブラウザのタブ」をイメージしてください。

ネットを見ている時、新しいページを次々と「タブ」で開いていきますよね。

注文したビールや料理が、見えない「タブ(請求書)」にリストアップされていく様子を想像しましょう。

最後にそのタブを全部閉じる(支払う)時、「誰のタブに乗せるか?」を決めるのがこのフレーズです。

ブースのように「君のタブに乗せて」と言うには、相当な信頼関係(と愛嬌)が必要です!

深掘り知識:バーでの「ツケ」の頼み方

アメリカのバーでは、最初にクレジットカードをバーテンダーに預けて Open a tab (ツケを開く)のが一般的です。

これを知っていると、注文のたびに財布を出す手間が省けますよ。

【実践フレーズ】

最初の1杯を頼む時に、カードを渡しながらこう言ってみましょう。

“Can I keep a tab open?”
(ツケにしておいてもらえますか?)

“Keep it open, please.”
((カードを渡して)ツケのままで。)

そして帰る時には、こう言って清算します。

“Close the tab, please.”
(ツケを閉めてください=お会計お願いします。)

この一連の流れができれば、あなたも立派なバーの上級者です。

まとめ|支払いはスマートに

「おごるよ」と言う時、I’ll pay for you だと少し恩着せがましく聞こえることもありますが、Put it on my tab なら「いつもの流れで」という常連感が出てスマートです。

まずは行きつけのお店を作るところから始めてみてはいかがでしょうか?

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年1月時点)

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次