ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S3E13に学ぶ「reach a verdict」の意味と使い方

reach a verdict

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』シーズン3第13話から、法廷やニュースで頻出する、結論を出す際のフォーマルな表現をご紹介します。
ネイティブのちょっとした言葉遊びにも使える奥深いフレーズですので、一緒に楽しく学んでいきましょう!

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ブレナンの父マックスの裁判がいよいよクライマックスを迎えるシーンです。
陪審員たちが法廷に戻り、緊張感が最高潮に達する中、裁判長が静かに問いかけます。

Judge Haddoes: Has the jury reached a verdict?
(ハドース裁判官:陪審員は評決に達しましたか?)

(Booth gets up and leaves before the verdict is read.)
(ブースは立ち上がり、評決が読み上げられる前に退出する。)

Jury foreperson: Yes, your honor.
(陪審長:はい、裁判長。)
BONES Season3 Episode13 (The Verdict in the Story)

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シーン解説と心理考察

ブレナンの父の運命が決まる、まさに息を呑む瞬間です。
裁判長が「評決に達したか」と問いかけ、いよいよ判決が下されるというその時、なんとブースは席を立ち、結果を聞かずに法廷を出て行ってしまいます。

法執行機関の人間であるブースにとって、本来なら法的な「評決(verdict)」こそがすべてのはずです。
しかしこの時、彼は法廷の外で一人孤独に結果を待つブレナンの元へ向かいました。

彼にとっては、陪審員が下す結論よりも、相棒であるブレナンの傍に寄り添うことの方がはるかに重要だったのです。
言葉以上にキャラクターの深い絆を物語る、シーズン屈指の名場面ですね。

フレーズの意味とニュニュアンス

reach a verdict
意味:評決を下す、結論に達する、決定する

直訳すると「評決(verdict)に到達する(reach)」となります。
主に裁判で陪審員や裁判官が最終的な判決や結論を出す際に使われる法務用語ですが、日常会話やビジネスシーンでもよく使われます。

「(長い議論の末に)最終的な結論を出す」「重要な決定を下す」というニュアンスで、フォーマルで知的な響きを持たせたい時に便利です。

【ここがポイント!】

このフレーズのコアイメージは「長く険しい道のりを経て、ようやく一つのゴール(結論)にたどり着く」というプロセスにあります。

単に decide(決める)と言うよりも、reach(到達する)を使うことで、そこに至るまでの慎重な審議や、関わった人々の苦悩といった背景の重みが相手に伝わります。
重厚な決断を表現するのにぴったりのフレーズです。

実際に使ってみよう!

After hours of intense negotiation, the board finally reached a verdict.
(何時間にも及ぶ激しい交渉の末、取締役会はついに結論を出した。)
[解説]ビジネスシーンで、重要な会議や議論の末に決定が下されたことを重々しく伝えるフォーマルな表現です。

After a long family meeting, we reached a verdict: we are having pizza tonight.
(長い家族会議の末、我々は評決に達した。今夜はピザだ。)
[解説]あえて日常の些細な決断(夕食のメニューなど)に対して法廷用語を使うことで、「大げさな響き」を出してユーモアを誘うネイティブ特有の言葉遊びです。

The medical team has yet to reach a verdict on the best treatment plan.
(医療チームは、最適な治療計画についてまだ結論に達していない。)
[解説]複雑な問題に対して、専門家たちが慎重に協議を続けている状態をニュースや公式な場で伝える際に役立ちます。

BONES流・覚え方のコツ

ブレナンの父の命運を分ける、静まり返った法廷の重苦しい空気を思い出してください。
陪審員たちが長い議論の末にたどり着いた重い「verdict(評決)」が読み上げられようとする中、その場をスッと離れるブースの後ろ姿。

重厚な扉を開けて結論に「到達(reach)」する緊迫感と、ブースの優しさをセットで記憶することで、このフレーズのフォーマルな響きがドラマの情景と共に脳に深く刻み込まれますよ。

似た表現・関連表現

come to a conclusion
(意味:結論に達する、結論を出す)
reach a verdict より少し日常的で幅広く使われます。データや証拠に基づいて論理的に考えた末の答え、というニュアンスが強い表現です。

make a decision
(意味:決定する、決断する)
最も一般的でシンプルな表現です。議論の有無にかかわらず、日常の些細なことからビジネスまで、自分の意思で何かを決める際に広く使われます。

reach a consensus
(意味:合意に達する、意見が一致する)
自分一人ではなく、グループ全員の意見がまとまり、全員が納得する結論(コンセンサス)にたどり着いた状況を強調するビジネス頻出表現です。

深掘り知識:「verdict」に隠された「真実を言う」という語源の秘密

verdictという単語の成り立ちを紐解くと、ラテン語の「vere(真実の)」と「dictum(言うこと)」が組み合わさってできた言葉であることが分かります。
つまり、直訳すると「真実を語ること」なのです。

法廷において、陪審員たちが証拠を吟味し、何が真実であるかを宣言する行為そのものが verdict(評決)という言葉に込められています。
エピソードの原題が『The Verdict in the Story(物語の中の真実)』であることや、ブースが証言台でブレナンのために苦しい「真実」を語った直後にこの言葉が使われているのも、脚本家の深い意図を感じさせますね。

語源を知ると、無機質に見える法務用語にも、人間の歴史と深い意味が宿っていることが分かります。

まとめ|重みのある決断を英語で表現しよう

いかがでしたか?今回は法廷ドラマのクライマックスから、重みのある結論を出すための知的表現を深掘りしました。

ビジネスでの重要な決定から、日常のちょっとしたユーモアまで幅広く使える表現です。
ぜひ今日の記事を参考に、あなたなりの「評決」を英語で下してみてくださいね。

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