ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S02E04に学ぶ「set up a perimeter」の意味と使い方

set up a perimeter

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は、犯罪捜査ドラマの定番でありながら、日常の「境界線」を引く際にも応用できる、知的なプロフェッショナル表現をご紹介しますね。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

森の奥で発見された人間の腕の骨。
それをくわえた犬が唸り声を上げてマウンドに陣取るという、異常な現場でのシーンです。

犬の飼い主であるギルが必死になだめようと近づきますが、証拠保全を最優先するブレナンは、周囲の人間を遠ざけようと指示を出します。

Gil: Buddy! Buddy! Put down the bone.
(バディ!バディ!骨を置きなさい。)

Brennan: Okay. I need everybody to clear the area. Set up a perimeter.
(わかったわ。全員この場所から離れて。規制線を張って。)

Booth: Clear the area! Let’s set up a perimeter.
(現場から離れろ!規制線を張るんだ。)
BONES Season2 Episode4 (The Blonde in the Game)

Amazon Prime Videoで見る ※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

シーン解説と心理考察

愛犬を心配して近づく飼い主に対し、ブレナンは「clear the area(場所を空ける)」から「set up a perimeter(規制線を張る)」へと、より強固な言葉を重ねて証拠保全を求めます。

ここで興味深いのは、研究者であるブレナンの言葉を、FBI捜査官のブースが即座に「公式な命令」として復唱している点です。

緊迫した現場で、どのレベルの言葉を使えば周囲が動くのか、ネイティブの言葉の選び方がよくわかるシーンですね。

フレーズの意味とニュアンス

set up a perimeter
意味:境界線(規制線)を張る、周囲を固める、警戒網を敷く

「perimeter」は元々、幾何学や軍事用語で「周囲、周辺、境界線」を表す名詞です。
「set up(設置する、構築する)」と組み合わせることで、事件や事故の現場に黄色いテープ(KEEP OUT)を張ったり、警官を配置して一般人の立ち入りを制限したりする「規制線を張る」という定番フレーズになります。

【ここがポイント!】

警察ドラマでは物理的なテープを張る意味で使われますが、ビジネスや日常会話では「問題が外部に漏れないように周囲を固める」「プライベートに踏み込まれないよう境界線を引く」という比喩的なニュアンスでも使われます。

「これ以上踏み込ませないための防御壁を作る」という、堅牢なコアイメージがありますよ。

実際に使ってみよう!

The police officers quickly set up a perimeter around the crime scene.
(警察官たちは素早く犯罪現場の周囲に規制線を張った。)
[解説] ニュースやドラマで最もよく耳にする、物理的な警戒網を敷く際の基本的な使い方です。

We need to set up a perimeter to keep the information from leaking.
(情報が漏れるのを防ぐために、周囲を固める必要がある。)
[解説] ビジネスでの危機管理や、情報漏洩を防ぐための防御策を講じるという比喩的な表現です。

It’s important to set up a perimeter between your work and personal life.
(仕事とプライベートの間に境界線を引くことは大切です。)
[解説] 人間関係や生活の中で、他人に踏み込まれたくない「心の境界線」を構築する際にも応用できます。

『BONES』流・覚え方のコツ

黄色い「KEEP OUT」のテープを使って、大切なものを守るために「ぐるりと円(境界線)を描く」映像を思い浮かべてみてください。

「perimeter」という少し長めの単語そのものを覚えるのが難しく感じるかもしれませんが、「外側からの侵入を防ぐための見えない壁を立ち上げる(set up)」という空間的なイメージとセットにすると、比喩的な意味で使う際にも自然と言葉が出てくるようになりますよ。

似た表現・関連表現

cordon off
(意味:〜を封鎖する、規制線を張る)
テープやロープなどで物理的に特定のエリアを囲い、立ち入り禁止にするという動作そのものを強調する表現です。

clear the area
(意味:その場から立ち退く、エリアを無人にする)
今回のシーンでも直前に使われています。規制線を張る前に、まずは人を遠ざける際の一連のセットフレーズですね。

draw a line
(意味:一線を画す、境界線を引く)
物理的な境界線ではなく、「ここまでは許容できるが、ここからはダメだ」という心理的・道徳的な境界を引く際によく使われます。

深掘り知識:「perimeter」の語源と現代への進化

「perimeter」という単語は、ギリシャ語の「peri(周囲)」と「metron(測定)」が組み合わさってできた言葉で、元々は幾何学で「図形の周囲の長さ」を測るための専門用語でした。

それが軍事や警察の「警戒境界線」へと意味を広げ、さらに現代では、ITセキュリティの分野で「ペリメーター防御(境界防御)」という専門用語として定着しています。
これは、社内ネットワークとインターネットの「境界」にファイアウォールなどを置いて守る手法のことです。

古代の数学用語が、現代のサイバー空間を守る言葉として最前線で使われていると思うと、言葉の進化のロマンを感じずにはいられませんね。

まとめ|「境界線」を引いて自分や大切なものを守ろう

いかがでしたか?
今回は『BONES』の本格的な捜査開始の合図とも言える、「set up a perimeter(規制線を張る、周囲を固める)」という表現を深掘りしました。

ドラマの中でこのセリフが聞こえたら、「いよいよ事件が動き出すぞ!」というワクワク感が高まりますよね。

単なる警察用語としてだけでなく、ビジネスでのリスク管理や、自分のプライベートを守るための心理的な境界線としても使える非常に知的な単語です。
「周囲を固める」という堅牢なイメージとともに、ぜひ大人の語彙力としてストックしておきましょう。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次