ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S01E19に学ぶ「snap judgment」の意味と使い方

snap judgment

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

第一印象で「こういう人だ」と早合点して失敗した経験はありませんか?

今回は、ブレナンの面会シーンから、人間関係やビジネスでも役立つ会話の必須フレーズをご紹介します。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ブレナンが殺人容疑で拘束されているニューオーリンズの警察署での出来事です。

ブースが助っ人として連れてきた凄腕の連邦検事キャロリン・ジュリアンと、ブレナンが初めて顔を合わせる緊迫のシーンを見てみましょう。

BOOTH: Okay, listen, there’s no way that Bones could’ve killed Legiere. I mean sh…it’s…it’s just not her. I mean look at her.
(なあ聞いてくれ、ボーンズがルジエールを殺すなんてあり得ない。つまり…彼女らしくない。彼女を見てくれよ。)
CAROLYN JULIAN: I am doing you a favor taking this case, Booth. But as the lady cop says, I’m a prosecutor. And as it stands now, I could try this case in my p.j.’s and still get a conviction.
(ブース、私はあなたに恩を売るためにこの件を引き受けたのよ。でもあの女性警官が言う通り、私は検事なの。今の状況なら、パジャマ姿で裁判に出ても有罪にできるわ。)
BRENNAN: Well, shouldn’t you get to know your clients before you make snap judgments.
(それなら、即断する前に依頼人のことをよく知るべきではないですか。)
BONES Season1 Episode19 (The Man in the Morgue)

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圧倒的に不利な状況下で、キャロリンはブレナンを厄介な容疑者として扱い、「パジャマ姿で裁判に出ても有罪にできる」と冷ややかに突き放します。

しかし、どんな権威にも怯まないブレナンは、証拠の検討も不十分な段階で有罪を確信するようなキャロリンの態度を「即断するべきではない」と真っ向から批判します。

相手がどれほど優秀な検事であっても、自分の筋を通さずにはいられない、ブレナンの頑固さと芯の強さが如実に表れているやり取りです。

フレーズの意味とニュアンス

snap judgment
意味:即断、早合点、直感的な判断

「snap」には「パチンと鳴らす」「ポキッと折れる」といった意味の他に、「パッと(瞬間的に)行われる」という形容詞としての働きがあります。

指をパチンと鳴らす(snap one’s fingers)ほんの一瞬の間に下される「judgment(判断)」ということから、時間をかけずにパッと決めてしまうことを指します。

【ここがポイント!】

このフレーズの最大の核心は、「十分な情報や考慮なしに結論を急ぐ」というネガティブな響きが含まれやすい点です。

優れた直感というよりは「決めつけ」「早とちり」に近いニュアンスを持ちます。今回のように make a snap judgment(即断する)というセットで使われることが非常に多い大人の必須フレーズです。

実際に使ってみよう!

日常の人間関係からトラブル回避まで、「早とちり」を防ぐための便利なフレーズを見ていきましょう。

Try not to make a snap judgment about the new boss.
(新しい上司について、早合点しないように気をつけて。)
ちょっとした噂や第一印象だけで相手を決めつけがちな同僚や友人を、優しくたしなめる時によく使われる定番のフレーズです。

I made a snap judgment about that restaurant. It was actually great!
(あのレストランについて早合点してたわ。実際はすごく良かった!)
日常会話で「食わず嫌いだった」「勝手なイメージで誤解していた」と認める際にも使えます。自分の非を軽く認めるカジュアルな表現です。

We shouldn’t make any snap judgments before hearing both sides of the story.
(双方の話を聞く前に、即断するべきではありません。)
友人同士の揉め事の仲裁や、会議などで客観的な視点を保ちたい時に使える知的な切り返しです。

BONES流・覚え方のコツ

「ブレナンとキャロリンの真逆のスタンス」で覚えましょう!

何日もかけて骨から客観的な証拠(Evidence)を見つけ出す法医学者にとって、指を鳴らすように一瞬で下される主観的な「即断(Snap judgment)」は最も許せない行為です。

この単語が持つ「薄っぺらさ」と、ブレナンの冷ややかな視線をセットで記憶に留めてみてくださいね。

似た表現・関連表現

jump to conclusions
(慌てて結論を出す、早合点する)
今回のフレーズと非常に似ていますが、こちらは「結論に向かってジャンプする」という動作に焦点が当たっています。「そんなに焦って結論を出さないで」と言いたい時に重宝します。

gut feeling
(直感、第六感)
snap judgmentが情報不足による悪い決めつけのニュアンスを持つのに対し、こちらは「なぜか分からないけれどお腹の底で感じる正しい直感」というポジティブな意味合いで使われることが多い表現です。

rash decision
(軽率な決定、無謀な決断)
「軽率な」という単語が使われている通り、後先を考えずに無謀な行動に出てしまう決定を指します。今回のフレーズよりも行動の危険性や愚かさが強調される言葉です。

深掘り知識:「Snap」から広がる瞬間的な英語の世界

「snap」という単語は、日常会話で一瞬の出来事を表す際に大活躍します。

例えば、我慢の限界がきて急に怒り出すことを He snapped.(彼がキレた)と言ったり、とても簡単なことを It’s a snap!(楽勝だよ!)と表現したりします。

指を鳴らすほんの一瞬の間に、感情が爆発したり物事が解決したりする。英語圏の人々が持つ時間の感覚が、この短い4文字にぎゅっと詰まっているのはとても興味深いですね。

まとめ|決めつける前に一呼吸を

情報が溢れる現代ではつい何事も素早く判断してしまいがちですが、大切なことほど一呼吸置く余裕を持ちたいものです。

もし誰かが焦って間違った結論を出しそうになっていたら、ぜひ Don’t make a snap judgment. と声をかけてあげてくださいね。

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