『フレンズ』S02E18 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選
海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
ジョーイは雑誌取材で、自分がせりふを作っているかのように話します。その発言を知った脚本家は、ドラマの中でドレイク・ラモレーの運命を変えます。
この回の英語の面白さは、ジョーイは即興で役を大きく見せ、脚本家は物語上の権限で役を終わらせるため、『自分をよく見せる英語』と『他人が結末を決める英語』が正面からぶつかるところにあります。
この対比は、ジョーイが役を良く見せる連鎖の言い回しと、脚本家がせりふの自作を指摘する表現とが、回の別々の会話線で異なる働きを担うところで具体化します。
あらすじ(ネタバレなし)
『フレンズ』S02E18では、ジョーイが人気ドラマの取材を受け、自分の貢献を大きく語ります。記事を読んだ制作側は、その発言を役柄の展開へ反映させます。
チャンドラーは新しい同居人エディの言動へ違和感を強め、ロスとレイチェルは過去の恋愛経験をめぐって衝突します。『フレンズ』シーズン2第18話は、自己紹介の言葉が他人の評価をどう動かすかを描きます。
このエピソードで学べる英語フレーズ
1. get along with
「〜と仲良くやる、うまくやっていく」という意味です。
Phoebe Buffay: Uh-oh. Are we not getting along with the new boy?
(新しく来た彼とは、うまくやれていないの?)
Friends Season 2 Episode 18 (The One Where Dr. Ramoray Dies)
台本の冒頭で、フィービーが get along with を使います。この発話で get along with は、相手へ確認や説明を求める働きを持っています。
get along with を含む文は疑問形になっており、情報だけでなく、相手の説明や同意を次のターンへ引き出します。引用では get along with が相手へ確認や説明を求める発話の核になっています。get along withだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。直後にはチャンドラーのターンが続きます。get along withだけで解釈を閉じず、返答までを一つの会話単位として扱う必要があります。
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2. take time to
「時間を取って〜する」という意味です。
Phoebe Buffay: You haven’t taken time to get to know him.
(彼を知るための時間を取っていないのよ。)
Friends Season 2 Episode 18 (The One Where Dr. Ramoray Dies)
take time to が現れるのは台本の冒頭です。フィービーの一言では、take time to が足りていない行動を指し示すことで会話の向きを定めています。
take time to と同じ文にある現在完了の否定形が、その行動がまだ済んでいないことを示します。引用では take time to が、相手へ次の一歩を促す発話の核になっています。take time toだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。発話権は次にチャンドラーへ移ります。take time toの語調は、その返答との組み合わせで場面上の機能が定まります。
3. get going
「出発する、行動を始める」という意味です。
Ross Geller: We should probably get going.
(そろそろ行ったほうがよさそうだ。)
Friends Season 2 Episode 18 (The One Where Dr. Ramoray Dies)
ロスは台本の序盤で get going と発話します。ここで get going は、可能性や仮定を示す役割を担います。
get going と同じ文にある助動詞が断定の強さを調整し、可能性、提案、仮定のどれとして差し出すかを示します。引用では get going が、その場を切り上げる合図の核になっています。get goingだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。フィービーの発話を受け、次はリチャードが話します。前後三つのターンが、get goingの強さを支える範囲です。
4. take a message
「伝言を預かる、伝言を受ける」という意味です。
Chandler Bing: Can I take a message or a fish tank?
(伝言を預かろうか、それとも水槽を?)
Friends Season 2 Episode 18 (The One Where Dr. Ramoray Dies)
台本の序盤に置かれた take a message は、チャンドラーの発話です。この take a message では、相手へ確認や説明を求めることが優先されています。
take a message を含む文は疑問形になっており、情報だけでなく、相手の説明や同意を次のターンへ引き出します。引用では take a message が相手へ確認や説明を求める発話の核になっています。take a messageだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。この take a message は字義的な事実報告ではありません。take a messageを含む誇張や言葉遊びが笑いを作るため、通常の場面へそのまま移すより、冗談だと共有できる関係での強さを先に考える必要があります。take a messageの直後にTillyが応答する配置です。句の意味と会話の結果を分けると、短い発話の役割が保たれます。
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5. come up
「(話題・問題などが)持ち上がる、出てくる」という意味です。
Chandler Bing: Yeah, your name came up in a conversation that terrified me to my very soul.
(君の名前は、僕を心底怖がらせた会話の中で出てきたよ。)
Friends Season 2 Episode 18 (The One Where Dr. Ramoray Dies)
台本の序盤で、チャンドラーが come up を使います。この発話で come up は、状況への評価や情報を共有する働きを持っています。
come up は動詞と小辞を一まとまりで捉えると、単独の動詞では足りない方向や結果まで保てます。引用では come up が状況への評価や情報を共有する発話の核になっています。come upだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。直前のTillyから直後のTillyまで発話者が移ります。その切り替わりが、come upを独白ではなく働きかけとして位置づけます。
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6. make someone look good
「人をよく見せる、評価を上げる」という意味です。
Joey Tribbiani: This makes me look good, which makes the show look good.
(これで僕の評価が上がり、番組の評価も上がるんだ。)
Friends Season 2 Episode 18 (The One Where Dr. Ramoray Dies)
make someone look good が現れるのは台本の前半です。ジョーイの一言では、make someone look good が状況への評価や情報を共有することで会話の向きを定めています。
make someone look good は節の中に置かれ、主語、時制、補語との組み合わせで発話全体の意味が定まります。make someone look good の someone には、実際の会話で人名、名詞、目的格代名詞が入ります。make someone look goodで誰への動作・評価なのかを明示すると、文の対象が曖昧になりません。補助話者データでは make someone look good がこの場面の最後の発話です。相手の返答ではなく場面転換が続くため、make someone look goodの語尾までで会話を区切る働きがあります。
7. make up one’s lines
「自分のせりふを即興で作る」という意味です。
Writer: Makes up most of his own lines.
(彼はせりふの大半を勝手に作っている。)
Friends Season 2 Episode 18 (The One Where Dr. Ramoray Dies)
脚本家は台本の前半で make up one’s lines と発話します。ここで make up one’s lines は、状況への評価や情報を共有する役割を担います。
make up one’s lines は動詞と小辞を一まとまりで捉えると、単独の動詞では足りない方向や結果まで保てます。make up one’s lines の one’s は話者や対象に合わせて my、your、his などの所有格へ替わります。make up one’s linesの所有者を曖昧にすると、行動や状態の主体まで変わります。補助話者データでは make up one’s lines がこの場面の最後の発話です。相手の返答ではなく場面転換が続くため、make up one’s linesの語尾までで会話を区切る働きがあります。
8. a ballpark
「おおよその数字、概算」という意味です。
Monica Geller: Okay, it is definitely less than a ballpark.
(だいたいの数字よりは、確実に少ないわ。)
Friends Season 2 Episode 18 (The One Where Dr. Ramoray Dies)
台本の前半に置かれた a ballpark は、モニカの発話です。この a ballpark では、状況への評価や情報を共有することが優先されています。
a ballpark は節の中に置かれ、主語、時制、補語との組み合わせで発話全体の意味が定まります。引用では a ballpark が状況への評価や情報を共有する発話の核になっています。a ballparkだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。この a ballpark は字義的な事実報告ではありません。a ballparkを含む誇張や言葉遊びが笑いを作るため、通常の場面へそのまま移すより、冗談だと共有できる関係での強さを先に考える必要があります。レイチェルへ会話が渡るまでが、この発話の最小文脈です。a ballparkの辞書義に加え、相手へ何を返させたかが語調を決めます。
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9. kill off
「(登場人物を)殺して退場させる、根絶する」という意味です。
Monica Geller: Did they just kill off Joey?
(今、ジョーイの役を死なせて退場させたの?)
Friends Season 2 Episode 18 (The One Where Dr. Ramoray Dies)
台本の後半で、モニカが kill off を使います。この発話で kill off は、相手へ確認や説明を求める働きを持っています。
kill off を含む文は疑問形になっており、情報だけでなく、相手の説明や同意を次のターンへ引き出します。引用では kill off が相手へ確認や説明を求める発話の核になっています。kill offだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。kill offの前後では、劇中のドレイク・ラモレー医師からロスへ話者が替わります。音声では単語の強勢と、相手が話し始めるまでの間が別の情報になります。
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10. open up
「扉を開ける、心を開いて話す」という意味です。
Ross Geller: Open up!
(開けてくれ。)
Friends Season 2 Episode 18 (The One Where Dr. Ramoray Dies)
open up が現れるのは台本の後半です。ロスの一言では、open up が状況への評価や情報を共有することで会話の向きを定めています。
open up は動詞と小辞を一まとまりで捉えると、単独の動詞では足りない方向や結果まで保てます。引用では open up が状況への評価や情報を共有する発話の核になっています。open upだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。この一言の後はジョーイの発話です。open upが場面を閉じるのか次の応答を開くのかは、その接続に表れます。
このエピソードの英語学習ポイント
台本の前半では、ジョーイの「This makes me look good, which makes the show look good.」(これで僕の評価が上がり、番組の評価も上がるんだ。)が会話の起点になります。取材後のジョーイは、自分をよく見せる発言が番組や脚本家にも利益を与えると連鎖させます。which makes… の反復が理屈を勢いで広げる構造です。
脚本家側は主語を省いた短い評価で、ジョーイがせりふを勝手に作ると受け取ります。同じ make が『評価を上げる』から『作り上げる』へ変わる点も聞き分けられます。その働きを支えるのが、前半に置かれた脚本家の「Makes up most of his own lines.」(彼はせりふの大半を勝手に作っている。)です。
別の後半では、モニカが「Did they just kill off Joey?」(今、ジョーイの役を死なせて退場させたの?)と発話します。仲間がテレビを見ている場面で、登場人物の降板を句動詞で確かめる問いになっています。現実の死ではなく作品上の処理を示し、off が物語から外す方向を加えます。
音声では、make someone look goodの直後に生まれる返答、make up one’s linesで強く読まれる語、kill offの後の間を順に比べると、辞書義から会話上の働きへ焦点が移ります。三つの場面を字幕あり、字幕なしの順で聞くと、人物が説明、拒否、修復のどこへ会話を進めたかが音の差として残ります。
キャラクター別|英語の特徴
ジョーイ|自己宣伝を全員の利益へ広げる
取材での発言を責められる可能性に対し、ジョーイは番組全体の評価につながると説明します。この人物欄の中心命題は「自己宣伝を全員の利益へ広げる」にあります。
その根拠になる完全な発話は「This makes me look good, which makes the show look good.」(これで僕の評価が上がり、番組の評価も上がるんだ。)です。which makes による連鎖は因果を強く見せますが、脚本家本人の意思を確認してはいません。
自信ある速度と周囲の沈黙を比べると、自己宣伝が共同作業の認識とずれていることが明確になります。
フィービー|相手を知る時間を対立の処方箋にする
エディとの相性を尋ねたフィービーは、嫌う前にまず理解の段階を踏んだのかと問い返します。この人物欄の中心命題は「相手を知る時間を対立の処方箋にする」にあります。
その根拠になる完全な発話は「You haven’t taken time to get to know him.」(彼を知るための時間を取っていないのよ。)です。haven’t taken time to… は行動の不足を現在完了で示し、評価を確定する前の工程を提案します。
後のエディの言動によって助言の限界も見えるため、一般論を絶対化しない材料になります。
チャンドラー|軽口の形で同居人への警戒を伝える
エディの元恋人と話したチャンドラーは、その名前が恐ろしい会話に出たと報告します。この人物欄の中心命題は「軽口の形で同居人への警戒を伝える」にあります。
その根拠になる完全な発話は「Yeah, your name came up in a conversation that terrified me to my very soul.」(君の名前は、僕を心底怖がらせた会話の中で出てきたよ。)です。came up は中立的な話題提示ですが、terrified me to my very soul が誇張を重ねます。
冗談の形式があっても、次の行動が距離を取る方向へ進むため、警戒自体は字義どおりであることが裏づけられます。
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