「flagrantly disobeyed」と「gross insubordination」で学ぶ、処分通告の英語|『メンタリスト』S01E11で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「flagrantly disobeyed」と「gross insubordination」で学ぶ、処分通告の英語|『メンタリスト』S01E11で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ「ドラマdeエイゴ」へようこそ。

『メンタリスト』シーズン1エピソード11では、命令に反してジェーンの調査を手伝っていたことが発覚したCBIチームが、上司ミネリの前に呼び出される場面が描かれます。今回はこのやり取りを起点に、職場で公式な処分を言い渡すときの英語表現を読み解いていきます。

叱責の口頭表現とは違う、書面や手続きを伴う通告の言葉づかい。その一連の流れをたどりながら、言い回しに触れていきます。

目次

ミネリの開口一番、「flagrantly disobeyed that order」

チーム全員を前にしたミネリは、まず自分が出した命令がどう扱われたかを、こう言い切ります。

Minelli: I gave this unit a direct, written order, and they have flagrantly disobeyed that order.

(私はこのチームに、直接かつ書面での命令を出した。それなのに、彼らはあからさまにその命令に背いた)

The Mentalist Season1 Episode11 (Red John’s Friends)

a direct, written orderは「直接かつ書面での命令」という意味で、口頭の指示ではなく、正式な記録として残る命令だったことを強調する言い方です。flagrantly disobeyedは「あからさまに背いた」「露骨に従わなかった」という意味の言い回しで、単なる見落としや誤解ではなく、意図的に命令を無視したことを咎めるニュアンスを持ちます。私的な失望を口にする叱責とは違い、命令の形式と、それがどう破られたかという事実関係から切り出しているところが、この一言の特徴です。感情を交えず事実だけを積み上げるこの切り出し方は、これから続く公式な手続きの重さを予感させます。

「formal notice」と「further infractions」で言い渡す公式警告

事実を確認したミネリは、続けて正式な警告を言い渡します。

Minelli: I’m giving you all formal notice. Any further infractions will result in immediate suspension.

(お前たち全員に正式な警告を与える。今後また違反行為があれば、即座に停職処分とする)

The Mentalist Season1 Episode11 (Red John’s Friends)

formal noticeは「正式な通告」「公式な警告」を意味する言い回しで、口頭の注意ではなく、記録に残る手続き上の警告であることを示します。further infractionsinfractionは「規則違反」を指す語で、企業や組織の規定違反を語るときに使われる言葉です。result in 〜は「〜という結果になる」という型で、違反行為とその先の処分を因果関係でつなぐ表現として役立ちます。noticeは「注意」ではなく「通告」という意味で使われており、日常会話のNotice me.のような使い方とは離れた、手続き上の言葉であることが分かります。

「gross insubordination」で言い渡される停職処分

警告のあとも手を引かないと言い切るチームに対し、ミネリは即座に処分を下します。

Minelli: You’re all suspended, starting right now, for gross insubordination.

(お前たち全員、今この瞬間から停職だ。重大な命令不服従を理由にな)

The Mentalist Season1 Episode11 (Red John’s Friends)

suspendedは「停職処分となった」という意味の受動態で、懲戒処分の結果を言い渡すときの定番の言い方です。gross insubordinationinsubordinationは「命令不服従」を指す名詞で、grossが付くことで「重大な」「著しい」というニュアンスが加わります。flagrantly disobeyedが命令を破った瞬間の描写だったのに対し、gross insubordinationはその行為を処分理由として名指しする、手続き上の締めくくりの言葉になっている違いが見て取れます。

まとめ|職場の処分通告に使われる英語

flagrantly disobeyedで事実を突きつけ、formal noticeで警告を記録し、gross insubordinationで処分を言い渡す。ミネリの一連の言葉には、口頭の叱責とは異なる、手続きに沿った処分通告の語彙がまとまっています。

次回も『メンタリスト』の登場人物たちのやり取りを通して、英語表現を見ていきます。

このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。

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