海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン5 第3話に登場する、結婚式の同伴者を頼む場面です。同僚の結婚式に誰を連れていくか、エイミーがレナードに声をかけ、シェルドンとの苦い前例を理由に断る、その一連のやり取りが描かれています。
同伴者を頼む切り出し方から、別の候補を挙げて返す言い方、断る理由の伝え方まで、順に見ていきましょう。
結婚式の同伴者を頼む切り出し方
列車店から戻ったシェルドンも居合わせるアパートで、エイミーはレナードにこう切り出します。
Amy: Glad to hear it. I need someone to accompany me to the wedding of Dr. Moranelli and Dr. Gustufson this Friday. They’re kind of the Brad and Angelina of the primatology department.
(それはよかったわ。今度の金曜日、モラネッリ博士とガストフソン博士の結婚式に同伴してくれる人が必要なの。二人は霊長類学部門のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーみたいな存在なのよ。)Leonard: Wouldn’t you rather bring Sheldon?
(シェルドンを連れていく方がよくないか?)TBBT Season5 Episode3 (The Pulled Groin Extrapolation)
I need someone to accompany me to … は、イベントに同伴者を頼むときの切り出し方です。accompany(同行する、付き添う)という語を使うことで、単なる誘いよりも一段フォーマルな響きになり、結婚式のような改まった場にふさわしい頼み方になっています。レナードの Wouldn’t you rather …? は、別の候補を挙げて提案し直す聞き方です。相手の頼みをそのまま断るのではなく、より適した相手を示す形で応じています。
前回の失敗を理由に断り、対比で切り返す
レナードの提案に対して、エイミーは理由を挙げて断ります。
Amy: I would, but the last wedding we went to was a disaster. He behaved like a child the entire time.
(そうしたいのだけど、前回二人で行った結婚式は散々だったの。彼、ずっと子供みたいに振る舞っていて。)Sheldon: Not my fault. You said there’d be other scientists there my age.
(僕のせいじゃない。同年代の科学者もいるって言ったのは君じゃないか。)TBBT Season5 Episode3 (The Pulled Groin Extrapolation)
I would, but … は、「そうしたいのは山々だけど」と、いったん相手の提案自体は認めたうえで理由を添えて断る型です。頭ごなしに拒むのではなく、賛同できる部分を先に示しています。
このやり取りに続けて、エイミーは次のように締めくくります。
Amy: Doesn’t matter. You’re out, he’s in. No date to the prom, two dates to a wedding. Hmm, how times change.
(関係ないわ。あなたは外れ、彼が中に入るの。プロムには相手がいなかったのに、結婚式には二人分の招待。ふふ、時代も変わるものね。)Sheldon: Ha-ha, you have to go to a wedding.
(はっはっは、君は結婚式に行かなきゃいけないんだな。)TBBT Season5 Episode3 (The Pulled Groin Extrapolation)
You’re out, he’s in. のように、短い対句で立場の入れ替わりを言い切る言い方は、説明を重ねるより勢いよく状況を伝えられます。No date to the prom, two dates to a wedding. も同じ対比の型で、過去と現在を並べることで軽妙な効果を生んでいます。
まとめ|同伴を頼む一言と、対比で切り返す言い方
I need someone to accompany me to …、Wouldn’t you rather …?、I would, but …、You’re out, he’s in.。結婚式の同伴者を頼む切り出し方から、断りの理由を添える型、対比で場をまとめる言い方まで見てきました。フォーマルな頼み方と軽妙な対比表現は、どちらも会話にすぐ取り入れられそうです。
『ビッグバン★セオリー』らしい掛け合いは、この先の場面にも続いていきます。
同じエピソードの他のコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、場面全体の英語がより立体的に見えてきます。


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