「Well, if you’re going to serve Cornish game hen, you should either be familiar with the history of Cornwall or be prepared to learn it.」に見る、条件を突きつける言い方|『ビッグバン★セオリー』S08E03で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 「Well, if you’re going to serve Cornish game hen, you should either be familiar with the history of Cornwall or be prepared to learn it.」に見る、条件を突きつける言い方|『ビッグバン★セオリー』S08E03で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン8 第3話に登場する、相手に条件を突きつける言い方です。レストランの給仕にCornish game henの歴史を延々と語ったシェルドンについて、階段でエイミーとレナードが振り返る場面が描かれています。

聞きたくもない講義を受け止めるはめになった給仕への同情も交えながら、順番に見ていきます。

目次

either A or Bで条件を突きつける言い方

階段では、夕食の様子をエイミーが振り返るところから会話が始まります。

Sheldon: Did you enjoy my lecture?
(僕の講義、楽しんでもらえたかな?)

Amy: No, and neither did our waiter.
(いいえ、それにうちの給仕さんも楽しんでいなかったわ。)

Sheldon: Well, if you’re going to serve Cornish game hen, you should either be familiar with the history of Cornwall or be prepared to learn it.
(Cornish game henを出すなら、コーンウォールの歴史に詳しいか、さもなければ学ぶ覚悟をしておくべきだね。)

Amy: It’s hard to argue with that. And I know because I saw a sad man with a pepper mill desperately try and fail.
(それには反論しにくいわね。ペッパーミルを持った気の毒な人が、必死に会話から逃げようとして失敗するのを見たもの。)

TBBT Season8 Episode3 (The Motivation Demonstration)

either A or Bは「AかBのどちらか」という基本の構文です。ここではeither be familiar with the history of Cornwall or be prepared to learn itという形で使われ、知っているかどうかを尋ねるのではなく、知らなければ学ぶ覚悟をしておけ、という条件を相手に突きつける言い方になっています。

エイミーのIt’s hard to argue with that.は、「それには反論しにくい」と、渋々相手の理屈を認める相槌です。続くtry and failは、「試みては失敗する」というシンプルな言い方で、給仕の骨折り損に終わった努力を短く語っています。

第三者への同情を一言で表す言い方

その後、レナードが会話に加わり、給仕への同情を口にします。

Leonard: Oh, that poor waiter.
(ああ、あの気の毒な給仕さん。)

TBBT Season8 Episode3 (The Motivation Demonstration)

poorは「貧しい」という意味だけでなく、that poor waiterのように「気の毒な~」と同情を表す形容詞としても使われます。人に対してpoorを使うと、金銭的な意味合いは消え、同情のニュアンスだけが伝わる場面です。

シェルドンの一方的な講義に付き合わされた給仕への同情を、レナードはこの一言で簡潔にまとめています。Oh,という短い間投詞から始めることで、話の流れの中でふと思い出したような自然な言い方にもなっています。

その場にいない相手を話題にするときのthatの使い方も見どころです。目の前の人物ではなく、既に登場した第三者を指し示すことで、会話の対象が自然に切り替わっています。

似た働きを持つ言い方には、対象や強さの違いがあります。

表現 ニュアンス
That poor waiter. 直接会っていない第三者への軽い同情
Poor you. 目の前の相手へ向けた同情
I feel bad for him. 少し丁寧で説明的な同情の伝え方

場面に応じて、これらを使い分けられます。

まとめ|条件を突きつける構文と、渋々認める相槌

either be familiar with A or be prepared to Bという構文で条件を突きつける言い方と、It’s hard to argue with that.のように渋々相手の理屈を認める相槌、that poor waiter.のように第三者へ同情を示す言い方を見てきました。会話の中で条件や同情を伝える表現の幅が広がります。

『ビッグバン★セオリー』らしい理屈っぽいやり取りは、こうした条件文の中にも息づいています。

同じエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。

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