海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン2 第4話に登場する、should を連ねて理想の人物像を語る言い方です。ラージが華やかな話題の中心になっていく様子を見たシェルドンが、突飛な提案を持ち出す場面から始まります。
You want to breed a new friend?という一言から見ていきます。
「create a better cohort」と「breed a new friend」―突飛な提案の言い出し方
アパートでの夕食どき、ラージが有頂天になっていく様子を見たシェルドンは、唐突にある提案を持ち出します。
Sheldon: My point is, if Koothrappali is moving on to a new life of shallow, undeserved fame, perhaps this is an opportunity to create a better cohort.
(要するに、クースラパリが薄っぺらで身に余る名声の人生へ進むというなら、これはより良い仲間を作る機会かもしれないということだ。)Leonard: You want to breed a new friend?
(新しい友達を繁殖させたいってこと?)TBBT Season2 Episode4 (The Griffin Equivalency)
create a better cohort(より良い仲間集団を作る)は、友達を作ろうと素直に言わず、cohort(仲間集団)という学術的な単語を選ぶ、シェルドンらしい回りくどい言い方です。それを聞いたレナードが思わず口にする breed a new friend の breed は、本来ペットや家畜を「繁殖させる」ときに使う動詞です。友達作りを生物学的な繁殖にたとえて聞き返すことで、シェルドンの提案がどれだけ突飛かを言葉の上でも際立たせています。
「should」を連ねて理想の友達像を語る言い方
思いつきに乗ったレナードとハワードが、理想の新しい友達の条件を次々と挙げていきます。
Leonard: If we do get a new friend, he should be a guy you can trust. A guy who has your back.
(もし新しい友達を作るなら、信頼できるやつがいい。いざという時に味方でいてくれるやつだ。)Howard: And he should have a lot of money, and live in a cool place down by the beach where we could throw parties.
(それと金持ちで、ビーチ沿いのイケてる場所に住んでて、そこでパーティーを開けるやつがいいな。)Sheldon: He should share our love of technology.
(テクノロジーへの愛を僕らと共有できるべきだ。)Howard: And he should know a lot of women.
(あと、女友達をたくさん知ってるやつがいいね。)TBBT Season2 Episode4 (The Griffin Equivalency)
should は本来「〜すべきだ」と義務や助言を表しますが、ここでは理想の条件を並べ立てる場面で連発されています。he should be a guy you can trust、he should share our love of technology のように “he should + 動詞” を繰り返すことで、欲しいものリストを読み上げるような話し方になっています。
なかでも A guy who has your back. は「いざという時に味方でいてくれる人」を表す定番の言い回しで、信頼できる友人像を語るときによく使われます。3人がそれぞれの基準で条件を継ぎ足していく様子から、should が理想を語るときの便利な型であることが伝わってきます。
まとめ|理想を語るときの英語の型
create a better cohort、breed a new friend、そして he should … の連発。突飛な思いつきも、should を使えば条件を並べる形に落とし込めることが分かります。A guy who has your back. のような定番表現も押さえておくと、理想の人物像を語るときの表現の幅が広がります。
条件を並べ立てる話し方ひとつにも、友人への理想が透けて見えてきます。
このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。


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