海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン4 第23話に登場する、大事な報告をどう切り出すかという英語表現です。婚約を母親にまだ伝えていないハワードが仲間から促される場面と、実際に母親へ報告する場面を通して、報告を先延ばしにする言い訳から本題に入るまでの流れを見ていきます。
言おうか言うまいか迷う側と、それを促す側、そして実際に切り出す瞬間の言葉を、それぞれの場面から見ていきます。
「waiting for the right time」と「you’ve got to tell」に見る、先延ばしと催促
チーズケーキ・ファクトリーでの食事中、レナードがハワードの母親の反応を尋ねます。
Bernadette: He hasn’t told her yet. He’s waiting for the right time.
(まだ話してないの。ちょうどいいタイミングを待ってるのよ。)TBBT Season4 Episode23 (The Engagement Reaction)
hasn’t told her yet は、まだ済んでいない報告をそのまま伝える言い方です。続く waiting for the right time は「ちょうどいいタイミングを待っている」という決まり文句で、報告を先延ばしにする理由としてよく使われます。
これを聞いたプリヤが、はっきりと言葉を返します。
Priya: Howard, you’ve got to tell your mother.
(ハワード、お母さんに話さなきゃだめよ。)TBBT Season4 Episode23 (The Engagement Reaction)
you’ve got to ~ は「~しなければならない」という強い義務を表すくだけた言い方で、have to よりも口語的で押しの強い響きがあります。先延ばしの言い訳に対して、迷わずやるべきことを言い切る形になっています。
「That’s good to hear, ‘cause I’ve got some news」に見る、本題への切り出し方
場面はハワードの家です。母親とバーナデットとの顔合わせがどうだったかを聞き出したハワードが、話の流れの中で本題を切り出します。
Howard: That’s good to hear, ‘cause I’ve got some news.
(それはよかった。実は、話したいことがあるんだ。)TBBT Season4 Episode23 (The Engagement Reaction)
That’s good to hear, ‘cause ~ は、直前の相手の発言を一度受け止めてから、自分の話に切り替える前置きです。’cause は because のくだけた略で、話題転換の理由を軽く添える働きをしています。I’ve got some news. は、これから何かを報告すると相手に注意を促す、大事な報告の定番の切り出し文句です。
前置きに続けて、ハワードは本題をそのまま口にします。
Howard: Bernadette and I are getting married.
(バーナデットと結婚することになったんだ。)TBBT Season4 Episode23 (The Engagement Reaction)
X and I are getting married. は、結婚の報告をするときにそのまま使える型です。前置きで注意を引いてから、主語と動詞だけのシンプルな一文で結論を伝える構成になっており、報告の切り出し方の型として分かりやすい形と言えます。
まとめ|報告を先延ばしにする側と切り出す側の言葉
waiting for the right time、you’ve got to tell、I’ve got some news。大事な報告をめぐる先延ばしと催促、そして本題への切り出し方が、この一連の場面から見えてきます。前置きを挟んでから結論を短く言い切る流れは、報告の型として応用が利く言い方です。
次回も『ビッグバン★セオリー』と一緒に英語を学んでいきましょう。
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