「It’s not the same with you gone」いなくなって寂しいと素直に認める一言|『ビッグバン★セオリー』S10E10で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 「It's not the same with you gone」いなくなって寂しいと素直に認める一言|『ビッグバン★セオリー』S10E10で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『ビッグバン★セオリー』シーズン10 第10話から、相手がいなくなった寂しさを認める一言を取り上げます。シェルドンがエイミーと暮らすために部屋を出たあと、持ち物の分け方をきっかけに、レナードとの仕返しの応酬が続きます。

missという単語を使わずに、寂しさはどう伝わるのか。言い合いから歩み寄りまでの流れに沿って、本音を口にする英語を見ていきます。

目次

言い合いと「It’s none of my business, but」の口出し

部屋の Wi-Fi のパスワードを変えられたと気づいたレナードは、I can play this game, too とシェルドンに言い返します。さらに別の場面では、シェルドンが自分の部屋を見知らぬ年配の男性に貸していたと分かり、ペニーが this is over the line(これは一線を越えている)と告げます。

その後、レナードがシェルドンを呼び出し、言い合いになります。

Leonard: We lived together 13 years. How can you be so awful to me?
(13年一緒に暮らしたんだ。どうして僕にそんなにひどくできるんだよ?)

Sheldon: I’m being awful? You’re the one who went out of your way to hurt me.
(僕がひどい? わざわざ僕を傷つけようとしたのは君の方だ。)

Leonard: Because you were being selfish.
(君が身勝手だったからだよ。)

Sheldon: Dividing our belongings is difficult.
(持ち物を分けるのは難しいことだ。)

Leonard: Why? I said I didn’t care.
(なんで? 僕はどうでもいいって言ったよね。)

TBBT Season10 Episode10

How can you be so ~ to me? は「どうしてそこまで〜にできるのか」と、相手の態度を責める問いです。go out of one’s way to ~ は「わざわざ〜する」で、ここでは悪意をもって手間をかけたと言い返す形になっています。

この言い合いに、シェルドンが部屋を貸した男性セオドアが口を挟みます。

Theodore: Excuse me. It’s none of my business, but it sounds like a lot of this anger is coming from love.
(失礼。私が口を出すことじゃないが、その怒りの多くは愛情から来ているように聞こえるね。)

Leonard: Yeah, thanks, but nobody asked you.
(ああ、どうも。でも誰も聞いてないよ。)

Theodore: Well, I’m just gonna keep on talking. Seems like, with Sheldon moving out, you’re in a new phase of your lives and it’s easier to fight than to face the feelings that you have for one another.
(まあ、このまま話し続けるよ。どうやら、シェルドンが出ていって君たちは人生の新しい段階にいて、お互いへの気持ちに向き合うより喧嘩する方が楽なようだね。)

TBBT Season10 Episode10

It’s none of my business, but ~ は「口を出すことではないけれど」と断ってから意見を言う前置きです。nobody asked you は「誰も聞いていない」と口出しを退けるきつめの返しで、使う相手は選ぶ必要があります。

「It’s not the same with you gone」で寂しさを認める

エイミーもセオドアの見方に同調したあと、シェルドンが先に本音を口にします。

Sheldon: I have to admit, leaving you to move in with Amy has been harder than I thought it would be.
(認めざるを得ないが、君と離れてエイミーと暮らすことは、思っていたより大変だった。)

Leonard: Well, for me, too. It’s not the same with you gone.
(まあ、僕もだよ。君がいないと、前と同じじゃないんだ。)

TBBT Season10 Episode10

I have to admit は「認めざるを得ない」と、言いにくいことを打ち明ける前置きです。harder than I thought it would be は「思っていたより大変だった」と、予想とのずれを比べる言い方です。

レナードの It’s not the same with you gone. は、直訳すると「君がいなくなって、同じではない」です。I miss youとは言わず、暮らしの変化を述べることで寂しさを伝えています。Well, for me, too. は「こっちもだよ」と、相手の打ち明けに自分の気持ちを重ねる短い返しです。

この後、シェルドンが歩み寄りを申し出ます。

Sheldon: Leonard, I would like us to stop fighting about our possessions.
(レナード、持ち物のことで言い争うのはやめにしたい。)

Leonard: Well, I’d like that, too.
(うん、僕もそうしたい。)

TBBT Season10 Episode10

I would like us to ~ は「私たちで〜したい」と、2人で一緒に変わることを提案する形です。謝罪の言葉を使わずに、気持ちを認めて言い争いを終わらせる流れになっている点が見どころです。

まとめ|寂しさは変化を述べて伝える

今回は、口出しのIt’s none of my business, but、本音のI have to admitとIt’s not the same with you gone、歩み寄りのI would like us to ~を見てきました。missを使わなくても、寂しさは言葉にできます。

長く一緒に暮らした2人が本音を見せる場面は、『ビッグバン★セオリー』を観ながらじっくり味わえます。

同じ回のほかのコラムやフレーズ記事でも、場面ごとの英語を別の切り口から取り上げています。

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