海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン3 第21話に登場する、泊まり客を家に迎えるときのホスト役の英語表現です。研究者仲間のプリンプトン博士が数日間滞在することになり、自室に泊めることになったシェルドンが、部屋を案内し、就寝前後の作法まで一つひとつ伝えていきます。迎え入れる側だからこそ使う言い回しを見ていきます。
部屋の案内を切り出す一言から見ていきましょう。
部屋の案内を始めるときの切り出し方
シェルドンとレナードの部屋に、プリンプトン博士を迎えてしばらく経った場面です。博士が滞在への感謝を伝えたあと、シェルドンは博士を自分の部屋へ案内し、部屋の中で改めて案内を切り出します。
Elizabeth: Thank you so much for opening up your home to me.
(家を開放してくれて、本当にありがとうございます。)TBBT Season3 Episode21 (The Plimpton Stimulation)
Sheldon: All right, let me show you some of the features of the room.
(それでは、この部屋の特徴をいくつか紹介しよう。)TBBT Season3 Episode21 (The Plimpton Stimulation)
Let me show you some of the features of … は、部屋や設備を順に見せながら案内を始めるときの切り出し方です。何かを見せながら説明を始める場面全般に応用できる、汎用性の高い型と読み取れます。
就寝前後に交わす、来客をもてなす一言
初日の夜、シェルドンは博士を部屋に残して去り際に、儀礼的な言葉をかけます。
Sheldon: Good. I’ll leave you to your night time ablutions. I’ve e-mailed you the morning bathroom schedule.
(よし。では、夜の身支度は任せよう。朝のバスルームの予定表はメールで送っておいた。)Elizabeth: How thoughtful.
(お心遣いありがとうございます。)Sheldon: Sleep well, my friend.
(おやすみ、我が友よ。)TBBT Season3 Episode21 (The Plimpton Stimulation)
I’ll leave you to your … は、「あとは〜に任せて、その場を離れる」という意味の言い方で、相手を一人にするときの決まり文句として使える表現です。Sleep well, my friend. のように、就寝前に相手を気遣う一言も、丁寧なもてなしの一部と言えます。
翌朝、シェルドンは洗面所の支度を済ませたことも一言添えて伝えます。
Sheldon: All right, Elizabeth, the bathroom is yours. The seat is down, and has been sanitized for your protection.
(よし、エリザベス、洗面所はどうぞ。便座は下ろしてあるし、あなたのために消毒済みだ。)TBBT Season3 Episode21 (The Plimpton Stimulation)
The bathroom is yours. は、「洗面所はどうぞ使ってください」と、使える状態になったことを伝える一言です。来客のために手を尽くしたことを丁寧に知らせる言い方として、日常の場面でも応用できる表現が見えてきます。
まとめ|迎える側の一言にも、もてなしの型がある
Let me show you some of the features of …、I’ll leave you to your …、The bathroom is yours.。泊まり客を部屋に案内し、身の回りを整え、就寝前後に気を配る、ホスト役の一連の言い回しが揃っています。何かを見せる、任せる、準備が整ったことを伝える、この3つの型を押さえておくと、来客を迎える場面での言葉の引き出しが増えます。
次回も『ビッグバン★セオリー』の会話を通して、英語表現の型を見ていきましょう。
同じエピソードの他のコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、場面全体の英語がより立体的に見えてきます。


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