「I’d like to propose a toast to」で始める乾杯の決まり文句|『ビッグバン★セオリー』S04E17で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 「I'd like to propose a toast to」で始める乾杯の決まり文句|『ビッグバン★セオリー』S04E17で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン4 第17話に登場する、乾杯の音頭を切り出す決まり文句です。ラージの部屋に集まった仲間たちが、シェルドン抜きでまず乾杯し、後から合流したシェルドンを迎えて再び同じ口上で乾杯する、二度の乾杯シーンが描かれています。

乾杯を切り出す言い方から、由来を尋ねるやり取りまでを見ていきます。

目次

「I’d like to propose a toast to」で乾杯を切り出す

ラージのアパートで、レナードたちがシェルドン抜きの夕食を囲んでいます。ちょうどいいタイミングで、ラージが乾杯の音頭を取ります。

Raj: I’d like to propose a toast to a rare and wonderful Sheldon-free evening.
(めったにない、素晴らしいシェルドン抜きの夜に乾杯しよう。)

Leonard: Hear, hear.
(その通り。)

Howard: Cheers. You realize that’s the first time we’ve ever done that without having to listen to Sheldon tell us why it’s called a toast?
(乾杯。気づいてるか、これがトーストと呼ばれる理由をシェルドンに聞かされずに乾杯したのは、今回が初めてだぞ。)

TBBT Season4 Episode17 (The Toast Derivation)

I’d like to propose a toast to … は、乾杯の音頭を取るときの定番の切り出し方です。フォーマルな場でもカジュアルな集まりでも使える型になっています。Hear, hear. は相手の発言に賛意を示す合いの手で、乾杯の場面では「その通り」と唱和する働きをします。Cheers. は乾杯の掛け声そのものです。ハワードの一言には、いつものシェルドンの薀蓄なしで乾杯できた安堵が、軽い調子で込められています。

二度描かれる、乾杯の由来を語るやり取り

ハワードの一言を受けて、プリヤが素朴な疑問を口にします。

Priya: Why is it called a toast?
(どうしてトーストって呼ぶの?)

Leonard: Oh, the ancient Romans put spiced toast in their punch bowls.
(ああ、古代ローマ人がパンチボウルに香辛料入りのトーストを浮かべていたからなんだ。)

TBBT Season4 Episode17 (The Toast Derivation)

Why is it called a toast? という素朴な疑問文型は、言葉の由来を尋ねるときにそのまま使える形です。レナードの答えは劇中のせりふとして語られる説明であり、歴史的事実としての裏付けはここでは扱いません。

後半、戻ってきたシェルドンを迎えて、ラージがもう一度同じ口上で乾杯します。

Raj: I’d like to propose a toast to friends, no matter how quirky.
(どんなに変わり者でも、友達に乾杯しよう。)

All: Cheers.
(乾杯。)

Sheldon: Priya, do you know why this is called a toast?
(プリヤ、これがトーストと呼ばれる理由を知っているかい?)

Priya: Actually, I do. I believe the Romans used to put spiced toast in their punch bowls.
(実は知っているの。ローマ人がパンチボウルに香辛料入りのトーストを浮かべていたのが由来だと思うわ。)

TBBT Season4 Episode17 (The Toast Derivation)

同じ I’d like to propose a toast to … の型に no matter how quirky が添えられ、対象を仲間全員に広げる言い方になっています。今度はシェルドン自身が do you know why this is called a toast? と尋ね、プリヤが Actually, I do. と答え役に回る点に、立場を変えて繰り返される面白さがあります。

まとめ|乾杯の口上を型として身につける

I’d like to propose a toast to、Hear hear、Cheers、Why is it called a toast?。乾杯を切り出す言い方から、由来を尋ねる素朴な問いかけまでを見てきました。同じ口上が二度描かれることで、乾杯という短いやり取りの型が自然と頭に残る構成になっています。

次回も『ビッグバン★セオリー』の会話を通して、英語表現の型を見ていきましょう。

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