海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回取り上げるのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン4 第4話に登場する、ペニーとバーナデットの職場でもある実在のレストランチェーン「チーズケーキ・ファクトリー」です。アメリカ各地に店舗を構えるカジュアルダイニングチェーンとして知られており、この回では冒頭と終盤、2つの場面で店内の様子が描かれます。
英語表現の解説からいったん離れ、劇中で繰り返し舞台となるこのお店そのものに、成り立ちと描かれ方の両面から目を向けてみます。
お店の成り立ち・特徴
The Cheesecake Factory は、店名の通りチーズケーキが看板メニューとして知られるレストランチェーンです。カジュアルダイニングと呼ばれる業態に分類され、堅苦しくない雰囲気で幅広い客層が利用できる店として位置づけられています。メニューの品数が非常に多いことでも知られており、放送当時から現在にかけて品揃えは変化している可能性があるため、正確な内容は公式情報の確認が望ましい点にも触れておきます。
この「メニューの豊富さ」は、劇中の一場面にもさりげなく表れています。乳糖不耐症のレナードが、デザートの代わりにフルーツプラターを頼もうとする場面です。
Leonard: Hang on a second. I could have the fruit platter.
(待って、フルーツプラターならいけるかも。)Penny: You want the fruit platter?
(フルーツプラター、頼む?)Leonard: Does it have melon on it?
(メロンは入ってる?)Penny: Yeah.
(入ってるよ。)Leonard: No, I can’t eat melon.
(じゃあダメだ、メロンは食べられないんだ。)TBBT Season4 Episode4 (The Hot Troll Deviation)
デザート以外の一皿を探せるだけの選択肢があること、そしてウェイトレスが常連客の食事制限を把握していることが、この短いやりとりからうかがえます。
劇中での描かれ方
このお店は、TBBTの中でペニーとバーナデットという2人の主要人物の「職場」として繰り返し描かれる場所でもあります。終盤のシーンでは、シフトを終えたバーナデットが、先に店で待っていたハワードのもとへ客として合流します。
Bernadette: Sorry, I had to clock out.
(ごめんなさい、タイムカードを切ってから来たものだから。)TBBT Season4 Episode4 (The Hot Troll Deviation)
同じ場面では、ペニーが給仕係としてハワードとバーナデットのテーブルに立ち寄る様子も描かれます。同僚であるバーナデットとのやりとりからは、新メニューを扱う店舗運営の一端が垣間見えます。
Penny: It’s passion fruit, new on the menu.
(パッションフルーツだよ、新メニューなの。)Bernadette: I know. I work here.
(知ってるわよ。ここで働いてるんだから。)TBBT Season4 Episode4 (The Hot Troll Deviation)
さらに別の場面では、無料提供のつもりだったサービス品を、現場のスタッフが訂正する様子も描かれます。
Penny: Hey, this is a little awkward, but my manager says I can’t actually give nachos away. So, just take that when you’re ready.
(ちょっと気まずいんだけど、店長が言うには、ナチョスはタダで出せないんだって。準備できたらお会計、お願いね。)TBBT Season4 Episode4 (The Hot Troll Deviation)
現場の店員としてお客に接する立場と、店長の言葉に従う立場の両方を抱えているのが伝わってくる場面です。ドラマの背景としてだけでなく、登場人物の生活を支える職場としてこのお店が繰り返し映されている点は、シリーズを通して見ると見どころのひとつと言えます。
まとめ|劇中の日常に溶け込む実在のレストラン
チーズケーキが看板の由来になっているカジュアルダイニングチェーンとしての成り立ちと、ペニー・バーナデットの職場として繰り返し描かれる劇中での姿。この2つを合わせて見ると、単なる食事シーンの舞台以上に、登場人物の日常を支える場所としての一面が見えてきます。
次回も『ビッグバン★セオリー』の劇中の場面を通して、アメリカの生活文化を眺めていきましょう。
このエピソードの英語表現は、他のコラムやフレーズ記事でも扱っています。あわせて読むと、場面全体の英語がより立体的に見えてきます。


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