海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、ビッグバン★セオリー シーズン1 第17話「The Tangerine Factor」で、ペニーが誰に相談するかを決める場面に見られる言い回しです。アパートのロビーで呼び止められた相手は、意外にもシェルドンでした。
相談したい相手に声をかける切り出し方と、なぜその人を選んだのかを伝える言い方を見ていきます。
軽く時間をもらう切り出し方
ロビーでイヤホンをつけていたシェルドンの肩を叩き、ペニーはこう切り出します。
Penny: I’m sorry. Look, do you have a second.
(ごめんなさい。ねえ、ちょっと時間ある?)TBBT Season1 Episode17 (The Tangerine Factor)
do you have a second は「ちょっと時間ある?」と軽く相手の都合を尋ねる切り出し方です。深刻になりすぎず、それでいて「今から話したいことがある」という空気を伝えられる、日常会話で使いやすい一言です。
「なぜ私?」相談相手を選んだ理由を尋ねる・答える
面食らいながらも話を聞く姿勢を見せたシェルドンに、ペニーは相談の中身を切り出します。レナードのことだと分かると、シェルドンは意外そうに問い返します。
Penny: I was just wondering if I could talk to you? It’s about Leonard.
(ちょっと話を聞いてもらえないかなと思って。レナードのことなんだけど。)Sheldon: Why me? Why not Koothrappali or Wolowitz?
(なぜ僕なんだ? ラージやハワードじゃなくて。)Penny: Well, Raj can’t talk to me unless he’s drunk, and Wolowitz is, you know, disgusting.
(だって、ラージは酔っ払わないと私と話せないし、ハワードはほら、ちょっと気持ち悪いから。)TBBT Season1 Episode17 (The Tangerine Factor)
I was just wondering if I could talk to you? は「ちょっと話を聞いてもらえないかな」と遠慮がちに相談を持ちかける言い方です。Why me? Why not X or Y? は、なぜ自分が選ばれたのかを他の候補と比べながら尋ねる問い返しの型で、選ばれた側の戸惑いをそのまま言葉にしています。
相談相手を選ぶ決め手の一言
ハワードへの評は少し辛口ですが、ペニーは最後にシェルドンを選んだ本当の理由を口にします。
Penny: All I’m saying is, you know Leonard the best.
(要するに、あなたが一番レナードのことを分かってるってことよ。)TBBT Season1 Episode17 (The Tangerine Factor)
you know [someone] the best は「誰が一番その人のことを理解しているか」を理由に相談相手を選ぶときに使える言い方です。相談の中身そのものより、相手との関係性が選定の決め手になっていることが、この一言からうかがえます。
| 表現 | ニュアンス |
|---|---|
| do you have a second | ちょっと時間ある?(軽い切り出し方) |
| I was just wondering if I could talk to you? | 話を聞いてもらえないかな(遠慮がちな相談の持ちかけ方) |
| Why me? Why not X or Y? | なぜ自分が選ばれたのか(問い返しの型) |
| you know [someone] the best | 一番よく分かっている(相談相手を選ぶ理由) |
まとめ|相談相手を選ぶときの、ちょっとした英語の型
do you have a second、I was just wondering if I could talk to you?、Why me? Why not X or Y?、you know the best。相談を切り出し、相手に理由を求められ、答える。この一連のやり取りには、誰かに話を聞いてもらいたいときの自然な英語のステップが表れています。
次回も『ビッグバン★セオリー』のキャラクターたちと一緒に、英語表現を追いかけていきましょう。
このエピソードで交わされる会話は、フレーズ記事やエピソードまとめでもあわせて紹介しています。
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