「I would like to see you again.」丁寧に誘う英語|『ヤングシェルドン』S01E19で学ぶ英会話

『Young Sheldon』コラム: 「I would like to see you again.」丁寧に誘う英語|『ヤングシェルドン』S01E19で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

シットコム『ヤングシェルドン』シーズン1第19話では、シェルドンが大学の物理学の講義を聴講することになり、祖母ミーモーが大学まで付き添います。その大学で、ミーモーはシェルドンの文通相手スタージス博士と出会います。

初対面のあいさつから、食事に誘う言葉、それを受ける返事、あとで家族に報告する言い方まで、丁寧な誘いの英語を場面ごとに見ていきます。

目次

「You must be ~」で初対面の相手に声をかける

講義のあいだ外で待つと話していたミーモーは、教室の外で居合わせたスタージス博士に、相手が誰なのかを推し量って声をかけます。

Meemaw: Oh, you must be my grandson’s pen pal.
(あら、孫の文通相手の方ね。)

Dr. Sturgis: I’m sorry?
(と、言いますと?)

Meemaw: Sheldon Cooper.
(シェルドン・クーパーよ。)

Dr. Sturgis: The nine-year-old with the flawless penmanship. I look forward to meeting him.
(字が完璧な9歳の子ですね。会えるのを楽しみにしています。)

Young Sheldon Season1 Episode19(Gluons, Guacamole, and the Color Purple)

You must be ~ の must は「〜に違いない」という推量を表し、初対面の相手に「〜さんですね」と確かめるときの決まった形です。名前を知らない相手でも、my grandson’s pen pal のように自分との関係で言い表せば声をかけられます。シェルドンは家族が集まった場で、スタージス博士と手紙をやり取りしてきたと話していました。

スタージス博士の I’m sorry? は謝罪ではなく、「何とおっしゃいました?」と聞き返す言い方です。語尾を上げて言うと、相手にもう一度説明を求める合図になります。ミーモーが孫の名前を出すと、博士はすぐに思い当たりました。The nine-year-old with ~ は「〜の9歳の子」と、with で特徴を添えて人を言い表す形です。

I look forward to meeting him. の look forward to は「〜を楽しみにする」で、to のあとには動詞の -ing 形が続きます。to meet ではなく to meeting になる点に注意が必要です。

「I would like to ~」「Perhaps we could ~」で誘う

その後、スタージス博士はミーモーを名前で呼び、改めて誘いの言葉をかけます。返事をしたのは、ミーモーより先にシェルドンでした。

Dr. Sturgis: Connie, I would like to see you again. Perhaps we could have dinner sometime.
(コニー、またお会いしたいのですが。今度、夕食でもいかがでしょう。)

Sheldon: Yes, we would love that.
(はい、僕たち喜んで。)

Meemaw: We would?
(私たちが?)

Sheldon: We wouldn’t?
(行かないの?)

Dr. Sturgis: You wouldn’t?
(お嫌ですか?)

Meemaw: We would.
(行くわよ。)

Dr. Sturgis: Excellent.
(よかった。)

Sheldon: Excellent. So, where are we eating?
(よかった。で、どこで食べるの?)

Young Sheldon Season1 Episode19(Gluons, Guacamole, and the Color Purple)

I would like to ~ は want to をやわらげた形で、自分の希望を丁寧に伝えます。続く Perhaps we could ~ sometime. は、perhaps と could で押しつけがましさを抑え、sometime で日時を相手に預ける誘い方です。sometime は「いつか」の意味で、間を空けた some time(しばらくの時間)とは別の語として使い分けます。

シェルドンの we would love that は、誘いを喜んで受ける返事の定型です。ここで主語が we になっていることから、やり取りが動き出します。ミーモーの We would? は「私たちが?」と、主語の we を拾い直した聞き返しです。

この応酬では、We would? / We wouldn’t? / You wouldn’t? / We would. と、助動詞 would だけを残した短い文が続きます。動詞以下を省いても、直前の文を受けて意味が通じるのが英語の特徴です。最後のシェルドンの where are we eating? で、自分も一緒に行くつもりで返事をしていたことが分かります。

「ask out」と「turn down」で誘われたことを話す

別の場面で、ミーモーは娘のメアリーに食事に誘われたことを話します。直前のミーモーの言葉の意味を、メアリーが聞き返したところからです。

Mary: What’s that mean?
(それってどういう意味?)

Meemaw: It means he asked me out to dinner. No big deal.
(夕食に誘われたってこと。大したことじゃないけどね。)

Mary: So, you going?
(で、行くの?)

Meemaw: When have you known me to turn down a free meal?
(私がタダの食事を断ったことなんてある?)

Young Sheldon Season1 Episode19(Gluons, Guacamole, and the Color Purple)

ask someone out は「人をデートや食事に誘う」句動詞で、to dinner を足すと何に誘われたかがはっきりします。続く No big deal. は「大したことじゃない」と、話を軽く見せる一言です。誘われた側が報告するときは、作中のように he asked me out と相手を主語にすれば、誰が誰を誘ったのかがはっきりします。

メアリーの So, you going? は Are を省いたくだけた聞き方です。答えるミーモーの turn down は「断る」という意味の句動詞で、When have you known me to ~? は「私が〜するのを見たことがある?」と問う形です。答えを求める質問ではなく、「断るわけがない」と言い切る反語として働いています。

しかも a free meal、つまり「ただで食べられる食事」を理由に挙げていて、相手の話ではなく食事の話として返しているのが面白いところです。誘う側の丁寧な言葉と、報告する側のくだけた言葉との差も、この場面から読み取れます。

まとめ|誘う言葉と受ける言葉

初対面では You must be ~ で声をかけ、I would like to ~ と Perhaps we could ~ sometime で丁寧に誘う。受ける側は we would love that と答え、あとで ask out や turn down を使って家族に報告します。誘いをめぐる英語が一続きに並んだ回です。

この回の英語は、他のコラムやフレーズ記事でも場面別に扱っています。



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次