ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S02E11に学ぶ「man up」の意味と使い方

man up

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は人気サスペンスから、ネイティブがよく使う生きたフレーズをピックアップ。
一緒に楽しく、英語の引き出しを増やしていきましょう。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

恋人・レベッカとその娘たちの「父親」になろうと決意した兄・ラスと、彼を経済的に支援しようとする妹・ブレナンの温かい会話シーンです。

Russ: I gotta get a job. A real job. Something that pays enough to support them.
(ちゃんとした仕事に就かないと。あの子たちを養えるだけの給料がもらえる仕事をね。)

Brennan: If it’s money, Russ, I can help.
(もしお金のことなら、ラス、私が手伝えるわ。)

Russ: No. Forget it. If I’m gonna become these little girls’ daddy, I gotta man up for the job.
(いや、いいんだ。あの子たちの父親になるつもりなら、俺がちゃんと責任を果たさないとな。)

Brennan: You are manning up. You’re changing your life.
(もう責任を果たしているわ。自分の人生を変えようとしているんだもの。)
BONES Season2 Episode11 (Judas on a Pole)

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シーン解説と心理考察

逃げ腰だった過去の自分と決別し、愛する家族のために真っ当に生きていくというラスの強い覚悟が込められたシーンです。

妹からの援助を断る兄の不器用なプライドと、それを優しく肯定するブレナンの言葉に胸が熱くなりますね。

「man up」という言葉が、単なる責任感を超えて彼の人間としての成長を見事に表現しています。

フレーズの意味とニュアンス

man up
意味:男らしく責任を取る、勇気を出して困難に立ち向かう、腹を括る

名詞の「man(男)」を動詞として使い、「up(完全に、しっかりと)」を伴うことで「一人前の大人として振る舞う」という意味合いになります。

逃げ出したくなるような困難な状況で、弱音を吐かずに勇気を出して立ち向かう時に使われる口語表現です。

【ここがポイント!】

コアイメージは「弱さを捨てて、責任ある立場へと立ち上がる」感覚です。

ただ男性であることを強調するのではなく、困難から逃げ出さずに「腹を括る」「覚悟を決める」という精神的な強さを求めるニュアンスがあります。

ブレナンのセリフのように現在進行形で「You are manning up(責任を果たしている)」と使ったり、後ろに「to」を伴って「man up to one’s responsibilities(責任を果たす)」という形で使われることも多いですよ。

実際に使ってみよう!

You need to man up and apologize to her right now.
(逃げずに、今すぐ彼女に謝るべきだよ。)
自分の非を認めたがらない相手に対し、言い訳をせずにしっかりと責任を取るよう促す時に使う定番の表現です。

It’s time to man up and face the reality of this situation.
(腹を括って、この状況の現実と向き合う時だ。)
厳しい現実に立ち向かう覚悟を決める際の表現です。チームを鼓舞する時や、自分自身に気合いを入れる時にも使えます。

He really manned up when his family needed him the most.
(家族が最も彼を必要としていた時、彼は本当に立派に責任を果たした。)
今回のラスのように、愛する人のために覚悟を決めて困難に立ち向かった人を称賛する時にも使えます。過去形(manned up)での使用例です。

BONES流・覚え方のコツ

新しい家族を養うために「ちゃんとした仕事を見つける」と宣言するラスが、弱音を吐いていた過去の自分から抜け出し、一人前の父親として「ぐっと立ち上がる(up)」姿をイメージしてみてください。

彼が胸を張って覚悟を決めたその瞬間の「精神的な成長」とフレーズをリンクさせるのがおすすめです。
言葉の持つ力強さが、感覚的に身につくはずですよ。

似た表現・関連表現

step up
(進み出る、責任ある立場を引き受ける)
man upと似ていますが、こちらは性別に関係なく「自ら一歩前に出て役割を担う」というニュアンスがあり、ビジネスシーンでもよく使われます。

bite the bullet
(困難に耐える、嫌なことを我慢してやる)
弾丸を噛むという由来の通り、避けて通れない苦痛や困難に「歯を食いしばって耐える」という忍耐にフォーカスした表現です。

face the music
(自分の行動の報いを受ける、潔く責任を取る)
過去の過ちや失敗に対して、逃げずに結果を受け止めるという、結果に対する責任に焦点を当てた表現です。

深掘り知識:動詞を強化する「up」の魔法

今回の「man up」に使われている「up」は、単に「上へ」という方向を表すだけでなく、動詞の意味を「完全に〜する」「基準まで達する」と強化する魔法のような働きを持っています。

例えば、「speak up(はっきり話す、声を上げる)」「stand up(立ち上がる、立ち向かう)」「cheer up(元気を出す)」など、どれも「今の状態から一段階レベルを引き上げる」というコアイメージがありますね。

単語の丸暗記ではなく、この「up」が持つポジティブで力強いエネルギーの方向性を意識すると、他の句動詞に出会った時にもニュアンスが掴みやすくなりますよ。

まとめ|困難から逃げずに立ち向かおう

今回は『BONES』の感動的な兄妹の会話から、「man up(腹を括って責任を果たす)」という表現をご紹介しました。

逃げ出したくなるような状況でも、大切なもののために覚悟を決める力強いフレーズです。
関連表現と合わせて、ぜひ表現の幅を広げてみてくださいね。

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