「皮肉は逆効果」人間関係の本とブレナンの英語表現|『BONES』S01E13で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「皮肉は逆効果」人間関係の本とブレナンの英語表現|『BONES』S01E13で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン1第13話では、ブレナンが読んでいる一冊の本をきっかけに、ブースとの会話に「皮肉」をめぐるやりとりが差し挟まれます。

同僚や恋人とのやりとりで、皮肉のつもりが逆効果になってしまった経験に心当たりがある人にとっても、興味深いやりとりです。

目次

現場に着いて明かされる「関係修復の本」

現場に到着し、SUVを降りて歩きながら、ブレナンは事件についての質問を投げかけます。その質問は、実は会話のきっかけを作るための口実だったと、ブレナン自身が打ち明けます。

BRENNAN: No, I was just using it as an excuse to make conversation and reestablish our connection.
(別に。ただそれを口実にして、会話のきっかけを作って、私たちの関係を立て直そうとしただけなのよ。)
BOOTH: What?
(は? 何の話だよ?)
BRENNAN: I read a book about improving work relationships. It’s not fair to expect you to tell me everything.
(職場の人間関係を改善する本を読んだの。あなたに何もかも話してもらうのを期待するのは、フェアじゃないと思ったから。)
BOOTH: I appreciate the effort Bones.
(その気遣いはありがたいよ、ボーンズ。)

BONES Season1 Episode13 (The Woman in the Garden)

make conversation は「会話のきっかけを作る」、reestablish our connection は「関係を立て直す」という意味の表現です。ブースの戸惑った反応から、ブレナンの気遣いが少し不器用な形で伝わってくる場面と言えます。improving work relationships(職場の人間関係を改善する)という言い回しも、ビジネス書のタイトルなどでよく見かける定番の表現です。

「皮肉は逆効果」という一文がブースに突きつけられる

同じ本の内容は、ラボでの会話にも登場します。捜査に行き詰まる中、ブレナンは再びこの本の話題を持ち出し、今度はブース自身への当てつけのような一言を口にします。

BRENNAN: You know that book I’m reading, about getting along with your coworkers? It says that sarcasm is never helpful. I could lend it to you if you want.
(今読んでる、同僚とうまくやるための本のこと、知ってるでしょ? それには皮肉なんて何の役にも立たないって書いてあるの。よかったら貸してあげるけど。)

BONES Season1 Episode13 (The Woman in the Garden)

get along with は「(人と)うまくやる」というときの定番表現で、coworkers(同僚)以外にも家族や友人との関係にそのまま応用できます。sarcasm is never helpful は直訳すると「皮肉は決して役に立たない」で、ここではブースの皮肉めいた口ぶりをやんわりたしなめる一言として機能しています。

このやりとりのすぐ後、ブレナンは聞いていたかどうかを確かめるように、もう一度この話題を持ち出す場面もあります。同じ指摘を繰り返す様子から、彼女なりの粘り強さが伝わってきます。

まとめ|本の受け売りとブースとの距離感

ブレナンが読む一冊の本を通して、make conversation、reestablish our connection、get along with、sarcasm is never helpful という表現が登場しました。いずれも職場や日常の人間関係を語るときに使いやすい言い回しです。皮肉のつもりが相手に届かない、あるいは逆効果になってしまう場面は、英語の会話でも共通して起こりうることが見えてきます。

次回も『BONES』と一緒に、英語表現を見ていきましょう。

同じエピソードの他のコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、場面全体の英語がより立体的に見えてきます。


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