海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回は『BONES』シーズン1、第20話から、恋愛の話題を切り出すときに使われる英語表現を取り上げます。
好きな人の話をするときの、誘う・誘われるの言い方や、相手を後押しする言葉の選び方を見ていきましょう。
「言うまでもない」「誘った?」―好きな人の話を切り出す言い方
病院の外のベンチでアンジェラとエイミーが話しているうち、話題は恋愛に移ります。エイミーが気になっている相手の話をすると、アンジェラは驚いた様子も見せず、自然に会話を続けます。
ANGELA: Ah. Well, that totally goes without saying. What’s his name?
(ああ、それはもう聞くまでもないくらい。名前は?)BONES Season1 Episode20 (The Graft in the Girl)
goes without saying は「言うまでもない」「当然だ」という意味の言い回しです。totally を添えることで、「聞くまでもないくらい当然」というニュアンスが強まります。相手が言い出しにくそうにしている話題を、深刻に扱わず軽く受け止める言い方として機能しています。
会話が進み、アンジェラは直接的に尋ねます。
ANGELA: Did you ask him out?
(彼を誘ってみた?)AMY: No. He asked me, but I don’t know. I said no.
(ううん。向こうから誘われたんだけど、なんとなく。断っちゃった。)BONES Season1 Episode20 (The Graft in the Girl)
ask ~ out は「(恋愛的な意味で)~を誘う」という定番の句動詞です。ここでは疑問文 Did you ask him out? の形で使われていますが、主語を変えれば he asked me(彼から誘われた)のように、誘う側・誘われる側どちらにも同じ形で使える表現です。
「誘われたけど断った」その後を後押しする言い方
エイミーが誘いを断った理由を尋ねられる場面では、アンジェラが後押しの言葉をかけます。
ANGELA: Why? Look, you haven’t asked my advice so I’m just gonna give it to you, ok? Just have fun. You know, every once in awhile, you…you might meet somebody who’s worth it.
(どうして? ねえ、聞かれてないのに言っちゃうけど、いい? とにかく楽しんで。たまには、その価値がある人に出会えることもあるから。)BONES Season1 Episode20 (The Graft in the Girl)
somebody who’s worth it の worth it は「それだけの価値がある」という意味です。ここでは人物評価に使われていますが、物や労力だけでなく、人と過ごす時間についても worth it という形で表現できることがわかる場面です。
エイミーが「その人がworth itじゃなかったら?」と返すと、アンジェラは次のように答えます。
ANGELA: Then you’ve got something else to paint about.
(それなら、また新しく絵に描けることが増えるだけよ。)BONES Season1 Episode20 (The Graft in the Girl)
something else to paint about は、直訳すると「描く題材がまた増える」という言い方です。恋愛の話題から出てきた表現ですが、経験そのものを次につながる材料として捉える考え方が、シンプルな一文に表れています。
まとめ|誘う・誘われる、そのどちらも自然に言える形
goes without saying、ask ~ out、worth it、something else to paint about という表現を通して、誘う側・誘われる側どちらの立場でも使える言い回しが見えてきます。深刻になりすぎず、軽やかに恋愛の話題を扱う言葉の選び方が印象的です。
『BONES』の別のコラムでは、また違う場面の英語表現を取り上げています。
このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。
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