海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、メンタリスト シーズン1 第3話で、亡くなったクラスメートについて刑事から質問されたティーンたちが、深刻になりきれずに返す軽い相槌の数々です。
ビーチでの聞き込みから高校での再質問まで、シーンをまたいで繰り返し現れる、軽く流す言い方を追っていきましょう。
「Duh」と「It wasn’t a big deal」で受け流す
サンタマルタ・ビーチでの聞き込みで、CBIチームはクリスティンの友人だったホープとウィンに事情を尋ねます。ダニーが疑われているのではという空気を感じ取ったウィンが「ダニーがクリスに何かするわけがない」と口を挟むと、ホープはこう即答します。
Hope: Duh, of course not.
(はぁ?当たり前でしょ。)The Mentalist Season1 Episode3 (Red Tide)
Duhは「そんなの当たり前じゃん」というニュアンスの間投詞で、相手の質問や発言があまりに自明だと感じたときに、呆れ気味に発する相槌です。深刻な捜査の場面でも、ティーンらしい軽さがそのまま出ている一言だと言えます。
場面は高校に移り、ジェーンたちに交友関係を突っ込まれたダニーは、深入りされたくない話題をさらりと片付けようとします。
Danny: It wasn’t a big deal. We’re all just friends.
(たいしたことじゃないって。みんなただの友達なんだから。)The Mentalist Season1 Episode3 (Red Tide)
it wasn’t a big dealは「たいしたことじゃなかった」と物事を軽く扱う定番フレーズです。過去の出来事を振り返って重要性を薄めるときによく使われ、質問してきた相手にこれ以上突っ込ませたくない、という牽制のニュアンスも含んでいます。友人が亡くなったばかりの重い状況で、あえて軽い言葉を選んでいる点に、大人と距離を取ろうとするティーン特有の壁が透けて見えます。
| 表現 | 使われ方 |
|---|---|
| No big deal. | 「大したことないよ」と気軽に返す |
| It wasn’t a big deal. | 過去の出来事を「大したことなかった」と振り返る |
| Big deal! | 皮肉っぽく「それが何?」と茶化す |
「No problemo」で軽快に締める
物語終盤、デヴォン・ポイントの浜辺でジェーンがティーンたちに協力を求め、話が一段落したところで礼を言います。
Jane: Thanks for your help, guys.
(協力してくれてありがとう。)The Mentalist Season1 Episode3 (Red Tide)
これに対しアンディが返すのが、次の一言です。
Andy: No problemo.
(問題ないっすよ。)The Mentalist Season1 Episode3 (Red Tide)
No problemoは「No problem」をスペイン語風にもじったくだけた言い方で、深刻な場面のあとでもふっと空気を軽くする、ティーンらしい締めの一言です。文末に「-o」を付け加えて茶化す言い方は、深刻ぶらずに済ませたいカジュアルな場面で好まれ、フォーマルな受け答えが求められる場では使いません。Duhの呆れ、it wasn’t a big dealの受け流し、No problemoの軽い了承——3つとも、深刻な話題を深追いされたくないティーンたちの防御線のような役割を果たしている点が見どころです。
まとめ|深刻な質問をかわすティーンの相槌集
Duh、it wasn’t a big deal、No problemoという3つの相槌は、いずれも重い話題を軽く受け流すためのティーン特有の言い回しです。呆れ・軽視・軽快な了承という異なる角度から、深入りされたくない気持ちがにじみ出ている点が興味深いところです。捜査ドラマの中で使われると、大人の追及とティーンの距離感がそのまま言葉のトーンに表れる好例にもなっています。
次回も『メンタリスト』のティーンたちの会話から、リアルな英語表現を追いかけていきましょう。
このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。
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