『ビッグバン★セオリー』S09E15 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『The Big Bang Theory』シーズン9 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
The Big Bang Theory
Season 9 Episode 15

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ビッグバン★セオリー』シーズン9の第15話「The Valentino Submergence」では、ラージがバレンタインデー直前にエミリーと別れを切り出し、直後に後悔して引き返そうとする一部始終が描かれます。レナードとペニーはレストランの長い待ち時間に苛立ち、ハワードとバーナデットは思わぬ小動物騒動に巻き込まれます。同じ「愛を語る夜」でも、カップルごとに言葉のすれ違い方はまったく違います。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ビッグバン★セオリー』S09E15では、恋人との別れを決めたラージが、ペニーの助言を受けながらエミリーに切り出します。切り出した直後には早くも新しい相手を探し始めますが、あっさり断られたことで急に未練が募り、今度は復縁を求めて元恋人のもとへ戻ることになります。並行して描かれる2組のカップルにも、それぞれ計画通りにいかない事情があります。予約していたはずのレストランで長時間待たされる夫婦がいれば、自宅の風呂に迷い込んだ小さな来訪者の世話に振り回され、ロマンチックな計画がすっかり崩れてしまう夫婦もいます。誰にとっても思い通りにいかない、にぎやかなバレンタインデーのエピソードです。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. one’s fair share of

自分に割り当てられた十分な分

Penny: Well, I have broken up with my fair share of guys.
(私も数え切れないほどの男と別れてきたわ)

one’s fair share of は「自分に割り当てられた十分な分」という意味です。別れを切り出すべきか迷うラージに、ペニーが自分の経験を持ち出して答えます。この直後、レナードが「4回目で数えるのをやめた」と茶々を入れることで、その経験の多さが裏付けられます。

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2. make it quick

手短に済ませる

Penny: All right, my advice to you is do it at her place so you can leave when you need to, uh, tell the truth, make it quick and be prepared for tears.
(ここでは「手短に済ませる」という意味です)

make it quick は「手短に済ませる」という意味です。別れ話の具体的な進め方を尋ねられたペニーが、相手の家で切り出す、正直に話す、長引かせない、涙を覚悟するという一連のコツを一気にまくし立てます。実体験に基づいた助言らしい、テンポの速さが伝わってきます。

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3. be meant to be

運命づけられている

Raj: Our love was meant to be.
(僕たちの愛は運命だったんだ)

be meant to be は「運命づけられている」という意味です。別れを切り出したはずのラージが、新しい相手にあっさり断られた直後、エミリーのもとへ戻ってこの一言を口にします。決断のもろさがそのまま表れた場面です。

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4. with all due respect

失礼を承知で言えば

Maitre d’: With all due respect, ma’am, there’s nothing I can do.
(失礼を承知で申し上げますが、私にできることは何もありません)

with all due respect は「失礼を承知で言えば」という意味です。バレンタインデーの混雑に苛立つペニーに対し、店員が丁寧な言い回しを崩さないまま、要望には応じられないと断ります。相手を立てながら断る、接客の定型句です。

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5. take time for yourself

自分のために時間を取る

Amy: Look, I know you both feel bad about being alone, but sometimes the best thing you can do is take a little time for yourself, especially when you just got out of a relationship.
(ここでは「自分のために時間を取る」という意味です)

take time for yourself は「自分のために時間を取る」という意味です。生放送のFun With Flagsに寄せられたラージの悩み相談に、エイミーが助言する場面です。失恋した直後だからこそ、自分自身に目を向ける時間が必要だと伝えています。

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6. break up with

~と別れる

Penny: So, you really gonna break up with her?
(本当に彼女と別れるつもりなの)

break up with は「~と別れる」という意味です。ペニーの部屋を訪れたラージに、単刀直入に真意を確かめる一言です。このシンプルな問いかけが、エピソード全体の発端になっています。この一言をきっかけに始まった一連の騒動が、最終的には元恋人のもとへ舞い戻る展開まで転がっていくとは、この時点のペニーもまだ想像していません。踏み込んだ質問を投げかけながらも、答えを急かさず友人の決断を見守る姿勢が、この短いやり取りの端々に表れています。

7. a good time

楽しい時間

Emily: And you thought right before Valentine’s Day was a good time to do it?
(ここでは「楽しい時間」という意味です)

a good time は「楽しい時間」という意味です。別れを切り出されたエミリーが、タイミングの悪さを皮肉たっぷりに指摘します。同じ「良いタイミング」でも、選ぶ日によって相手の受け止め方は大きく変わります。

8. right away

すぐに

Raj: But, Amy, when you and Sheldon split up, didn’t you start dating someone right away?
(ここでは「すぐに」という意味です)

right away は「すぐに」という意味です。エイミーに恋愛相談をするラージが、シェルドンと別れたあとの彼女の行動を引き合いに出します。自分だけがすぐに立ち直れないのではという不安がにじむ質問です。

9. look back on

振り返る

Leonard: Well, maybe not, but some day we actually will be old, and we’ll look back on this night and remember what a good time we had.
(ここでは「振り返る」という意味です)

look back on は「振り返る」という意味です。レストランで長時間待たされ苛立つペニーに、レナードがこの一言で場をなだめます。今の苦労もいつか笑い話になるという、気の長い慰め方です。結局この夜は特別な計画を立てられずじまいでしたが、待たされている時間そのものを前向きに捉え直そうとする発想の転換には、レナードらしい実直さがにじみます。年齢をからかい合う軽口から始まったこのやり取りが、最後には将来を見据えた言葉に着地するあたりも、夫婦らしい呼吸の合わせ方です。

10. because it’s Valentine’s Day

バレンタインデーだから

Howard: I hope you don’t think I’m just saying this because it’s Valentine’s Day, but, I love you so much.
(バレンタインデーだから言っているわけじゃないと思ってほしいけど、本当に愛してるんだ)

because it’s Valentine’s Day は「バレンタインデーだから」という意味です。ラージの破局騒動と同じ夜、ハワードは特別な日を言い訳にしていないと念を押しながら、バーナデットへの気持ちを伝えます。日頃からの気持ちであることを強調する一言です。

このエピソードの英語学習ポイント

この回の軸になるのは、決断を告げる英語と、その決断が本当に固まっているかを確かめる英語です。ラージは break up with や be meant to be のように、別れと復縁のあいだで言葉が大きく揺れ動きます。ペニーが授ける make it quick のような実践的なコツと、エミリーが返す a good time のような皮肉は、同じ「別れ話」でも与える側と受ける側で温度がまったく異なることを示しています。一方、エイミーが take time for yourself と助言する場面や、ラージが right away と焦りをのぞかせる場面には、失恋のあとにどう過ごすかという別の悩みが重なります。with all due respect のような丁寧な断り文句や、look back on のように長い目で状況をなだめる言い方、because it’s Valentine’s Day のように特別な日を理由にしないと念を押す言い方まで、同じ夜の会話でもトーンはさまざまです。生放送のFun With Flagsに寄せられたラージの悩みに対しては、シェルドンまでもが自分の恋愛観をひねくれた冗談で返し、視聴者のクリプキが呆れて回線を切る一幕もあります。深刻な相談ごとも、この一家にかかれば軽口の応酬に変わってしまうところが、シリーズらしい持ち味です。

キャラクター別|英語の特徴

ラージ|別れを決断しようとする英語

ラージは人間関係の変化を細かく言葉にしようとするため、決断してもすぐに揺らぎます。この回でラージが担うのは、別れを決断しようとする英語という会話上の動きです。会話の中には「Yeah, I think so.」という一言があります。(うん、そのつもりだよ、という意味です。)ペニーの「本当に別れるの?」という問いにこう答えたラージですが、この決断はこのあと何度も揺れ動くことになります。新しい相手に電話をかけては断られ、元恋人のもとへ舞い戻っては泣きながら振られ直すという一連の展開を通して、決断を告げる言葉と、それを実行し続ける胆力とは別物であることが分かります。生放送の悩み相談でも「なぜ自分はいつもうまくいっていることを台無しにしてしまうのか」と自問しており、この夜の迷走が一時的な気の迷いではないこともうかがえます。

ペニー|友人に助言する率直な英語

ペニーの発話は、遠慮のない経験談を交えながら、相手が今欲しい答えをすぐに差し出します。この回でペニーが担うのは、友人に助言する率直な英語という会話上の動きです。会話の中には「Well, I have broken up with my fair share of guys.」という一言があります。(私も数え切れないほどの男と別れてきたわ、という意味です。)自分の経験を根拠にした助言は、この直後にレナードの茶々でさらに裏付けられます。別れ話の切り出し方についても、場所選びから涙への心構えまで具体的な手順で助言しており、実体験に裏打ちされたアドバイスの説得力を感じさせます。

エミリー|相手の言葉を受け止める英語

エミリーの発話は、突然の別れ話にも取り乱さず、ひとこと皮肉を返す余裕を保っています。この回でエミリーが担うのは、相手の言葉を受け止める英語という会話上の動きです。会話の中には「And you thought right before Valentine’s Day was a good time to do it?」という一言があります。(バレンタインデーの直前が、別れを切り出すのにいいタイミングだと思ったわけ、という意味です。)動揺よりも先に皮肉が出てくるあたりに、エミリーの冷静さが表れています。このあとラージが翻意して復縁を申し出た際も、すぐには態度を軟化させておらず、一度の謝罪や後悔だけでは簡単に納得しない芯の強さも見え隠れします。

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