ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S03E13に学ぶ「a whole new level of」の意味と使い方

a whole new level of

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』から、想像を超える事態に直面した時の表現をご紹介します。
「普通」の枠を飛び越える生きた英語を、一緒に楽しく学んでいきましょう!

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ブースとブレナンが新たな事件現場に到着した直後のシーンです。
レンガの山の上に置かれた、手足を縛られた奇妙な白骨遺体を前にして、これまでに数々の異常な事件を解決してきた二人が言葉を交わします。

Booth: Bones, you are not going to believe this one.
(ボーンズ、こいつは信じられないぞ。)

Brennan: Well, you said that about the guy who was stuffed inside a huge truck tire. I believed that.
(巨大なトラックのタイヤに詰め込まれていた男の時もそう言ったわ。私は信じた。)

Booth: Yeah, that was a good one. This is a whole new level of weird.
(ああ、あれも傑作だったな。今回は次元が違う異常さだ。)
BONES Season03 Episode13 (The Verdict in the Story)

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シーン解説と心理考察

数々の凄惨な現場を踏んできたブースが「信じられない」と呆然とするほど、今回の現場は異様でした。
過去のトンデモ事件(タイヤ詰め遺体)を引き合いに出す論理的なブレナンに対し、ブースは「あれもすごかったが、今回は別格だ」と伝えたくてこの表現を使っています。

面白いのは、この「次元が違う異常さ」に対して、ブレナンはこの直後に「カーペットに丸められていたんだ」というブースの推測を科学的視点から冷静に論破し、しまいには大爆笑してしまう点です。

直感で驚愕するブースと、事実を前に論理で切り返すブレナンという、2人の対照的なスタンスが色濃く出た味わい深いシーンですね。

フレーズの意味とニュアンス

a whole new level of
意味:全く新しいレベルの、次元が違う、桁違いの〜

直訳すると「全く新しいレベルの〜」となりますが、日常会話では「今までとは次元が違う」「比較にならないほど〜だ」というニュアンスで使われます。
対象となる物事の程度が、これまでの経験や常識の枠を大きく超えていることを強調したい時にぴったりの表現です。

【ここがポイント!】

このフレーズが持つネイティブのコアイメージは、「既存の基準を一段階、ポンと引き上げた状態」です。

ただ「very」で強調するのではなく、「level(階層)」という言葉を使うことで、スケールの大きさを客観的かつダイナミックに相手に印象付けることができます。
驚きや感動など、感情の振れ幅が大きい時に勢いよく使われます。

実際に使ってみよう!

The new AI technology has taken data analysis to a whole new level.
(新しいAI技術は、データ分析を全く新しい次元へと引き上げた。)
[解説]テクノロジーやビジネスの進化など、今までとは比較にならないほどの進歩を表現する際に重宝します。

The customer service at that hotel is a whole new level of excellence.
(あのホテルのカスタマーサービスは次元が違う素晴らしさだね。)
[解説]感動するほど質が高いサービスを受けた時、最上級の称賛として使うことができます。

This week’s workload is a whole new level of crazy.
(今週の仕事量は桁違いの狂気よ。)
[解説]ネガティブな状況でも、単なるbusyやhardでは伝えきれない「ありえないほどの過酷さ」を表現するのにぴったりです。

BONES流・覚え方のコツ

これまで数々の猟奇的事件を見てきたブースの脳内データをもってしても、目の前の「レンガの上に置かれた縛られた白骨遺体」は完全にカテゴリー外だったのでしょう。

「過去の基準をまるごと飛び越えてしまった!」と驚愕するブースの表情と、それに大ウケするブレナンを思い浮かべると、このフレーズの持つ規格外のスケール感が記憶に定着しやすくなりますよ。

似た表現・関連表現

next level
(意味:一段上の、次世代の)
今回のフレーズと同様に程度が一段上であることを示しますが、単独で「最高」「すごい」という形容詞のように使われることが多いカジュアルな表現です。

in a league of its own
(意味:ずば抜けている、次元が違う)
スポーツの「リーグ」を語源とし、他のものとは比較にならないほど優れていることを表します。こちらは主にポジティブな称賛として使われます。

unprecedented
(意味:前例のない、空前の)
フォーマルな場面やニュースで頻出する単語です。「今まで経験したことがない」というニュアンスを、より硬く学術的に伝えたい時に適しています。

深掘り知識:なぜ「whole」がつくと圧倒的な勢いが出るのか?

「a new level」だけでも「新しいレベル」という意味は伝わりますが、なぜネイティブはわざわざ「whole(全体の、丸ごとの)」を付け加えるのでしょうか。

英語において whole は、名詞の前に置かれることで「一部の隙もなく完全に」「そっくりそのまま」というニュアンスを付与する強力な強調語として働きます。
つまり、a whole new level となることで、「ただ少しレベルが上がった」のではなく、「土台から丸ごと、そっくり別の次元に切り替わってしまった」という圧倒的な変化を表現できるのです。

「a whole new world(全く新しい世界)」や「a whole other story(全く別の話)」など、wholeを使った強調表現を覚えておくと、表現の解像度がぐっと上がりますよ。

まとめ|「次元が違う」驚きを英語で表現しよう

いかがでしたか?
今回は「次元が違う」ことを表すフレーズを深掘りしました。

ビジネスでの劇的な変化から、日常のちょっとした「ありえない!」まで幅広く使える表現です。
ぜひ今日の出来事を振り返って、あなたにとっての a whole new level を探してみてくださいね。

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