ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S3E14に学ぶ「point out」の意味と使い方

point out

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』シーズン3第14話から、物理的な指差しから日常会話での指摘まで幅広く使える「point out」というフレーズをご紹介します。

直訳すると「外に指をさす」ですが、会話の中ではどのように応用されるのでしょうか?

痛快なドラマのシーンを見ながら、一緒に楽しく学んでいきましょう!

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

Dax: Dude, do I need to get the manager?
(おい、マネージャーを呼んだ方がいいか?)

Booth: Dude, actually, you know what? That would be great. Why don’t you… (he pulls his badge out of his pocket) point him out to us?
(おい、実を言うとな、そうしてくれると最高だ。彼がどこにいるか…(ポケットからバッジを取り出しながら)俺たちに指し示してくれないか?)

(Dax glares briefly, and then points.)
(ダックスは一瞬睨みつけ、そして指をさす。)
BONES Season 3 Episode 14 (The Wannabe in the Weeds)

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シーン解説と心理考察

ジムでの聞き込み捜査中、被害者のジム仲間であるダックスが捜査に非協力的な態度をとるシーンです。

目の前の相手がFBI捜査官だと知らないダックスは、面倒な客をあしらうように「マネージャーを呼ぼうか」と挑発してきます。

それに対してブースは余裕の表情を崩さず、ゆっくりとFBIのバッジを見せつけながら「それならマネージャーを指差して教えてくれ」と返します。

言葉ではなくバッジという権力を見せることで、暗に「お前は捜査に協力する義務がある」と立場を逆転させているんですね。

しぶしぶ指をさすダックスの姿と、ブースの圧倒的な優位性が対比される非常に痛快な場面です。

フレーズの意味とニュアンス

point out
意味:〜を指し示す、〜を指摘する、〜に注意を向ける

「point(指をさす)」と「out(外へ、はっきりと)」が組み合わさった句動詞です。

大勢の中から特定の人や物を物理的に「指さして教える」という基本的な意味から派生しました。

現在では、見落とされがちな事実や他人のミスを「指摘する」、重要なポイントに「注意を向けさせる」という抽象的な意味まで幅広く使われています。

【ここがポイント!】

ネイティブがこのフレーズを使うときのコアイメージは、「隠れているものや、まだ相手が気づいていないものに、ピカッとスポットライトを当てて認識させる」という感覚です。

ただ単に言葉で伝えるだけでなく、「ほら、ここを見て!」と相手の意識を特定の場所や情報へ意図的に誘導するような、明確な意志を持った力強いニュアンスが含まれています。

実際に使ってみよう!

Thank you for pointing out the typo on the invitation card.
(招待状のタイプミスを指摘してくれてありがとう。)
自分では気づかなかった小さな間違いや見落としを、誰かが教えてくれた時に感謝を伝える自然な表現です。

I should point out that this restaurant only accepts cash.
(このレストランは現金しか使えないことを言っておくべきだね。)
一緒に出かける相手に対して、前もって知っておくべき重要な情報や注意点へ意識を向けさせる時にとても便利です。

Can you point out your sister in this group photo?
(この集合写真の中で、あなたのお姉さんを指差して教えてくれる?)
写真の中や人混みの中から、特定の人物を物理的に指し示してほしいと頼む時の、最も基本的な使い方です。

BONES流・覚え方のコツ

今回のジムでのシーンを思い浮かべてみてください。

ブースがFBIバッジを見せつけながら、ダックスに対して「マネージャーは誰だ?あそこか?」としぶしぶ物理的に指をささせる(point)ことで、ジムの中にいる大勢の人の中から特定の人物をあぶり出す(out)。

この「指をさして、外側にはっきりと示す」という具体的な動作と結びつけてみましょう。

日常会話での「見落としを指摘する」という抽象的な意味も、スッと理解できるようになりますよ。

似た表現・関連表現

indicate
(〜を示す、〜をほのめかす)
「point out」よりも少しフォーマルで硬い表現です。手や指で直接示すだけでなく、データや調査結果が何らかの事実を「示している」「暗示している」という客観的な状況でよく使われます。

bring up
(〜(話題)を持ち出す、提起する)
会話の中で新しい話題や問題を「提起する」という意味です。「point out」がすでに存在している事実やミスに注意を向けさせるのに対し、「bring up」はゼロから話題をテーブルの上に載せるニュアンスがあります。

draw attention to
(〜に注意を引く、〜に注目させる)
「point out」の「注意を向けさせる」という部分をより強調した表現です。プレゼンテーションなどで特定の画像や数字に視線を集めたい時など、意図的に大勢の意識を誘導したい場合に使われます。

深掘り知識:代名詞の位置に注意!句動詞のルール

「point out」のような「動詞+副詞」で構成される句動詞を使う際、英語学習者がよく迷うのが目的語の位置です。

目的語が普通の名詞(the mistake など)の場合は、「point out the mistake」でも「point the mistake out」でもどちらでも正解です。

しかし、目的語が代名詞(it, him, them など)の場合は、必ず動詞と副詞の間に挟んで「point it out」としなければならないというルールがあります。「point out it」とは言えません。

今回のドラマのセリフでも、ブースは「point out him」ではなく「point him out」と代名詞を間に挟んでいますね。

ドラマのセリフをそのまま丸暗記することで、こうした文法ルールも自然と身につけることができますよ。

まとめ|気づきを与える便利な表現

今回は『BONES』の痛快なシーンから、物理的な指差しから抽象的な指摘まで幅広く使える「point out」を深掘りして解説しました。

日常のちょっとした見落としから、会議での重要な発言まで、相手の意識を特定のポイントへ向けさせるための強力なツールになります。

代名詞の位置に気をつけながら、ぜひ積極的に使ってみてくださいね。

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