「super」とは?アメリカのアパートの管理人の文化と英語|『BONES』S09E13で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「super」とは?アメリカのアパートの管理人の文化と英語|『BONES』S09E13で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン9エピソード13では、捜査でアパートを訪ねる場面に、建物の管理人が登場します。作中で使われる呼び名は super。今回は、この短い一語を入り口に、アメリカの集合住宅を支える管理人の文化と、アパート暮らしにまつわる英語を紹介します。

海外ドラマでは、アパートの住人が「スーパーに頼もう」と話す場面がよく出てきます。お店のスーパーマーケットとは別の意味なので、知っておくと場面の理解がぐっと楽になります。

目次

「super」は superintendent の略

アパートで話を聞く場面で、管理人を務める人物は自分のことをこう話します。

— I’ve only been the super for… just over a year.
(ここの管理人になって、まだ1年ちょっとなの。)

BONES Season9 Episode13 (Big in the Philippines)

super は superintendent を縮めた言い方です。作中でものちに、正式な呼び名が使われます。

— She is the superintendent of his building.
(彼女は彼の住む建物の管理人です。)

BONES Season9 Episode13 (Big in the Philippines)

superintendent は、もともと「監督者」「責任者」という意味の語で、学校の教育長などにも使われます。アパートの文脈では、建物に常駐して日々の運営を担う人を指し、会話ではほとんど super と短く呼ばれるとされています。

日本語の「管理人さん」に近い存在ですが、役割はもう少し幅広く、水回りや暖房の修理、ごみの管理、共用部分の掃除、住人からの相談の受け付けなどを担うとされています。大きな建物では、作業員をまとめる立場になることもあるようです。

landlord との違いと、住み込みの習慣

管理人とよく混同されるのが landlord(大家)です。両者の違いは、建物を持っているかどうかにあるとされています。

呼び名 立場 主な役割
landlord / landlady 建物の持ち主(大家) 家賃の設定や契約など大きな決定
super(superintendent) 持ち主や管理会社に雇われる人 修理・清掃・住人対応など日々の運営
property manager 管理を請け負う人・会社 入居者募集や家賃の管理など

super は建物の中、たとえば1階や地下の部屋に住み込むことが多いとされ、家賃が免除・割り引かれる例もあるようです。地域によっては一定規模以上の建物に住み込みの管理人を置くよう求められることもあり、特にニューヨークでは super という呼び名が広く使われていると言われます。ほかの地域では resident manager などと呼ばれることも多いようです。

同じ建物の場面では、こんな言葉も出てきます。

— I like having guys in suits in my building.
(スーツ姿の人たちが建物にいるのはいいね。)

— Kind of classes the place up a bit.
(ちょっと格が上がる感じがする。)

BONES Season9 Episode13 (Big in the Philippines)

my building は、持ち主でなくても、住人や管理人が「自分のところの建物」という感覚で使える言い方です。class up は「上品にする」「格を上げる」という口語表現です。

アパート暮らしで使う英語

管理人の場面には、集合住宅の暮らしでそのまま使える言い回しも出てきます。部屋を出るときには、こんな声がかかります。

— Pull the door tight behind you when you leave.
(出るときは、ドアをしっかり閉めていってね。)

BONES Season9 Episode13 (Big in the Philippines)

pull ~ tight は「ぐっと引いてしっかり閉める」で、閉まりにくいドアや、オートロックの扉を確実に閉めてほしいときの言い方です。

壁越しの音がよく聞こえる、という話の中では、次の一言も出てきます。

— He’d play all the time. These walls are thin.
(いつも弾いてたよ。ここの壁は薄いからね。)

BONES Season9 Episode13 (Big in the Philippines)

The walls are thin. は、物件探しや近所づきあいの話でよく使われる表現です。入居前に Is the building quiet?(建物は静かですか)と聞いたり、不具合を I need to call the super about the heater.(暖房のことで管理人に連絡しないと)と言ったりと、super は日常の会話に自然に登場します。

まとめ|super を知ると、アパートの場面が見えてくる

今回は『BONES』シーズン9エピソード13から、管理人を指す super と superintendent、大家の landlord との違い、Pull the door tight. や These walls are thin. といった集合住宅の英語を紹介しました。

アパートの場面で super という言葉が出てきたら、建物を日々支える人の存在を思い浮かべながら、ドラマを観てみると発見が増えます。

この回の英語は、「pick」と「handpick」の違いや、すすめを断るひと言の英語を扱ったコラムでも読み解いています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次