ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S8E6に学ぶ「be on it」の意味と使い方

be on it

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』シーズン8第6話のラストシーンから、「be on it」という表現を取り上げます。
「もう動いてるよ」「任せて」を短くスマートに伝えられるこのフレーズ、仕事でも日常でも使える場面が多いのでぜひチェックしてみてください。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ホームレスの男性・ティム・マーフィーが9.11のペンタゴンで3人の命を救った英雄だったと判明し、葬儀が執り行われます。
その後、ブースとブレナンが自宅で静かに話しているシーンです。
ブレナンは今回の事件を通じて知ったマーフィーの戦友たちが、まだ勲章を授与されていないことを気にかけてブースに問いかけます。

Brennan: Do you think they’ll get their Silver Stars?
(彼らはシルバースター勲章をもらえると思う?)

Booth: I do. Ben and I are on it. Tim never gave up, and neither will we.
(ああ。ベンと俺で取り組んでいる。ティムは決して諦めなかった。俺たちも諦めないさ。)

BONES Season8 Episode6(The Patriot in Purgatory)

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シーン解説と心理考察

今回のエピソードの核心は、ティム・マーフィーという元兵士がペンタゴン崩落の現場で一人何度も瓦礫を持ち上げ、3人を救出したという事実でした。
彼はかつての戦友たちに命を救われた恩返しとして9.11の現場で行動し、その負傷が原因で10日後に命を落としていました。
マーフィーは生前、戦友たちにシルバースター勲章を授与するよう陸軍に56回も手紙を書き続けていたという事実も判明します。
「Ben and I are on it.」のベンは、マーフィーの息子・ショーンとともにその思いを引き継ごうとしているFBIの同僚です。
ブースが「Tim never gave up, and neither will we.」と続ける言葉には、捜査官としての職務を超えた、個人としての強い意志が込められています。

「be on it」の意味とニュアンス

be on it
意味:取り組んでいる、対処している、任せておいて

「be on it」は、何か問題や課題に対して「すでに取り組んでいる」「今やっているところだ」と伝える口語表現です。
“it” は目の前の課題や頼まれた用件を指し、その上にぴったり乗っている(on)状態から「しっかりカバーしている」「責任を持って動いている」というニュアンスが生まれます。
進捗を確認されたときや依頼を受けたときにすっと返せるフレーズで、ビジネスの場でも日常でも活躍します。

【ここがポイント!】

このフレーズのコアイメージは「対象(it)の上にぴったりと乗って(on)、責任を持ってカバーしている状態」です。
ただ作業をしているというだけでなく、「しっかり手を打っている」という力強いメッセージが含まれています。
相手に安心感を与えられるため、信頼関係を築きたい場面で特に効果的なフレーズです。

実際に使ってみよう!

Don’t worry about the reservations, I’m already on it.
(予約のことは心配しないで、もう動いているから。)
頼まれごとに対して「すでに手配している」と伝える定番の使い方です。相手をしっかり安心させられます。

The printer is broken, but the IT support team is on it.
(プリンターが壊れていますが、ITサポートチームが今対応してくれています。)
自分以外の第三者が対応中であることを伝えるときにも使えます。「状況はコントロール下にある」という意味合いを添えられます。

Thanks for letting me know — I’m on it right away.
(教えてくれてありがとう、すぐ取り掛かります。)
問題を指摘されたときや報告を受けたときに、「即座に動く」という姿勢を短く伝える使い方です。返信メールなどでも自然に使えます。

『BONES』流・覚え方のコツ

「Tim never gave up, and neither will we.」——ブースがこの言葉を「Be on it」の直後に続ける場面をセットで覚えておくと、このフレーズに込められた「ただ動いているのではなく、責任と意志を持って取り組んでいる」というニュアンスがしっかり体に入ります。
「もうやってます」という事務的な進捗報告ではなく、「俺たちに任せておけ」という意気込みまで短いひと言に詰め込める——それが「be on it」の魅力です。

似た表現・関連表現

take care of
(〜に対処する、〜を引き受ける)
「be on it」と近い意味ですが、「その問題の面倒を見る・処理する」という行動そのものに焦点が当たります。

handle
(〜を処理する、扱う)
問題や困難な状況をうまくコントロールして解決に導くニュアンスがあり、ビジネスシーンでも頻繁に登場します。

deal with
(〜に対処する、向き合う)
必ずしもすぐ解決するわけではなく、難しい問題や感情と折り合いをつけながら取り組むプロセスを強調します。

深掘り知識:前置詞「on」が持つ「密着・接触」のイメージ

「on」は「〜の上に」という場所の意味でよく知られていますが、根本にあるイメージは「密着・接触」です。
「be on it」も、課題という対象にぴったりと張り付いて離れない状態から「取り組んでいる」という意味に発展しています。
同じように、「on the phone(電話中)」「on a diet(ダイエット中)」なども、その行動・状態に密着していると考えると理解しやすくなります。
前置詞のコアイメージをひとつ知るだけで、英語の表現がぐっと立体的に見えてきます。

まとめ|短いひと言に詰まった責任感

仕事や日常のさまざまな場面で、誰かに状況を確認されることはよくあります。
そんなとき「be on it」とさっと返せると、「しっかりやってくれている」という安心感を相手に届けられます。
「対応します」「やります」という意思を伝えるとき、日本語では言葉が長くなりがちですが、英語では「I’m on it.」のたった3語で済むのがこのフレーズの痛快なところです。
ブースがティムへの誓いとともに口にしたあのひと言を思い出しながら、日々の会話に取り入れてみてください。

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