ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S01E07に学ぶ「cold feet」の意味と使い方

cold feet

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

大きな決断をしたはずなのに、いざ実行の時が迫ると「やっぱりやめたい……」と足がすくむ。そんな経験はありませんか?

今回は、死刑執行という極限状態を前にしたブースに対し、検察官が放った強烈な一言から、心理状態を表す重要イディオムをご紹介します。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

死刑執行の停止を求めて、ブースたちは深夜に判事の自宅へ押しかけます。

「新たな証拠などない、ブースが土壇場で怖気づいているだけだ」と挑発する検察官カーライル。
かつて自らが逮捕した犯人の死刑を、今になって止めようとするブースを「往生際が悪い」と切り捨てます。

Carlyle: He doesn’t have doubts, he has cold feet.
(こいつ(ブース)は疑ってるんじゃない、ビビってる(逃げ腰になってる)だけだ。)

Booth: You think I won’t pop you one just because we’re standing in the judge’s kitchen?
(判事の家のキッチンだからって、俺がお前を殴らないとでも思ってるのか?)

Cullen: Booth!
(ブース!)

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シーン解説と心理考察

検察官はここで、ブースの正義感を「ただの臆病風」だと矮小化しようとしています。

自分で捕まえた犯人を処刑する段になって、責任の重さに耐えきれず「やっぱりやめたい」と言い出した……。

そんな風にブースを侮辱することで、彼の主張(再捜査の要求)を退けようとしたのです。

「cold feet」の意味とニュアンス

have cold feet / get cold feet
意味:怖気づく、二の足を踏む、逃げ腰になる、(直前になって)迷いが生じる

直訳すると「冷たい足を持つ」。
語源には諸説ありますが、「足が凍りついて動けなくなる」イメージから来ています。

【ここがポイント!】

単に「怖い(Scared)」のではありません。

「一度はやると決めたこと(コミットメント)に対して、直前になって自信をなくし、バックレたくなる」という、土壇場での回避本能を表すのが最大の特徴です。

実際に使ってみよう!

人生の大きな決断の場面、特に結婚や契約の直前によく使われます。

He got cold feet right before the wedding and left the bride at the altar.
(彼は結婚式の直前になってマリッジブルー(逃げ腰)になり、花嫁を祭壇に残して去った。)

解説:
このイディオムが最も使われる代表的なシチュエーション。「Runaway Bride(逃げる花嫁)」の心理状態です。

We were about to sign the contract, but the investors got cold feet.
(契約書にサインする寸前だったが、投資家たちが二の足を踏んだ(及び腰になった)。)

解説:
ビジネスで、土壇場のキャンセルが発生した時に使えます。理由はどうあれ「ビビって引いた」というニュアンスです。

I wanted to try bungee jumping, but I got cold feet when I looked down.
(バンジージャンプに挑戦したかったが、下を見た瞬間に足がすくんでしまった。)

解説:
物理的な恐怖で「やーめた!」となる状況にもぴったりです。

『BONES』流・覚え方のコツ

「ゴール手前の急ブレーキ」をイメージしてください。

ブースは捜査という長い道のりを走り抜け、あとはゴール(死刑執行)するだけでした。しかし、そこで急ブレーキをかけた。

その摩擦熱ではなく、逆に「恐怖で足が凍りついて動かない」様子を思い浮かべましょう。
勢いよく走ってきたのに、最後の最後でピタリと止まってしまう感覚です。

似た表現・関連表現

  • chickened out
    (ビビって逃げる、ドタキャンする)
    解説:「チキン(臆病者)」を使ったスラング。より軽蔑的な響きがあり、ビジネスには向きません。
  • second thoughts
    (迷い、再考)
    解説:”I’m having second thoughts.”(やっぱり考え直したい)のように、冷静に迷っている状態です。Cold feet ほど切羽詰まっていません。
  • hesitate
    (躊躇する、ためらう)
    解説:動作が止まること全般を指します。「逃げ腰になる」というニュアンスまでは含みません。

深掘り知識:「The Jitters」とは何が違う?

試験やプレゼンの前など、緊張する場面で使われる言葉に “The Jitters” があります。違いは何でしょうか?

  • The Jitters: 武者震い、そわそわ。「緊張するけど、やるぞ」という前向きな興奮を含みます。
  • Cold Feet: 怖気付き、尻込み。「緊張するし、もう帰りたい」という後ろ向きな回避です。

“I have the jitters.” なら可愛いものですが、結婚式当日に “I have cold feet.” と言うと、周りは「えっ、中止する気!?」と大パニックになります。
使い分けには要注意ですね!

まとめ|迷うのは本気の証拠

検察官の挑発に乗って殴りかかろうとしたブースですが、それは図星を突かれたからではなく、人の命に対する責任感の強さゆえでした。

もしあなたが人生の岐路で “get cold feet” したら、それはその決断があなたにとって「本気で重要なこと」である証拠です。

深呼吸して、足を温め直して進みましょう!

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