ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S01E17に学ぶ「get caught up in」の意味と使い方

get caught up in

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

「気づいたら夢中になっていた」「いつの間にかトラブルに巻き込まれていた」。
そんな経験はありませんか?

今回は、良くも悪くも何かに捕らわれてしまう時の表現をご紹介します。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

アンジェラの恋人が消えた砂漠の町へ向かい、現地のガイドの家を調べるブースとブレナン。

もし事件性がなければすぐに帰って地元警察に任せると約束するブレナンに対し、ブースは彼女の性格を見抜いてこう釘を刺します。

Booth: Here’s the deal, Bones. We find out that the skull isn’t Kirk. We go home. We let the locals handle it, okay?
(いいか、ボーンズ。骨がカークじゃなかったら、家に帰るぞ。後は地元の警察に任せるんだ、いいな?)

Brennan: Of course.
(もちろんよ。)

Booth: You know what? You say “Of course.” But then you get all caught up in it. And then-
(あのな、「もちろん」なんて言うけどさ。結局、君は夢中になっちゃうんだよ。それでその次は…)

Brennan: I don’t get caught up.
(夢中になんてならないわ。)

Booth: Yes, you do. You’re a snooper.
(いや、なるね。君は詮索好きだからな。)
BONES Season1 Episode17 (The Skull in the Desert)

Amazon Prime Videoで見る ※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

ブースはブレナンの知的好奇心と正義感を誰よりも理解しています。

口では関係ないなら帰ると言っていても、一度謎を目の前にすれば彼女が止まらなくなることを、半ば呆れつつも愛着を持って予言しているのです。

強がるブレナンと、それをあっさり見透かすブース。
二人の深い信頼関係が見える、相棒ならではのやり取りですね。

フレーズの意味とニュアンス

get caught up in

意味:〜に巻き込まれる、〜に夢中になる、〜に没頭してしまう

「catch(捕まえる)」の受身形「be caught」に、強調や完了のニュアンスを持つ「up」がついた形です。

直訳すると「〜の中に完全に捕らえられてしまう」となり、物理的な網に引っかかるイメージから転じて、状況や感情の中にどっぷりと浸かって抜け出せない状態を指します。

【ここがポイント!】

単に自分から参加するのではなく、自分の意志とは関係なく、流れや勢いで引っ張り込まれてしまうという不可抗力のニュアンスが含まれます。

頭ではダメだと分かっていても、ブレナンのように好きすぎて周りが見えなくなってしまう、あのどうしようもない没入感を表すのにぴったりの表現です。

実際に使ってみよう!

日常会話では、トラブルだけでなく、その場の雰囲気に飲まれた時のちょっとした言い訳などにも便利に使えます。

I got caught up in the moment and bought an expensive bag.
(その場の雰囲気に飲まれて、高いバッグを買ってしまったの。)
旅行先やセールの熱気で、冷静さを失ってしまった時の言い訳にぴったりです。お買い物の失敗談として使いやすい表現ですね。

Sorry I’m late. I got caught up in something at work.
(遅れてごめん。仕事でちょっと抜けられない用事ができちゃって。)
具体的な内容を言わずに「ドタバタに巻き込まれていた」と伝えられる、大人の便利な表現です。角を立てずに遅刻の理由を説明できますよ。

Don’t get caught up in their gossip.
(彼らの噂話に巻き込まれるなよ。)
面倒な人間関係から距離を置くようアドバイスする際に使えます。職場などでトラブルを避けたい時に心に留めておきたいフレーズです。

『BONES』流・覚え方のコツ

「ブースの呆れ顔」で覚えましょう。

「君はどうせまた、謎解きの網に引っかかって(caught)、身動き取れなくなって(up)、深入りするんだろ(in)?」と、ブレナンを諭すブースの姿をイメージしてください。

このドラマチックな掛け合いとセットにすると、言葉の響きがスッと頭に入ってきますよ。

似た表現・関連表現

be absorbed in
(〜に没頭している、夢中になっている)
仕事や読書など、静かに集中しているポジティブな没頭を表す時に使います。caught up のような「外からの力で振り回される」というドタバタした感覚はありません。

get involved in
(〜に関わる、巻き込まれる)
最も一般的で中立的な表現です。自分から進んでプロジェクトに関わる場合も、トラブルに巻き込まれる場合も両方使えますが、我を忘れるほどの没入感は持ち合わせていません。

lose oneself in
(〜に我を忘れる)
美しい音楽や壮大な景色などに心を奪われること。自分の存在を忘れるほど入り込むという、少し詩的でロマンチックな表現になります。デートの思い出などを語る時に素敵ですね。

深掘り知識:前置詞「Up」が作る「がんじがらめ」の魔法

ここでの up は、上方向ではなく完全に(completely)という意味で使われています。例えば、clean up(完全にきれいにする)や use up(使い切る)と同じ働きですね。

単に caught(捕まる)だけだと捕まった瞬間を指しますが、caught up とすることで、すっかり捕まってしまって、もう手足も出ないほどがんじがらめという状態の深刻さや完了感が強調されます。

ブースが all をつけて all caught up in と言ったのも、ブレナンの没頭ぶりがいかに徹底的かをからかいたかったからでしょう。ネイティブ特有の細やかなニュアンスですね。

まとめ|たまには夢中になるのも悪くない

悪い予言通り、結局事件に巻き込まれていくブレナンですが、それが解決への鍵になります。

get caught up in はトラブルの表現としても使われますが、何かに時間を忘れて夢中になれる情熱がある証拠でもあります。

日常のちょっとしたドタバタも、このフレーズを使って明るく乗り切っていきましょう。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次