ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S01E11に学ぶ「back off」の意味と使い方

back off

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

「これ以上近づくな」「手を引け」。
そんな強烈な拒絶や警告を受け取った時、あなたならどうしますか?

今回は、ブース宛に届いた「戦慄のメッセージ」から、相手を強く遠ざける英語表現をご紹介します。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ブースの元に小さな箱が届きます。中に入っていたのは、誘拐された少年の切断された指と、一枚のカードでした。

そこには、大文字で乱暴にこう書かれていました。

Message: BACK OFF
(手を引け)
BONES Season1 Episode11 (The Woman in the Car)

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犯人グループからの明確な脅迫状です。
「捜査をこれ以上進めるな、さもないと子供の命はない」というメッセージが、たった2語で叩きつけられています。

ちなみにこのエピソードでは、ザックがブースに顔を近づけすぎた際にも、ブースが “Just back out of my personal space”(俺のパーソナルスペースから下がれ)と言っています。

しかし、カードの “BACK OFF” は、単なる距離の話ではなく、相手の行動そのものを力尽くで止めようとする、圧倒的な威圧感を含んでいます。

フレーズの意味とニュアンス

back off

意味:引き下がる、干渉をやめる、後退りする

物理的に後ろへ下がるだけでなく、比喩的に「関与をやめる」「批判をやめる」という意味で頻出します。

【ここがポイント!】

「これ以上踏み込むと痛い目を見るぞ」という警告の響きがあります。

カードの文字のように命令形で使われると、相手に対する強い拒絶や威嚇になります。

「邪魔だからどいて(Move)」というレベルではなく、「俺の領域(テリトリー)から出ていけ」という、防衛本能に基づいた強い言葉です。

実際に使ってみよう!

犯人のような脅し文句として使うのは厳禁ですが、自分の身を守るための「盾」としては有効です。

I told you I’m not interested. Back off!
(興味ないって言ったでしょ。いい加減にして!)
しつこいナンパや強引なセールスに対する「最後通告」です。「No」と言っても通じない相手には、これくらい強く言って境界線を引く必要があります。

Hey, back off! Give him some space.
(おい、下がれよ! 彼を解放してやれ。)
誰かが詰め寄られている時、喧嘩の仲裁に入る時などに使います。物理的に相手を引き剥がすイメージです。

I realized I was pushing too hard, so I decided to back off.
(強く押しすぎたと気づいたので、手を引くことにした。)
議論や交渉などで、自分が熱くなりすぎたと反省し、自発的に一歩引く(撤退する)場合にも使えます。これは大人の対応ですね。

『BONES』流・覚え方のコツ

「ブースの仁王立ち」で覚えましょう。

大切な相棒や被害者を守るために、彼が犯人の前に立ちはだかる姿。
「ここから先は通さない(Back off)」という、守るための強固なバリケードをイメージしてください。

似た表現・関連表現

stay out of it
(関わるな、引っ込んでろ)
状況や問題に口出ししないよう注意する表現。「これは部外者には関係ない話だ」と線を引くニュアンスです。

give me some space
(少し距離を置いて、ほっといて)
こちらはより個人的で、喧嘩の後の冷却期間や、一人になりたい時に使います。「嫌いだからあっちへ行け」ではなく、「精神的なスペースが必要だ」という訴えです。

retreat
(撤退する、退却する)
軍事用語や戦略的な「後退」を指す、よりフォーマルな言葉です。日常会話ではあまり使いません。

深掘り知識:見えない壁?「Personal Space」の文化

劇中でブースが口にする “Personal space”(パーソナルスペース)
これは他人に侵入されると不快に感じる「身体的な距離」のことです。

一般的に、アメリカ人は日本人よりもこの感覚が広く、特に親しくない相手に正面から近づかれることを嫌う傾向があります。

英語でのコミュニケーションでは、相手に “Back off” と言わせない距離感(Arms length=腕一本分くらい)を保つことも、重要なマナーの一つです。

まとめ|境界線はハッキリと

“Back off” は強力な言葉です。

むやみに使うべきではありませんが、自分のプライバシーや大切な領域が侵されそうになった時、境界線を守るための言葉として知っておくことは重要です。

もちろん、ブースのような強面で言う必要はありませんが、いざという時は毅然とした態度で、自分の心と体を守ってくださいね。

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